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2011年9月

2011年9月30日 (金)

『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』

今日は、公開中の作品の中から邦画をひとつ、ご紹介♪

この話、実際にカンボジアに学校を作った大学生の体験記を基にして作られてるんやってね。原作は読んでないんやけど、若者の無気力さが言われるなかで、話を聞く限りでは、大した行動力やなぁって、感心してもうた。

そんな話の主役を、朝ドラ以来、すっかり爽やかさで好感度を上げてる(?)向井くんが演じるとなれば、さぞいいドラマに仕上がってるんやろう.....ってことで、そんな作品の感想は.......?!

僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.   ★★★☆☆   (2011年)

監督:深作健太

出演:向井 理、松坂桃李、柄本 祐、窪田正孝、村川絵梨、黒川芽以、阿部 寛、リリー・フランキー、江口のりこ、黄川田将也

苦労して医大に入り、学生生活を送っていたが、日々に何か物足りなさを感じていた青年が、たまたま郵便局で目にした、カンボジアに屋根のある学校を建てるというパンフレットに心を奪われ、それを目標に仲間と一緒に奮闘するってな、実際に話を基にした青春ドラマ?!

ふとした思いつきで動き出したプロジェクト、様々な難題にぶつかりながら、迷いながらも前に進もうとする若者の姿を描いてるんよね。

この話、要するに口先だけのボランティアや援助ではなく、実際に行動することの大切さ、そこから生まれる出会い、体験のすばらしさを伝えたいってことなんやろなぁ。

観光ガイドの映像として、一緒にカンボジアを旅行してるような気分になれる演出は、ちょっと映画としては違和感があったものの、行ったことのない国を知るってな意味では、悪くなかったかもね。

主演の向井くんは、このヘタウマな演技が狙いなのかどうかは知らんけど、爽やかさを前面に、嫌味のない、ボチボチな感じやった。

まぁ、そんな主役の彼よりも、個人的には、『ROOKIES -卒業-』で見かけて以来、密かに注目してる女優の村川くんが気になったんやけど。

作品全体としては、実際にあった感動的な話をベースにしてるだけに、涙腺を刺激するものはあったんやけど、でも、それは主役の若者たちがどうのというより、ガイドさんを始めとするカンボジアのキャストで泣かされてもうたかも?!(笑)

2011年9月29日 (木)

『ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男』

今日は、オマケとしてラッセ監督の最近の作品をもうひとつ、ご紹介♪

リチャード・ギアと監督さんのコンビと言えば、2年ほど前に公開されたハリウッド版のハチ公物語『HACHI 約束の犬』に引き続き.....というか、実はこっちの方が先やったらしいんやけどね。

ちなみに、作品のカギとなるハワード・ヒューズと言えば、ディカプリオがスコセッシの『アビエーター』で演じてた主人公の人で、飛行士であり、成功した実業家であり、時代のカリスマとして注目された人なんやって。

アカデミー賞を何部門かで受賞しながら、映画の内容としては散々やった『アビエーター』とは違い、ヒューズを売った男の物語は盛り上がるかと期待したんやけど.......。

ということで、作品の感想は......?!

ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男 / The Hoax   ★★★☆☆   (2006年)

監督:ラッセ・ハルストレム

出演:リチャード・ギア、アルフレッド・モリナ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ジュリー・デルピー、ホープ・デイヴィス、スタンリー・トゥッチ、メイミー・ガマー、クリストファー・エヴァン・ウェルチ、イーライ・ウォラック、デヴィッド・アーロン・ベイカー

新作の出版の話が飛び、窮地に陥った売れない作家は、半ば隠遁生活をしている大富豪のハワード・ヒューズから自伝の執筆を頼まれたとウソをつき、出版社をダマすのだが.....ってな、実際に起こった詐欺事件の張本人が書いた原作を映画化したドラマ?!

ちょっとした思いつきから発した嘘が、やがて出版業界を巻き込んで大騒動になる様と、デッチ上げた話を真実のように語るべく、のめり込んでいく男の苦悩を描いているんよね。

リチャード・ギアの演技って、当たり外れが多いという印象なんやけど、彼の持つ“軽薄さ”やいたずらっ子のような“無邪気さ”が、この作品の役柄には合ってたような気がする。

ラッセ監督の作品というと、いつも温かみのある感動を期待してまうんやけど、この作品は伝記ものという点で、少し趣が違ったようやね。それでも、70年代初頭のアメリカ社会の裏側が覗けるようで、話としては、それなりに興味深かったかな?!

『親愛なるきみへ』

今日は、まず公開中の作品をひとつ、ご紹介♪

原作を書いているニコラス・スパークスと言えば、『きみに読む物語』を始めとして、いろいろと作品が映画化されてるんよね。いくつか原作を読んだことがあるんやけど、なるほどベスト・セラーの常連だけあって、話の設定や盛り上げ方が実に巧みなんよなぁ。

この映画の原作も、かなりの話題作になってたらしく、こちらはまだ読んでないんやけど、人間ドラマを得意とするスウェーデン出身のラッセ・ハルストレムが監督すると聞いて、かなり期待してたんやけどねぇ......。

そんな作品の感想は......?!

