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2011年3月22日 (火)

『オリヲン座からの招待状』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、大好きな浅田次郎の短編小説を映画化したものなんよね。とはいえ、浅田作品の映画化って、どういうわけか成功した例が少ないために、この作品もあまり気乗りせず、観ないままやったんよ。

でも、ちょっと前に紹介した『トニー滝谷』での宮沢くんの演技が少し頭のなかに残ってて、しかもこの作品の共演が若手では演技力がある加瀬くんやってんで、ようやく手にしてみたんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.....?!

オリヲン座からの招待状   ★★★☆☆   (2007年)

監督:三枝健起

出演:宮沢りえ、加瀬 亮、宇崎竜童、田口トモロヲ、樋口可南子、中原ひとみ、原田芳雄、豊原功補

閉館されることになった京都にある小さな映画館、その歴史のなかで繰り広げられたドラマを描くってね?!

大衆の娯楽として活況だった昭和30年代、その映画館を経営していた一組の夫婦とそこで働いてた青年の関係、映画館で遊んでいた少年と少女、それぞれの喜びや悲しみをノスタルジックに語るんよなぁ。

原作の浅田次郎の短編小説とは、描かれてる視点や設定が変わってて、原作を知ってる者としては、どうしてもオリジナルの展開の方に思い入れがあって、ちょっと残念には思ったかな。

ただ、この作品の醸し出す雰囲気には、浅田作品にある“優しさ”や“温かさ”が十分に出てたような気がするんよね。

それに、出演してる役者がそれぞれの良さを出してて、作品の質としてはいい線いってるんと違うかなと思う。

まぁ、宮沢くんと加瀬くんの京都弁は、多少のぎこちなさがあるんやけど.....(苦笑)でも、二人とも嫌味のない、素直な演技してて、好感が持てた。

映画を愛する気持ち、大好きな映画館での楽しい思い出、好きなひとへの想い、なんや心温まるエエ話やないですか?!

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