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2011年2月12日 (土)

『ザ・タウン』

今日は公開中の作品の中から、洋画をひとつご紹介♪

この作品、2010年度の賞レースの序盤で、かなり話題になってたんよね。昨年の段階では、作品としてアカデミー賞ノミネートも狙えるか、なんて噂もチラホラとあったらしい。結局のところ、作品としてのノミネートはなく、昨年度の『ハートロッカー』での主演男優賞ノミネートに引き続き、ジェレミー・レナーが助演男優賞にノミネートされただけに終わったんやけどね?!

とは言いつつも、監督 兼 主演のベン・アフレックが久々に注目を浴びることになった作品のデキを確かめるべく、いそいそと観に行った感想は......?!

ザ・タウン / The Town   ★★★☆☆   (2010年)

監督:ベン・アフレック

出演:ベン・アフレック、ジェレミー・レナー、ジョン・ハム、レベッカ・ホール、ブレイク・ライブリー、ピート・ポスルスウェイト、クリス・クーパー、タイタス・ウェリヴァー、スレイン

犯罪の多発する地区で育った男は、仲間と共に銀行や現金輸送車を襲撃して暮らしていた。ある時、銀行を襲った際に逃走のための人質となった女性が同じ地区の住人であることが判明し、顔を知られていないか調べるために彼女に近づくことに。そして話をするうちに、次第に彼女に心惹かれてしまうのだが......ってなクライム・アクション?!

犯罪が日常となっている暮らしのなかで出会ったひとりの女性、足を洗って、心機一転、人生をやり直そうと思うものの、断ち切ることのできない“しがらみ”、そんな葛藤のなかで繰り広げられるドラマが描かれてるんよね。

ベン・アフレックっていうと、どこか軟弱なイメージがあるんやけど、監督/主演を務めるこの作品、かなりドラマとして骨太に作られてた。

まぁ、細かいことを言えば、FBIの捜査が“ヌルすぎ”なんとちゃうかってツッコミたくもなるんやけど、主人公の揺れる心情や仲間との関係、父親に対する気持ちといったものが、しっかりと描かれてるあたり、なかなか悪くないんよね。

そんな人間ドラマに適度なアクションが加わった作品の完成度は、確かに賞レースで話題に挙がるだけのクオリティやったと思う。ベンくんの監督業について、次に期待させるだけのものはあったんと違うかな?!

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