親愛なるきみへ / Dear John   ★★★☆☆   (2010年)

監督:ラッセ・ハルストレム

出演:チャニング・テイタム、アマンダ・セイフリッド、ヘンリー・トーマス、リチャード・ジェンキンス、スコット・ポーター、カレン・モス、キース・ロビンソン、デヴィッド・アンドリュース、メアリー・レイチェル・ダドリー

休暇中にふとしたきっかけで知り合った陸軍に所属する青年と女子大生は、互いに強く惹かれあい、2週間で恋に落ちることに。休みが終わり、やがて任地と大学に戻ったふたりは、手紙で気持ちを確かめあうのだが......ってな、恋愛小説の巨匠(?)ニコラス・スパークスの原作を映画化したラブ・ストーリー?!

相手を想い、必要としていても、その愛を阻む障害が......ってなことで、切ない遠距離恋愛が展開するってか。なかなかドラマチックな話やし、それなりに盛り上がらんでもないんやけど、う~ん、どうも主役のアマンダくんが苦手なんよ(苦笑)

彼女の演技をみてると、どうしても人物が薄っぺらく感じてもうて、感情移入ができへんのよね。それに、一度、額のシワが気になると、ずっとそこに目がいってもうてなぁ.......(苦笑)

ジェンキンスおじさんの抜群のキャラクター設定など、ラッセ監督らしい丁寧な作りにはなってるんやけど、もとからアクション系の人ではないだけに、戦闘シーンなんかを入れると、ちょっとキツかったね。

ぐっと胸にくるような恋の話を期待しただけに、アマンダくんのがっかり具合もあって、個人的にはちょっと物足りんかったようで?!

2011年9月28日 (水)

『処刑教室』

今日は、洋画をひとつ、ご紹介♪

この作品のヒロインを演じてるミーシャ・バートンって、イギリスの若手女優さんなんやけど、前におススメのラブ・ストーリーとして紹介した『あの日の指輪を待つきみへ』での演技で注目してたんやけど、彼女、実は『シックス・センス』にも子役として出演してたらしいんよね。

そんな彼女が“セクシー担当”として登場する作品の感想は........?!(笑)

どうえもエエ話なんやけど、出演者の中に、歌手のレニー・クラヴィッツの実の娘がいたのに、ちょっとビックリしてもうたよ。

処刑教室 / Assassination Of A High School President   ★★★☆☆   (2008年)

監督:ブレット・サイモン

出演:リース・ダニエル・トンプソン、ミーシャ・バートン、ブルース・ウィリス、マイケル・ラパポート、パトリック・テイラー、キャスリン・モリス、メロニー・ディアス、ジョシュ・パイス、ジョー・ペリノ、ゾーイ・クラヴィッツ

冴えない新聞部の男子高校生が、校長室から試験の答案が盗まれた事件について、追跡調査をすることになるのだが.......ってな、学校を舞台にしたサスペンスもの?!

深まる事件の謎、隠された秘密、憧れのクラスメートとの恋、高校生が大活躍......ってことにはなってるんやけど、かなりスリリング(?)な邦題とは違い、出だしから“ゆる~い”展開なんよ(苦笑)

今どきの高校生の日常をってことなんかもしれんけど、セリフがことごとくシモネタに走ってて、なんなんやろなぁってね。

そんなこんなで、中途半端なコメディ・テイストで進むあたりで、最初は失敗したなぁって思ったんやけど、でも、次第にその“ゆるさ”がクセになるのか、意外と最後までしっかりと楽しめたりもしてね(笑)

まぁ、ヒロイン役のミーシャ嬢が20代半ばにして女子高生を熱演するあたりの別格の存在感が男心を見事にくすぐり、目をくぎ付けにするってあたりがポイントなのかもしれんけど?!(笑)

2011年9月27日 (火)

黒帯ガールの二番勝負♪ ② 『KG カラテガール』

というわけで、“黒帯ガール”の最新作を、ご紹介♪

てなことで、『ハイキック・ガール』を観る限りでは、まさか彼女の名前を前面に出して、次の作品がつくられようとは、正直、思ってなかったんやけど、高く振りかざした切れ味鋭い足蹴りは、どうもそれなりの需要があったようで......(苦笑)

なんだかんだ言って、いずれの作品にも平均点を付けてしまってるこのハゲも、ちょっとどうかと思ったりもするんやけど......まぁ、もとからハードル(期待値)の高くない作品やからね!?(笑)

というわけで、とりあえず感想を.......?!

KG カラテガール   ★★★☆☆   (2010年)

監督:木村好克

出演:武田梨奈、飛松陽菜、中 達也、入山法子、横山一敏、リチャード・ウィリアム・へセルトン、滝沢沙織、堀部圭亮

かつて沖縄にいた伝説の空手家の血を引く一家は、ある時、家宝となっている先祖の“黒帯”を狙う謎の集団に襲われてしまう。父親は殺され、妹を誘拐され、残された姉は正体を隠しながら、父の教えを守っていたのだが......ってな、空手アクション映画?!

