« 『USB』 | トップページ | 『セラフィーヌの庭』 »

2011年3月 2日 (水)

『あの夏の子供たち』

先週の水曜日が“イタリア・デー”やったんで、今週はその流れ(?)で“フランス・デー”にしようかと思う。

えっ、理由?いやぁ.....特には......(笑)

てことで、そんなグタグタな前フリは程々にして、まずは最初の作品なんやけど、これ、カンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞した作品なんやって。

まだキャリアの浅い監督さんが撮ってるんやけど、身近にいたプロデューサーの話が基になってるらしい。丁寧に人物を描写していくあたりは、フランス映画の良さが出てると思うんやけどね?!

そんな作品の感想は......?!

あの夏の子供たち / Le Pere De Mes Enfants   ★★★☆☆   (2009年)

監督:ミア・ハンセン=ラブ

出演:キアラ・カゼッリ、ルイ=ド・ドゥ・ランクザン、アリス・ドゥ・ランクザン、アリス・ゴーティエ、エリック・エルモスニーノ、マネル・ドリス、イゴール・ハンセン=ラブ、サンドリーヌ・デュマ、ドミニク・フロ

映画プロデューサーとして多忙な日々を送る男は、献身的な妻と3人の可愛い娘たちに囲まれて、幸せな日々を過ごしていた。しかし、彼の経営する会社は財政難に陥り、遂に自らの命を絶ってしまう。残された妻と娘たちは、その悲しみとどう向き合うのか.......そんな家族の様子を描いたフランス映画?!

家族思いで優しかった父親、突然に失ったおおきな存在に対し、妻として、娘として、それぞれが悩むんやねぇ。

とはいえ、この作品、悲劇をテーマにしておきながら、どこか不思議な優しさに包まれてるんよなぁ。

話の構成も、前半は映画製作の裏話をリアルに描いてるようで、興味深かったり、そこに家族の仲睦まじい様子があり、そして新たな旅立ちへ、ってな具合に、うまく作られてたね。

“突然の死”を扱いながらも、ジメジメとすることなく、程よいセンチメンタルでおさえられているのは、そこに揺るぎない“家族の愛”が描かれてるからかもね?!

強烈なインパクトになるようなものはないんやけど、なんか観てて優しい気持ちになれる、そんな素敵な作品やったかな。

« 『USB』 | トップページ | 『セラフィーヌの庭』 »

映画」カテゴリの記事