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2011年8月12日 (金)

『カーテンコール』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

いやぁ、実は今、とっても不安に思うことがあってねぇ。何かっていうと、今月末にお気に入りの作家である浅田次郎の代表作のひとつ『日輪の遺産』が映画になって公開されるんよ。

これまでも浅田作品ってのは、映画になっても当たりが少ないってのも心配のひとつなんやけど、よりによって出演者に“いつもムダに暑苦しい”中村獅童がいることが、悩みの種やねんなぁ(苦笑)

唯一の希望といえば、そんな作品の監督を“泣きのツボ”を心得てることでお馴染み(?)の佐々部くんが引き受けてるってことなんよね。

というわけで、そんな不安を払しょくすべく、佐々部監督の作品を取り上げようってか!?

カーテンコール   ★★★☆☆   (2004年)

監督:佐々部 清

出演:伊藤 歩、藤井 隆、鶴田真由、奥貫 薫、津田寛治、夏八木勲、藤村志保

かつて映画館が唯一の娯楽として賑わってた頃、幕間の舞台で芸をする男がいた、そんなネタを追うことになったひとりの若い女性記者は、読者からの投稿はがきをきっかけに、取材を始めるのだが.......ってなお話?!

何十年も前に途切れた親子の絆、忘れられない故郷の想い出や父親との絆、ちょっと切なくも温かい人間ドラマが展開するんよなぁ。

白黒の映像の中に、丁寧に描かれた昭和40年ごろの当時の世界、ノスタルジーを感じさせつつ、その切ないエピソードに涙し、現代での家族の絆の再生にまた涙するってかぁ。

いやぁ、毎度のことながら主役の伊藤くんの演技力はイマイチながら、脇を固める人たちがなかなか良かったね。

まぁ、いわゆる“ベタ”な感動系の話ではあるんやけど、映画への愛情をさりげなく使いながら、在日の苦労や、家族というものの重みについて考えさせる、しっかりした話やったかな!?

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