実際に黒帯の武田くんの空手は、素人目で見ても感心してまうほど、今回もなかなかの“切れ味”やったね。

デビュー作と同様に、スーパー女子高生として飛び蹴りに回し蹴りと、相変わらずの見事な活躍やったかな。

まぁ、作品のコンセプトとしては、彼女のアクションを前面にってことなわけで、話の内容なんてのは、深く論じるようなものではないってか!(笑)

ツッコミだしたらキリがないわけで、一昔前のヒローモノの悪役のような怪演を見せる堀部くんの存在を楽しみつつ、少しだけバージョンアップした(?)アクション映画は、軽~い気持ちで.....ね!?

黒帯ガールの二番勝負♪ ① 『ハイキック・ガール!』

今日は、ちょっとマニアックな邦画を2つほど、ご紹介♪

何がマニアックかって、いずれの作品にも主演で登場する武田くんは、空手の黒帯の腕の持ち主なんやってね。そんな彼女がB級(?)映画でアクション女優を目指して頑張るって辺りが、なんともマニアックってか。

目指せ、第二の志穂美悦子......なんて言ったら「誰や?」って言われそうやけど、千葉真一率いるJAC(Japan Action Club)の出身でかつてはアクション女優として人気を博し、歌手の長渕くんの奥さんになった“悦ちゃん”って......知らんかぁ?!(笑)

どうでもエエような余談は置いといて、まずは、そんな彼女のデビュー作の感想から.......ね!?

ハイキック・ガール!   ★★★☆☆   (2009年)

監督:西 冬彦

出演:武田梨奈、中 達也、高橋龍輝、天野暁兒、須藤雅宏、山根和馬、鈴木信二

自分の強さを証明し、師匠を認めさせるために、腕の立つ相手に勝負を挑み、“黒帯狩り”をする女子高生。ある時、“壊し屋”なる謎の集団から入門テストの誘いを受けるのだが....ってな空手アクション?!

ミニスカ女子高生の回し蹴りが、次から次へと炸裂~ってね(笑)

主役の武田くんは、実際に黒帯の腕前らしく、なるほど容赦ない蹴りでビシバシと相手を倒す様は、かなり決まってた。殴られた相手のその痛そうなことといったら....(苦笑)

リアルな格闘を売りにして、要所要所でスローモーションを使って演出するあたりは、ノリからするとタイ映画の『マッハ!』に似てるんかもなぁ。まぁ、観る前から何を期待するわけでもないわけやから、少々しょぼくてもね?!(笑)

途中から誰が主役か分からんようになったり、戦いを周りでボ~と眺めてる下っ端が不自然やったり、大口を叩く敵が、相当しょぼかったり、ツッコミどころは満載なんやけど、こんなもんやろねぇ?!

2011年9月26日 (月)

『ホワイトチャペル』

今日は、秋の夜長はサスペンスで......なんて人におススメな作品をひとつ、ご紹介♪

これ実はイギリスのTV映画(ドラマ)らしいんよね。日本ではどうやらWOWOWで放送されたらしいんやけど、そんな“ブルジョア”なものには加入してるわけもなく、たまたまレンタル屋で手にしたんよね。

タイトルのホワイトチャペルってのはロンドンのイーストエンドにある地名で、100年ちょっと前に連続殺人事件があって、その残忍な手口から“切り裂きジャック”として後の世に知られ、結局、犯人は捕まらず、今なを謎として語られるんよね。

そんな過去の事件を題材にしたドラマは、いつも良質なものを作るBBCらしく、なかなかのデキやった。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

ホワイトチャペル / Whitechapel   ★★★★   (2009年)

監督:S・J・クラークソン

出演:ルパート・ペンリー=ジョーンズ、フィル・デイヴィス、スティーブ・ペンバートン、アレックス・ジェニングス、クリストファー・フルフォード、ジョニー・ハリス、クレア・ラッシュブルック、ソフィ・スタントン

惨殺された女性の死体が見つかった事件で、捜査の指揮を執ることになった若いエリート警部補は、事件が100年前に同じ地区で起こった“切り裂きジャック”の事件と類似していることに気づいたのだが......ってな、BBC製作のTVドラマ?!

慣れない現場での捜査への戸惑い、部下となる現場の刑事の反発、手がかりもなく正体の見えない犯人に、次第に焦りばかりが募り.......ってな謎解きミステリーなんやけど、最初は映画やなくてTVドラマなんやって少しがっかりしながら観てたら、グイグイと引き込まれてもうたよ!(笑)

何がうまいかって、登場人物のキャラが丁寧に描かれてるし、先の見えない展開は、サスペンスの醍醐味がぎっしりと詰まった、絶妙なテンションで進んでくんよね。

過去から甦った(?)謎の殺人鬼とそれに挑む刑事たち、犠牲者がすべて女性ってことを除けば、男臭さ満点の130分ちょっとのドラマは、なんとも贅沢な時間やったなぁ!?

てなわけで、お見事!!(パチ パチ)

2011年9月25日 (日)

『アジョシ』

今日は、公開中の作品の中から、韓国映画をひとつ、ご紹介♪

日本で公開される韓国映画の宣伝って、必ず「○○百万人動員」とか、「△△百万人が涙した」とかって書いてあるやんね。何か“とてつもなく”なくヒットした印象やけど、これまでの経験からすると、あまり当てにならんような気がするんよね(苦笑)

この作品もご多分にもれず、“昨年度の韓国NO.1ヒット”やそうで、ホンマかいなって軽くツッコミを入れながら観た映画の感想は.......?!

