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2011年4月30日 (土)

『彼女が消えた浜辺』

今日は、2009年のベルリン映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞したイラン映画をご紹介♪

イランの映画って、極端に叙情的な雰囲気の作品が多くて、しゃべる言葉の響きのせいもあってか、その“まったり感”で途中に意識が遠のくことがままあるもんやから、実は個人的には苦手やったりするんよね(苦笑)

しかし、この作品は、これまでのイラン映画の良さを残しつつも、娯楽としての要素を十分にもった、新しい流れを感じさせる良作やった。

というわけで、そんな作品の感想は.....?!

彼女が消えた浜辺 / Darbareye Elly   ★★★☆☆   (2009年)

監督:アスガー・ファルハディ

出演:ゴルシフテ・ファラハニ、タラネ・アリシュスティ、シャハブ・ホセイニ、メリッラ・ザレイ

仲間同士で家族を連れて休暇を楽しむはずが、離婚したばかりの友人に紹介するために連れてきた子供の幼稚園の先生をする女性が、海で子供が溺れたときの騒動で行方不明に。海に助けてに入って溺れたのか、それとも一人で先に帰ったのか、彼女の行動に疑問が生じ、謎は深まるのだが.....ってなサスペンス・ドラマ?!

忽然と姿を消した女性、残された者たちは彼女のことをよく知らず、焦りと自責の念だけが増していく、そんな苦悩に満ちたドラマが描かれてるんよね。

この作品、ベルリンで賞を獲っただけあって、なかなかの味わいやった。突然の出来事から始まるひとりの魅力的な女性をめぐる話は、徐々に真実に迫りながら、登場人物たちの心の揺れを繊細に映し出すんよなぁ。

話のカギとなる女性を演じる女優さんが美しいだけに、彼女がどないなったんかって気になってもうて、気づいたらかなり夢中になって話に食いついてる自分がいたりして......(笑)

久々にヒットのイラン映画は、気分的には“ほぼ4つ”のエエ作品やったね!?

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