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2011年3月24日 (木)

『パリ20区、僕たちのクラス』

今日は、フランスの教育現場の様子を描いた作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作者で教師でもあるフランソワ・ベゴドーが、自ら教師役で出演してるんよね。でもって、そんな作品は、アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされたり、カンヌ映画祭では最高賞のパルムドールを受賞し、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞では脚本賞を受賞し、作品賞や監督賞といった主要部門でもノミネートされたんよなぁ。

というわけで、そんな世界的に評価された作品の感想は......?!

パリ20区、僕たちのクラス / Entre Les Murs   ★★★☆☆   (2008年)

監督:ローラン・カンテ

出演:フランソワ・ベゴドーと24人の生徒たち

パリ20区にある中学校、移民の多いフランスらしく、様々なバックグラウンドをもった生徒たちが集まる教室を舞台に、ひとりの国語教師と生徒たちのやり取りを描いたドラマ?!

いやぁ、とても脚本があるとは思えないほど、教師と生徒の“バトル”が生き生きと.....というよりも、ドキュメンタリーのように生々しく描かれてる作品なんよなぁ!?(笑)

中学生といっても、先生の言うことは聞かない、言ったことの揚げ足をとる、文句だけは一丁前で、反抗的、でもってやりたい放題.....ってことで、ほぼ学級崩壊状態のクラスなんやけど、そんな生徒を相手に、必死に彼らの興味を引き出そうと先生が奮闘してるんよね。

教育者としてどこかで子供を信じたいという気持ちと、ひとりの人間として抑えきれない怒りの感情、そんなジレンマがヒシヒシと伝わってくるんよなぁ。

そんなリアルな教師と子供のやり取りを通して、10代前半の繊細な年頃の子供たちと付き合う難しさを感じさせながら、教育とは、っていう問題を問いかけてるんかもね。

取り立てて感動的なドラマがあるわけでもないんやけど、このクラスの緊張感は、思わず見入ってまうような、不思議な魅力があったかな。

かなり異色ながら、いい刺激のある作品やったね!?

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