アジョシ / (ハングル)   ★★★☆☆   (2010年)

監督:イ・ジョンボム

出演:ウォンビン、キム・セロン、キム・ヒウォン、キム・ソンオ、キム・テフン、ソン・ヨンチャン、タナヨン・ウォンタラクン

人目を忍んで、小さな質屋を営む男は、ナイトクラブで踊り子をする母親と暮らす、隣家の少女の相手をしていた。ある時、組織の麻薬を母親が奪ったことで、男もまた事件に巻き込まれていくのだが.......ってな、韓国のクライム・サスペンス?!

過去を引きずりながら静かに生きる男と、そんな彼を慕う孤独な少女、大切なものを守るため、極悪非道な“組織”にひとり立ち向かう.....う~ん、男前すぎやろっ!(笑)

話の流れや描写といったものは、この手の韓国映画にありがちな、オーソドックスなもので、それほど意外性はなかったかな。

しかし、この作品、なんといっても主役のウォンビンがスゴイんよ!?その圧倒的な存在感と全身から醸し出す雰囲気に、思わず見入ってもうたね。悲しみを背負って生きる、そんな男の哀愁に、キレキレのアクションとくれば、こりゃたまらんですわ!

20代の頃は、イケメン俳優ってことで、役者というよりもアイドルのイメージやったんやけど、兵役を経て、いい具合に年を重ね、演技に重さがでてきたみたいやね。エエ役者になったなぁって、思わず唸らされてもうたよ。

というわけで、この作品、ウォンビンの演技を堪能するっていう目的だけでも、鑑賞する価値があるんと違うかなぁ......ファンのひとも、そうでないひとも、ねっ!?

2011年9月24日 (土)

『世界侵略:ロサンゼルス決戦』

今日は、公開中の作品の中からひとつ、ご紹介♪

この映画、確か春頃に公開の予定やったのが、今回の震災の影響で秋まで公開が延期されてたんよね。予告の映像で観た宇宙船が、どこか『第9地区』を思い出させるものがあって、ちょっとワクワクしてたんよね。そういえば、この監督さんも南アフリカの出身やし.......。

というわけで、そんな作品の感想は......?!

世界侵略:ロサンゼルス決戦 / Battle Los Angeles   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ジョナサン・リーベスマン

出演:アーロン・エッカート、ラモン・ロドリゲス、ミシェル・ロドリゲス、Ne-Yo、ブリジット・モイナハン、マイケル・ペーニャ、ルーカス・ティル、テイラー・ハンドリー、コリー・ハードリクト、アデトクンボー・マコーマック

突然、地上に降ってきた謎の隕石、それは宇宙からの侵略者による攻撃の始まりだった。ロスの市街地に取り残された民間人の救出という命令を受けたある海兵隊の部隊は、戦闘地域を進むのだが......ってなSFアクション?!

未知の敵による猛攻、壊滅する都市、実戦経験のない若い部隊とそこに代理で加わった退役前の二等軍曹、恐怖のなかで、彼らは次第に追い込まれていく......ってか。

賛否両論の前評判で、正直、あまり期待はしてなかったんやけど、映像的にもドラマとしても、思いのほか楽しんでもうたね!(笑)

いやね、確かに都合よく展開しすぎるとか、ありがちなストーリーやとか、海兵隊を持ち上げすぎとか、まぁ、いろいろとツッコミたくなる所が多々あるのは分かるんやけど、家族のため、国のため、仲間のために戦うんやっていう、このとことん“男臭い”ドラマに、ちょっと熱くなってもうたんよ。この高揚感は、そう、何となく『アルマゲドン』に近いものがあるかもなぁ?!

困難を乗り越え、力を合わせて前に進む、まぁ、ここまで頑張るんやったら、ちょっと救われたってもエエかなぁなんて思ったりもするやんか(笑)

まぁ、いろんな意見があるのは承知の上で、個人的にはアリかもね!?またコアなSFファンに、“SF映画の採点が甘い”ってツッコまれてまうかなぁ......(苦笑)

2011年9月23日 (金)

『ラビット・ホラー3D』

今日は、公開中の作品の中から、邦画をひとつ、ご紹介♪

前から書いてるとおり、実はあまりホラーって得意やないんよね。小学生の頃にテレビで観た『オーメン』がトラウマになってるのか、どうも苦手でなぁ.....(苦笑)

そんなわけで、数年前からのJホラーのブームも“ちゃっかり”とスルーしてきたもんやから、清水監督の作品ってのは、ほとんど観たことがないんよね。

今回もパスかなぁって思ってたんやけど、主演が個人的に女優として注目してる満島くんってことと、“恐怖が3Dで飛び出してくる”ってな所に興味がわいて、ちょっと勇気を振り絞って試したってわけ(笑)

というわけで、そんな作品の感想は......?!

