『バレッツ』
今日は、ジャン・レノが主演のフランス映画をご紹介♪
この作品、リュック・ベッソン率いるEuropa Corpの製作で、ベッソン&レノのコンビも、なんや久しぶりな感じやね。
ジャン・レノって役者を知ったのはベッソン監督の“全盛期”の作品『グラン・ブルー』やったし、その後の『ニキータ』の“掃除屋”でのインパクトから、ナタリー・ポートマンの記念すべきデビュー作の『レオン』での孤独の殺し屋と、ふたりでいい作品を作ってきたんやけどね。
そんなこんなで、この組み合わせにはちょっとしたノスタルジーと期待を抱きつつ、作品の感想は.......?!
ちなみに、どうでのエエ話なんやけど、“bullet”って単語、発音すると“ブレット”って表記に近いんやけど、なんで映画のタイトルになると“バレット”になってまうんやろね??なんや、いつも気になるというか、落ち着かないというか......(苦笑)
バレッツ / L'Immortel ★★★☆☆ (2010年)
監督:リシャール・ベリ
出演:ジャン・レノ、カド・メラッド、ジャン=ピエール・ダルッサン、マリナ・フォイス、リシャール・ベリ、ジョーイ・スタール、フィリップ・マニャン、カルロ・ブラント、ファニ・コラローヴァ、ムーサ・マースクリ
3年前に裏稼業をやめ、妻と息子と穏やかな日々を送っていた元マフィアのボスだったが、ある日、覆面の集団に襲われ、瀕死の重傷を負うことに。黒幕が親友だったと判明するものの、復讐を躊躇するのだが.....ってな、フレンチのバイオレンスもの。
一度足を踏み入れると、決して抜けられないヤクザな世界、愛する者を守るため、そして仲間のため、男は復讐の鬼と化す.....ってなことで、今回のジャン・レノくんは“オチャラケ”なしの、完全“仕事人モード”なんよね(笑)
久々のシリアス・ハードボイルドを決め込む姿は、やっぱり絵になるし、格好エエんよなぁ!?ちょっとシビレてもうたよ。
作品としては、それなりのテンションで展開してるんやけど、つなぎが悪いせいか、ちょっと分かりづらく、入り込みにくいんよね。せっかくのジャン・レノくんの頑張りやっただけに、もう少し上手くまとまるとよかったのになぁ。
ちょっと残念やったね!?