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2011年7月10日 (日)

『エンジェル』

というわけで、フランソワ・オゾンって監督さんの場合、必ずと言っていいくらい名前の前に“鬼才”とか“奇才”って形容詞がつくほど、業界では“変わり者”のレッテルが貼られてるらしい.....(苦笑)

とはいえ、毎回、そんな妙な作品を作ってるってわけでもなく、今日はおまけとして、彼の作品のなかで比較的“まとも(?)”そうなやつをひとつ、ついでにご紹介♪

フランス人の監督やから、基本的にフランス語の作品なんやけど、この作品が、初めての全編英語のセリフによるものなんやって。

常連のランプリングおばちゃんと若手女優のロモーラ嬢の魅力が“売り”かなぁ......?!

エンジェル / Angel   ★★★☆☆   (2007年)

監督:フランソワ・オゾン

出演:ロモーラ・ガライ、サム・ニール、シャーロット・ランプリング、ルーシー・ラッセル、マイケル・ファスベンダー、クリストファー・ベンジャミン

小さな食料品店の娘は、いつか豪邸に住むような暮らしをすることを夢見ていた。そんな夢を実現させるため、彼女は小説の執筆に没頭し、そしてついに成功を手にするのだが...ってな、オゾン監督の描いた、ある女の一生の物語ってか!?

自分のなかの弱さを虚勢や傲慢さで隠し、ただひたすらに夢に向かって前進する、しかし、そうして手に入れた幸せも、やがて手のひらからこぼれ落ち...ってなことで、富と名声、女にとっての幸せ、そんなものを描いてるんかなぁ。

夢見る少女から成功を手にした魅力的な女性、そして傷つき憔悴するまで、主演のロモーラ嬢の演技は、女心や虚栄心、純粋さ、様々な感情を表現していて、なかなかよかったね。

あとは、少ない出番でインパクト十分のランプリングおばちゃんの“凄み”に感心しつつも、正直いうともう少し話に絡んで欲しかったかなぁ....。

オゾン作品というと、内容に驚きを期待するだけに、その意味では逆に普通すぎて、物足りなさを感じてもうたりして.....?!(苦笑)

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