ラビット・ホラー3D   ★★★☆☆   (2011年)

監督:清水 崇

出演:満島ひかり、香川照之、大森南朋、緒川たまき、澁谷武尊、田辺桃子

学校で飼っているウサギが死にかけているのを見て、その息の根を止めた小学生の少年、学校の図書館で働きながら、そんな弟の世話をやく口のきけない姉、ある日、一緒に観に行った映画のスクリーンから飛び出してきたウサギの縫いぐるみが、ふたりを別の世界へと誘うのだが......ってなホラー調のドラマ?!

腹ちがいの10歳の弟と、10年前に声を失った姉、ふたりの母親を失い、仕事に逃げる絵本作家の父親、悲しい過去を背負い生きる、ある家族の様子を描いた話なんよね。確

かにホラー・テイストな部分はあるものの、主演に満島くんと香川くんを並べたあたり、どちらかというと家族の悲劇の物語っていう方が強いんと違うかな。

ふたりの演技は、さすが演技派だけあって、なかなか見応えがあったね。弟役の男の子も子役としてのキャリアはあるみたいやけど、逆にちょっと不自然やったかな。

それとこの映画、タイトルに3Dとつくだけあって、映像の方もかなりこだわってるようで、立体効果をうまく使って表現しとったね。ウサギの縫いぐるみがあんなに不気味に迫ってくるとは......なんて(笑)

清水監督ってことで、ホラーを期待して観ると少しがっかりするんかもしれんけど、ドラマとしては、なかなかの味わいで、悪くないと思うんやけどなぁ.....?!

2011年9月22日 (木)

『アウェイク』

今日はちょっとシリアスに、サスペンス映画をひとつ、ご紹介♪

この映画で主演を務めるヘイデンくんって、個人的にあまり好きやないんよなぁ。何でかっていうと、あの名作「スターウォーズ」をひとりでぶち壊したのが彼やからなんよね。あの役を別の役者がやってれば.......そう思うと、彼の顔を目にするたびに歯がゆさが募ってまうんよ(苦笑)

そんなこともあって、この作品も劇場公開の時は足が向かず、そうはいいながらもジェシカくんが登場ってことで、とりあえずレンタルで鑑賞しとくかなぁ.....ってなことで。

そんな作品の感想は.......やっぱり......ね?!(苦笑)

アウェイク / Awake   ★★★☆☆   (2007年)

監督:ジョビー・ハロルド

出演:ヘイデン・クリステンセン、ジェシカ・アルバ、テレンス・ハワード、レナ・オリン、クリストファー・マクドナルド、サム・ロバーズ、アーリス・ハワード、ジョージナ・チャップマン

父親の事業を受け継ぎ、若くして富を手に入れた実業家の青年は、心臓に病気を抱えていて、移植手術が必要だった。恋人と密かに結婚式を挙げた夜、病院からドナーが現れたとの連絡が.......ってな、サスペンス映画?!

手術台で麻酔で意識を失うはずが、覚醒したままの状態で耳にした担当医たちの会話、知ってしまった真実......話の着想としては、なかなかオモロイ線をいってるんやけどね。

何が残念って、やっぱり主役のヘイデンくんの演技がなぁ.....はぁぁ.......どないしようもないねぇ.......(苦笑)

麻酔で身動き取れないってな設定で、声だけの演技があったりもするんやけど、動きがないだけに、余計にセリフ回しの下手くそさが際立ってもうて.....(苦笑)

まぁ、そんな作品としてガッカリなところをジェシカの色気で埋め合わせしてくれるんで、個人的にはエエかって思ったりもして.....?!(笑)

上手く作ればもっと意外性のある作品になったんやろうに、そう考えると、ちょっともったいなかったかなぁ?!

それにしても、未だにハリウッド作品の日本人の役を日本人が演じることができず、韓国や中国の役者が“怪しい”日本語をしゃべってるのは、なんでやろね??もう、違和感ありまくりやった......(苦笑)

2011年9月21日 (水)

『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』

今日は洋画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督さんは、実は以前に紹介したサイモン・ペッグっていうイギリスの俳優と組んで、ゆる~いゾンビものや警察もののコメディを作ってるイギリスの人なんよね。

その脱力系の作風は、サイモンくんの存在感のせいかもしれんけど、なんや妙にくすぐられるんよなぁ。

今回の作品も、どうやら同じようにゆる~い恋愛青春ドラマになってるってことで、期待して観たんやけど。

というわけで、そんな作品の感想は.........?!

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団 / Scott Pilgrim Vs. The World   ★★★☆☆   (2010年)

監督:エドガー・ライト

出演:マイケル・セラ、メアリーエリザベス・ウィンステッド、キーラン・カルキン、クリス・エヴァンス、アナ・ケンドリック、アリソン・ピル、オーブリー・プラザ、ジョニー・シモンズ、マーク・ウェバー、エレン・ウォン、ブランドン・ラウス、ブリー・ラーソン、ジェイソン・シュワルツマン、斉藤慶太、斉藤祥太

夢の中に出てきたミステリアスな女の子と現実の世界で巡り合い、すっかり心を奪われた青年は、彼女と付き合うために、どういうわけか彼女の元カレたちと戦わなければならないことに......ってなお話?!

出だしからノリノリで始まる話は、テレビゲームをモチーフにしながら、ファンタジー、SF、コメディ、アクションに.....ってな恋愛ドラマ?!

