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2011年8月22日 (月)

『イラクの煙』

今日は、劇場未公開の作品の中から、イタリア映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、インパクトのある内容もあってか、イタリア国内ではかなり評判になってたらしく、ヴェネチア映画祭でもいろいろと賞を受賞したんやって。実際に起こった事件を、当事者が映画化したってことで、訴えかけるものがあったんやろね。

というわけで、そんな作品の感想は......?!

イラクの煙 / 20 Sigarette   ★★★☆☆   (2010年)

監督:アウレリアーノ・アマデイ

出演:ヴィニーチョ・マルキオーニ、カロリーナ・クレシェンティーニ、ジョルジョ・コランジェリ、オルセッタ・デ・ロッシ

映画監督を目指すひとりの若者が、友人の作品の助手をするために、撮影現場となるイラクに行くことに。安全だと聞かされて行った先は、想像とは違う場所だった......ってな、実際にイラクで体験した話を基に作られた作品?!

夢を追いかけ、お気楽に生きてきた男の人生を変えたひとつの出来事、そこで何が起こり、彼は何を感じたのか、主人公の心の変化を描いた、ちょっと異色の戦争を題材にしたドラマやった。

“戦争もの”とはいっても、そこはイタリア映画だけに、ユーモアを大事にしながらも、自爆テロという凄惨な現実をドキュメンタリー・タッチで描写することで、展開のコントラストを活かしつつ、よりリアルに訴えかけるんよなぁ?!

平和のためという大義をもって派遣される兵士、それを利用する人たち、少し皮肉を込めたドラマは、それを体験したひとにしか分からん、複雑な気持ちが込められてるんやろね。

メリハリのある展開とリアルな映像で語られる話は、小粒ではあるんやけど、なかなか悪くなかったね!?

それにしても、原題は“20本のタバコ”で、タバコ1箱分で経験したことを語ってるだけに、何とも中途半端で意味のない邦題やよなぁ......(苦笑)

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