« 『ドクターズ・ハイ』 | トップページ | 追悼!シドニー・ルメット ② 『デストラップ 死の罠』 »

2011年4月17日 (日)

追悼!シドニー・ルメット ① 『オリエント急行殺人事件』

震災やら放射能の話がニュースの大半を占めてる日々で、ふと目にした訃報、それは映画監督シドニー・ルメットが亡くなったって記事やったんよね。

遺作となった『その土曜日、7時58分』がもう一息な作品やっただけに、これで終わりかと思うと、ちょっと残念かなぁ。でも、映画監督としてのキャリアをスタートさせた作品である『十二人の怒れる男』は、映画史上で決して忘れることのできない名作やし、その後の数々の記録と記憶に残る作品は、この監督さんの偉大さを十分に物語ってると思うんよ!?

というわけで、今日はそんな監督さんのご冥福を祈りながら、作品をふたつほど、ご紹介ってね♪

オリエント急行殺人事件 / Murder On The Orient Express   ★★★☆☆   (1974年)

監督:シドニー・ルメット

出演:アルバート・フィニー、ジャクリーン・ビセット、アンソニー・パーキンス、ローレン・バコール、イングリッド・バーグマン、ショーン・コネリー、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、マイケル・ヨーク、リチャード・ウィドマーク

トルコのイスタンブールからフランスのカレーまでを結ぶ寝台列車オリエント急行、その車内でひとりのアメリカ人の富豪が殺された。たまたまその電車に乗り合わせた名探偵ポワロは、友人の依頼により、犯人を捜すのだが....ってなクラシックなサスペンスもの。

何者かが列車に潜りこんだのか、それとも乗客のなかに犯人が.....そんな謎を解明すべく、ポワロは乗客たちから事情聴取をしながら、やがて驚くべき事件の真相を突き止めるんやねぇ?!

ベテランから中堅、若手まで、個性的な大物俳優たちをキャスティングし、ひとクセもふたクセもある乗客を、豪華に、そしてキャラクター豊かに演じさせてるんよなぁ。

特に、この作品であえて地味な役柄をやり、アカデミー賞を受賞したバーグマンのくたびれ具合は、なかなかやったかな。

サスペンスでありながら、恐怖感を煽るのではなく、ワルツを使い、逆にワクワク感を演出するあたりの軽妙さが、ちょっと新鮮かもね?!

原作は読んだことがないんやけど、原作者のアガサ・クリスティが納得したデキと言われてるし。全体的に悪くない作品やとは思うんやけど、ただ、個人的には、ポワロを演じるアルバート・フィニーのオーバー・アクション気味なところが、少し気になってもうたかなぁ(苦笑)

« 『ドクターズ・ハイ』 | トップページ | 追悼!シドニー・ルメット ② 『デストラップ 死の罠』 »

映画」カテゴリの記事

特集?!」カテゴリの記事