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2011年6月23日 (木)

『ペルシャ猫を誰も知らない』

今日は、最近ちょっと個人的に見直しつつあるイラン映画の中からひとつ、ご紹介♪

この監督さん、前作で政府当局を刺激してしまったらしく、撮影の許可が下りない状況で、ゲリラ的に首都テヘランを舞台に、この作品を作ったらしく、そんな苦労もカンヌ映画祭で賞をもらって、少しは報われたんかな。

というわけで、イラン映画の新たな世代(?)の作る作品の感想は......?!

ペルシャ猫を誰も知らない / No One Knows About Persian Cats   ★★★☆☆   (2009年)

監督:バフマン・ゴバディ

出演:ネガル・シャガギ、アシュカン・クーシャンネジャード、ハメッド・ベーダード

当局の検閲が厳しく、自由に音楽活動ができないことに嫌気がさし、国を出てロンドンでライブをやることに決めた若いミュージシャンのカップルは、偽造パスポートを闇業者に頼みながら、一緒に演奏するバンドのメンバーを探すのだが....ってな、ドキュメンタリー・タッチのイラン映画?!

イランでは、許可のない音楽を演奏するだけで刑務所送りになるってのが、ちょとびっくりやったね!?そんな理不尽な環境の中で、当局の目を盗んで、苦労しながらも音楽で表現しようとする人たちを追いかけてくんよなぁ。

ドラマとしては、若いふたりが出国する前に最後のライブをしようと奮闘する様子を追うだけのシンプルさなんやけど、それを実際にイランで頑張ってるミュージシャンたちの音楽でつなぐあたり、なかなか斬新なアイデアやったね!?

ロックにポップ、民族音楽風なものからオーガニックなもの、メタルからラップまで、イランの音楽事情なんて知らんもんやから、なかなか興味深かったかな。

独特な展開に、ちょっと違和感があるかもしれんけど、音楽好きの映画好きにとっては、十分に楽しめるデキやったと思う。何気にサントラが気になるかなぁ......♪

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