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2011年5月15日 (日)

『八日目の蝉』

今日は話題作の邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作は“通販生活”でお馴染みの(?)角田光代のベストセラーなんやってね。なんてフリをしてみたところで、通販生活なんてしてないオヤジには、原作の前情報もまったくなく、劇場での予告だけが頼りやったんやけど.....(笑)

監督さんは、前作の『孤高のメス』や『クライマーズ・ハイ』なんかのシリアスものでも定評のある成島くんってことで、ちょっと期待してまうやんね。

というわけで、そんな作品の感想は......?!

八日目の蝉   ★★★☆☆   (2011年)

監督:成島 出

出演:井上真央、永作博美、小池栄子、森口瑤子、田中哲司、市川実和子、平田 満、風吹ジュン、劇団ひとり、余 貴美子、渡邉このみ

生まれた直後に父親の愛人に誘拐され、それから4年もの間、実の娘として育てられた子供は、やがて成長して大学生となるが、その事件がきっかけで実の両親としっくりいかず、苦悩の人生を送っていた。そんな彼女のもとをひとりのフリージャーナリストが訪れたことで、それを機に過去と直面することに......ってな、ちょっとシリアスなドラマ?!

他人を母親と思い込んで育った4年間、そして事件のせいで実の親を受け入れられなかったその後の十数年、心に傷を負ったひとりの女性が辿る、“あの頃”の記憶、切ない話やねぇ。これはきっと、血のつながりを越えた、“母と娘”の関係を問いかける物語なんやろなぁ。

そんな話の主役を務める井上くんは、文字どおり“体を張って”頑張ってるんやけど.......どうやろねぇ......この子の演技ってイマイチ胸に響いてこんのよなぁ?!(苦笑)

例えば、対する誘拐犯を演じる永作くんの表情から伝わる、ひとりの女性の胸の内、感情と比較すると、井上くんはセリフはうまく言えてるんやけど、それ以上のものが足りないっていうか.....。

あと、母親役の森口くんの演技が、2時間モノのTVサスペンス並みやったのがなぁ......この役は、不幸が似合う木村(多江)くんや、奥貫(薫)くんあたりにやって欲しかった(笑)

それと、重要な役どころで出てくる小池くんの“わたし女優よ”っていうオーラを出しまくりなあたり、とっても鼻につくってか?!(苦笑)

てなわけで、全体としては悪くはないんやけど、“泣ける”と言われて期待したほどのものは、正直なかったかなぁ。まぁ、女性の目線で、“母性”をもって観れば、また感想も違うんかも.......??

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