とっても奇想天外でナンセンスでありながら、ノリノリな音楽もあってか、そのぶっ飛び具合が妙に心地よかったりしてね!(笑)

とことんポップさにこだわった映像は、斬新さを出しつつ、カラフルでなかなか楽しませてくれたかな。

まぁ、こんだけ奇抜な作りの作品やと、“なんじゃこりゃ??”って思ってドン引きするか、何となく気づいたらハマってるか、どっちかなんやろうけど.......個人的には.......アリ?!

さぁ、愛のために、戦え~ってかぁ!?(笑)

2011年9月20日 (火)

『東京残酷警察』

今日は、かなり“取扱い注意”な邦画をひとつ、ご紹介♪

監督の西村くんは、『片腕マシンガール』『ロボゲイシャ』でお馴染み(?)の井口監督のお友だちらしく、また、特殊メイクや造形の分野で有名で、園 子温監督や清水 崇監督の作品でも腕を振るってるんやってね。

というわけで、一応ホラーにカテゴライズされる作品なんやけど、“戦慄の”とか“恐怖の”といった形容詞が付くのとは違い、“エグイ”と“オカシイ(?)”がミックスしたような内容なんで、“要注意”ってことで......。

そんな作品の感想は........?!

東京残酷警察 / Tokyo Gore Police   ★★★☆☆   (2008年)

監督:西村喜廣

出演:しいなえいひ、板尾創路、堀部圭亮、紅井ユキヒデ、坂口 拓、菅田 俊、マメ山田、清水 崇、園 子温

警察が民営化された近未来の東京で、人を襲う、肉体改造された“エンジニア”と呼ばれるミュータントを捕まえる女刑事は、目の前で警官だった父を殺した相手を見つけたのだが........ってな、スプラッター系の........ホラー.......&コメディ??(笑)

ノッケからエゲツない描写で血しぶきが飛び散り、次から次と肉が裂け、手足やら頭が転がる......う~ん、エグっ!?(苦笑)

あの井口監督とお友だち(?)なだけあって、単に怖がらせるホラーっていう路線やなくて、あまりの悪ノリぶりに、思わず笑ってまうところがなんともね!?

そんでもって、繰り返し流れるノリノリの音楽で絶妙なテンポを作り出し、気が付いたら次に何が出てくるか、ちょっと期待してもうたりして(笑)

そうはいっても、出てくる描写は、とことんグロとエロで、下世話で下品、そんでもって“痛い”んよね。

とてもひと様におススメできるようなシロモノやないし、間違っても軽い気持ちで晩飯どきに観たらアカンよ。まぁ........ダイエットの効果はあるかもしれんけど.......なんて!?(笑)

2011年9月19日 (月)

『ハウスメイド』

今日は、公開中の作品の中から韓国映画をひとつ、ご紹介♪

この映画、予告編でなんや気になってたんよ。家政婦が主役でダンナと関係を持って奥さんとガチンコ対決、そんなサスペンスものってことで、“女の戦い”ってやつで盛り上げてくれるんかなぁ.....ってね!(笑)

昨年のカンヌ映画祭でパルム・ドールの候補作品になってたらしく、そういう意味でも興味があったんやけど。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

ハウスメイド / The Housemaid   ★★★☆☆   (2010年)

監督:イム・サンス

出演:チョン・ドヨン、イ・ジョンジェ、ソウ、ユン・ヨジョン、パク・チヨン、アン・ソヒョン

金持ちの若夫婦の住む豪邸に住み込みの家政婦として雇われた女は、家の主に迫られ、そのまま一線を越えてしまうのだが.......ってな、韓国のエロ・サスペンス映画?!

夫の浮気を知り、怒り狂う身重の妻、そんな娘のために、策をめぐらす母、裕福な家庭の中で起こる顛末を見つめるベテランの家政婦、女たちの妬みや憎悪が交錯する......てな流れに、ディープでドロドロの愛憎劇が繰り広げられることを期待してたんやけど、意外と“まったり”やったね。

もっと感情が剥き出しになって、陰険なバトルが始まって、エゲツない攻防があると思いきや、表面的な描写でさらりと展開するもんやから、途中でちょっと“かったるく”なってもうたよ(苦笑)

淡々とした流れがあるからラストが際立つってことなんやろうけど、心理描写が浅すぎるもんやから、意味深なオープニングも活きてこず、“女の執念”や“狂気”ってやつも、もうひとつストレートに伝わらんかったかな。期待しただけに、ちょっと肩すかしやったよ?!

それにしても、途中で“家政婦は見た”的な演出があるあたりは、国は違えども発想は同じなんやなぁって、ちょっと笑ってもうたね。テレ朝も市原さんでリメイクしてみる......なんて??(笑)

2011年9月18日 (日)

『探偵はBARにいる』

今日は公開中の作品の中から、邦画をひとつ、ご紹介♪

この監督さんって、TV版の相棒シリーズを監督してるらしいんやけど、そんな人が個性的なキャラの主人公を使ってサスペンスものを撮るってなると、ちょっと期待してまうやんね。

そんなこんなで、ちょいと楽しみにしながら、公開初日に鑑賞した作品の感想は......?!

