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2011年3月17日 (木)

『終着駅 トルストイ最後の旅』

なんか最近、いい恋愛映画を観てないなぁ....って思ってたら、意外なところで見つけてもうたんで、今日はそいつをご紹介♪

この作品、ロシアの文豪トルストイ(「戦争と平和」や「アンナ・カレーニナ」で有名)とその妻のお話なんよね。でもって、この妻というのが、“世界三大悪妻”と言われてるらしい(苦笑)

ちなみに、後のふたりは誰かってネット検索してみると、古代ギリシャの哲学者ソクラテスの奥さんと、かの大作曲家モーツアルトの奥さんが入ってるらしい。

そんな“世界的な”悪妻をヘレン・ミレンが演じると聞けば、ちょっと前に公開されてた『RED/レッド』で拳銃ぶっ放してたひとだけに、どんだけ暴れるんやろうって思ってたら、さすがにそんなことはなかったね?!(笑)

それどころか、この作品の演技で昨年のアカデミー賞で主演女優賞にノミネートされただけあって、いつもの演技派の実力を存分に発揮して、文句なしの見事さやった。

というわけで、そんな作品の感想は......?!

終着駅 トルストイ最後の旅 / The Last Station   ★★★★   (2009年)

監督:マイケル・ホフマン

出演:ヘレン・ミレン、クリストファー・プラマー、ジェームズ・マカヴォイ、ポール・ジアマッティ、アンヌ=マリー・ダフ、ケリー・コンドン、ジョン・セッションズ、パトリック・ケネディ

ロシアの生んだ偉大な作家トルストイと、その妻の関係を軸に、トルストイの秘書となったひとりの青年と老夫婦の関係を描いたドラマ?!

文豪の晩年を描いた話といわれると、なんとも小難しい雰囲気の映画を想像するんやけど、ここで語られるのは、長年の間連れ添った一組の夫婦の“愛”の物語なんよね。

自分の理想のために愛する人を悲しませ、苦悩する夫と、そんな夫や家族を愛するがゆえに苦しむ妻、それでも二人の間には決して揺らぐことない、お互いを想う“気持ち”がある、胸にぐっとくるんよなぁ。

そんな“夫婦”を演じるプラマーおじさんとミレンおばさんの味のある演技に引き込まれながら、そこに若手のマカヴォイくんがナイーヴな青年を演じる、これがなかなかの見応えなんよね。

確かに作品に芸術的な要素が欠けると言えるのかもしれんけど、心から愛し、愛されるひと組の老夫婦の“愛の物語”は、言葉を超越して、ごっつい切なくて、美しいんよなぁ。

ホンマにいい作品やった!?(拍手)

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