« 『リアル鬼ごっこ2』 | トップページ | 『ジーザス・キャンプ ~アメリカを動かすキリスト教原理主義~』 »

2011年6月11日 (土)

『フロム・イーブル ~バチカンを震撼させた悪魔の神父~』

今日は、キリスト教にまつわるドキュメンタリー作品を二つ、ご紹介♪

奇遇なことに、どちらの作品も2006年のアカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門でノミネートされてたんよなぁ。まぁ、キリスト教といっても取り上げるテーマが違うんで、まったく趣は異なるんやけどね。

まず最初は、聖職者による犯罪に関するお話ということで、これ、なかなか重い内容なんよ。この年のアカデミー賞にゴア副大統領の『不都合な真実』が出てなかったら、これが受賞してたかもなぁ?!

というわけで、そんな作品の感想は......?!

フロム・イーブル ~バチカンを震撼させた悪魔の神父~ / Deliver Us From Evil   ★★★★   (2006年)

監督:エイミー・バーグ

自らの教区で次々と子供に性的虐待を加えていったひとりの司祭、本人へのインタビューとその犠牲になった被害者と家族を追いかけ、更に問題の根源を追究したドキュメンタリー?!

単なる“ひとりのイカレタ聖職者”の話かと思ったら、法王を頂点とした教会内の権力構図の問題や、教会による事実の隠ぺいにより、被害はかなりの規模に上ることが指摘されてるんよなぁ。

本来であれば、神に仕える身として、人々に正義や道徳を説く立場にありながら、私利私欲のために“力”を悪用し、うやむやにする、そんな現実を目にすると、なんとも“やりきれない”気持ちになってまうよね。

特に、実際に被害者となった人やその家族の叫びを聞くと、胸が張り裂けそうになってもうたよ。

個人的には、恐怖心で信仰を煽るカトリックの考えってのは、疑問に思うんやけど、そんな宗教を信じる人々の心の弱さに付け込み、純粋な子供を傷つける“犯罪者”がいるってことを知らしめる意味でも、このドキュメンタリーも意義は大きいんと違うかな!?

« 『リアル鬼ごっこ2』 | トップページ | 『ジーザス・キャンプ ~アメリカを動かすキリスト教原理主義~』 »

お・ス・ス・メ!」カテゴリの記事