探偵はBARにいる   ★★★☆☆   (2011年)

監督:橋本 一

出演:大泉 洋、松田龍平、小雪、西田敏行、田口トモロヲ、波岡一喜、竹下景子、石橋蓮司、松重 豊、高嶋政伸

札幌のススキノにあるバーを拠点に活動している探偵は、ワケありな女の依頼を電話で受けたことで、危うく怪しい男たちに殺されそうになるのだが......ってなサスペンス?!

主演が大泉くんっていう時点で、たまらなく“ゆる~い”んやろうなぁって思ったら、地元の北海道が舞台ってこともあってか、いつも以上に力が抜けとったね(笑)

そんな彼の相棒役を演じる松田家の長男坊が、さらに脱力系で、オープニングの野暮ったい演出もあったりで、全体にほどよい“マッタリ感”の漂った作品に仕上がってたかな。

主演のコンビはキャラが立ってて、良かったんやけど、悪役の高嶋くんがなぁ......。私生活のゴタゴタが想像できるようで、なんやキレた演技が必要以上にリアルに見えて、思わず引いてもうたりして(笑)

それに、笑いを取りにいってるのか、それともシリアスなのかよう分からん、どう見ても“乗っかってる”中途半端な髪が気になってもうてなぁ......(苦笑)

ヒロインが小雪くんって時点で、個人的にはちょっと......って思ってもうたせいか、話の筋も驚くほどのヒネリもなく、残念ながら期待したほどのワクワク感はなかったね。まぁ、総合すると、ボチボチってとこなんかなぁ.......ね?!

2011年9月17日 (土)

『ミケランジェロの暗号』

今日は、公開中の作品の中から、ヨーロッパの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、売り文句に2007年のアカデミー賞で外国語映画賞を受賞した『ヒトラーの贋札』っていう作品があるんやけど、“そのスタッフが贈る”ってあるんよね。

でも、クレジットを見比べた限りでは、製作のひとが同じなだけで、監督も違えば脚本も違うし、主要なキャストもかぶってないんよなぁ.......。まぁ、売り込む配給会社も必死やってことは、たぶん真実なんやと思う(笑)

ということで、そんな作品の感想は?!

ミケランジェロの暗号 / Mein Bester Feind   ★★★☆☆   (2010年)

監督:ヴォルフガング・ムルンベルガー

出演:モーリッツ・ブライブトロイ、ゲオルク・フリードリヒ、マルト・ケラー、ウーズラ・シュトラウス、ウーヴェ・ボーム、ウド・ザメル、ライナー・ボック、メラーブ・ニニッゼ、カール・フィッシャー

ウィーンで画商を営むユダヤ人一家には、ミケランジェロが描いた幻の作品があった。侵攻してきたナチスは、その存在を知り、同盟相手のムッソリーニに贈るため、絵を没収しようとするのだが......ってなドラマ?!

大事な絵を守ろうとする父親と息子、奪おうとするナチス、一枚の絵を巡る、ある家族とナチスの攻防.....戦争映画というよりは、痛快な娯楽作品っていう方が合ってる感じかな。

戦時下でのユダヤ人迫害や、ナチスの脅威を背景にしながらも、意外性のあるストーリーは、どこかユーモアに溢れてて、なんや引き込まれるものがあるんよね。

まぁ、独伊同盟の命運を握る絵っていうのも史実からしてどうなんやろうっていう点や、話が地味といってしまえばそれまでなんやけど、ある意味、父と子でナチスを相手に心理戦という戦争を仕掛けるような話なわけで、なかなか“おもろい”と思うんやけどなぁ?!

どこぞのおネエ系評論家の感想はイマイチやったみたいやけど、ヨーロッパ映画が嫌いやなかったら、結構、楽しめると思うんやけどね!?

ただ、タイトルの“暗号”って、やたらとダヴィンチ・コード的はミステリアスな雰囲気を出そうと知恵を絞ったんやろうけど、暗号とはそもそも隠された意味をもつ文字や記号をいうわけで、そんなものは出てこないんやけど..........ちょっと必死すぎんかね??

本題から“すっかり”ズレてもうてるやけど、なんでそうなるんかなぁ......?!(苦笑)

2011年9月16日 (金)

『SP 革命篇』

今日は邦画とひとつ、ご紹介♪

この映画、言わずと知れた昨年秋に公開された『SP 野望篇』の続編なんよね。前篇で微妙に期待を裏切られてもうたこともあって、結局、後篇は映画館では観ることなく、スルーしてもうたんよ。

まぁ、そうはいいながらも、半分だけ観て、後は観ないってのも気持ちが悪いんで、とりあえず試してみるかなぁってことで、レンタル開始早々に、手にしてみたってわけ。

そんなこんなで、そのデキやいかに........?!

SP 革命篇   ★★★☆☆   (2011年)

監督:波多野貴文

出演:岡田准一、堤 真一、香川照之、真木よう子、松尾 諭、神尾 佑、野間口徹、堀部圭亮、波岡一喜、山本 圭、螢 雪次朗、入山法子、春田純一、大出 俊

革命を目指すグループにより衆議院が占拠され、大臣の警護のために国会に入っていた四係の面々も孤立するのだが......ってな、SPが大活躍(?)するドラマの映画版の後編?!

