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2011年3月25日 (金)

『君が躍る、夏』

今日は、昨年公開されてた邦画をひとつ、ご紹介♪

小児がんの女の子が“よさこい”に魅せられて、必死に闘病するってな実話を描いた作品ってことで、公開当時の評判も悪くなく、ちょっとした感動を期待してたんやけどねぇ.....(苦笑)

というわけで、そんな話題作(?)の感想は......?!

君が躍る、夏   ★★☆☆☆   (2010年)

監督:香川秀之

出演:溝端淳平、木南晴夏、五十嵐隼士、大森絢音、DAIGO、藤原竜也、本田博太郎、宮崎美子、隆 大介、高島礼子、高嶋政宏

地元の高知を離れ、東京で一流のカメラマンになることを夢見て頑張る青年と、小児がんに冒され、それでも“よさこい”を踊ることを夢見て必死に生きる少女との交流を描いた(?)ドラマ?!

“実話を基にした感動のドラマ”っていうことなんやけど、どこまでが実話なんやろ??発病後5年以上の生存率が非常に低い難病の子が、祭りで踊ることで病気と必死に闘うってところだけが実話で、それ以外が作られた話やったとしたら、これ、とんでもなく失礼な作品やと思うんよね。

なんでなら、子供の部分はサイド・ストーリーで、この作品のメインが夢に挫折しそうになったイケメンくんの恋愛ドラマになってもうてるからなんよ。そんでもって、このメインキャラとその周辺の若者たちが、なんとも“チャライ”んよなぁ(苦笑)

ジュノン・スーパーボーイだかなんだか知らんけど、完全にイケメンくんのイメージビデオ作りに精を出して、ついでに映画にした感のある作りは、お粗末としか言いようがないやんか。

ヒロインに微妙な顔した女優さんを選ぶあたりも、主役が際立つように配慮してるんかもなぁ.....?!

それに加えて、節操なく高知の観光地を転々としながら撮影してるあたりや、あまりにも作られすぎな場面の連続に思わず失笑の連続で、製作サイドの常識を疑ってまうってね(苦笑)

救いといえば、時折出てくる高知の美しい自然の景色と、ベテラン俳優の味のある演技かなぁ。主人公の両親を演じる隆おじさんと宮崎おばさんの夫婦っぷりは、絶妙な掛け合いに、心温まるものを感じてもうたね。それと高島姐さんは.....“男前”やったなぁ(笑)

というわけで、この作品、感動の実話をダシにして作られた、しょーもないイケメン恋愛映画ってことで、感動の欠片も感じられんような作品やった。

イケメンくんの熱烈なファン以外に観る価値はなく、2時間以上もつき合わさせるのがアホらしく思える、そんなデキやったかな?!

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