議場に立てこもり、政治家の腐敗を暴こうとする犯人たち、それを阻止しようとするSP、国会を舞台にして大暴れってかぁ?!(笑)

権力を使って不正を行い、私腹を肥やす政治家をやっつける、そんな所は確かに痛快やんね!これができれば原発事故なんて防げたかもなぁ.....なんて言ってみたりして...(苦笑)

そんなちょっと過激なドラマは、アクション重視でテンポよく展開し、途中、オイオイってツッコミを入れてまうような作戦もあったりしつつ、なかなか緊迫した流れで楽しめたね。

でも、よくよく考えると、ちょっとムリがあるすぎで、強引やよなぁって思うんよ。だいたいSPの泣き言聞かされてもなぁ........プロなんやから.......。

それと、これ前篇と話がつながってるかぁ??だいぶ前に観たから、あまり覚えてないんやけど、どうも出だしでスンナリ職場で顔を合わすあたり、違和感あるんやけど......っていうか、あのショボイ前篇って.....必要やったの??(苦笑)

2011年9月15日 (木)

『ソウル・キッチン』

今日はドイツ映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるファティ・アキンってひとは、ヨーロッパではそこそこ有名な人で、カンヌやベルリンの映画祭で賞を獲ってて、賞レースの常連なんよね。トルコ系のドイツ人という生い立ちもあってか、自己のルーツにこだわり、ドイツ映画といいつつも、民族色の強い作風が特徴なんかな。

今日紹介するのも、2009年のヴェネチアで審査員特別賞を受賞した作品なんよね!?

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

ソウル・キッチン / Soul Kitchen   ★★★☆☆   (2009年)

監督:ファティ・アキン

出演:アダム・ボウスドウコス、モーリッツ・ブライブトロイ、ビロル・ユーネル、ウド・キア、アンナ・ベデルケ、フェリーネ・ロッガン、ルーカス・グレゴロヴィチ、ドルカ・グリルシュ

細々と大衆食堂を経営する男は、経営は厳しいながらも、仮釈放中の兄に頼み込まれ、彼を雇うことに。しかし、店の経営は傾き、税金も払えない状況で、しまいに腰痛で身動きが取れなくなり、代わりに一流レストランをクビになった料理人を雇って挽回しようとするが.......ってな、ドイツのコメディ調のドラマ?!

ハンブルグを舞台に、とあるレストランで巻き起こる騒動を、コミカルに描いた作品なんよね。

コメディといっても特に爆笑するような場面があるといったものではないんやけど、上がったり下がったりとうまくメリハリのついたドラマが展開するあたりは、結構、楽しめるたかな。

恋愛のドタバタやら経営の危機やらを、ノリノリの音楽なんかをうまく織り交ぜながら進む話は、とっても微笑ましく、愉快な気分にさせてくれるんよなぁ?!

まぁ、ちょっと“やりすぎ”な感もあるんやけど、それも嫌味にならない程度で、小粒ながらも観終わってちょっと爽快な気持ちにさせてくれる、なかなかの作品やったと思うんやけどね!?(笑)

2011年9月14日 (水)

『ソフィアの夜明け』

今日はヨーロッパの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ブルガリアで作られたものなんよね。2009年の東京映画祭で賞を獲ったらしいんやけど、残念なことに、主演を務めた役者さんは、作品が完成する前に事故で亡くなってもうたらしい。

東欧の雰囲気が漂う、そんな作品の感想は.......?!

ソフィアの夜明け / Eastern Plays   ★★★☆☆   (2009年)

監督:カメン・カレフ

出演:フリスト・フリストフ、オヴァネス・ドゥロシャン、サーデット・ウュル・アクソイ、ニコリナ・ヤンチェヴァ、ハティジェ・アスラン

ドラッグ中毒の治療の苦しさを紛らすためにアル中ぎみの画家志望の男は、移民の排除を唱える過激派に襲われた旅行中のトルコ人一家を助け、その娘に心惹かれるのだが.....ってな、ブルガリアの首都ソフィアを舞台に、そこで暮らす兄弟の姿を追ったドラマ?!

破滅的な人生から脱却しようと兄はもがき、一方で年の離れた弟は、ドロップアウトして裏の道へ足を踏み入れる。貧しく、明日の見えない暮らしの中で、迷いながらもなんとか生きるそんな兄弟の揺れる心情が描かれてるんよね。

踏み外すと一気に闇に落ちそうな不安を思わず口にする主人公の様子には、グッと胸にくるものがあるんよなぁ。もがき苦しむ日々の中の、心の底からこぼれ出した真実ってことなんかな。

話としては、さしてドラマチックな展開があるわけやないんやけど、些細な出来事を積み重ねることで、リアルなドラマが出来上がってるんよね。

この手のヨーロッパ映画によくある、“もうひと押し”のなさがちょっと物足りんのやけど、でも、それが作品の味わいになってるんかもね?!なかなかやった。

2011年9月13日 (火)

『ゴースト もういちど抱きしめたい』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この映画、言わずと知れた、あのショートのデミー・ムーアがとってもキュートやった『ゴースト ニューヨークの幻』を舞台をニューヨークから東京に移し........あれっ、川崎で撮影した??主人公の会社のオフィスって日テレの中にあるみたいやし.......なんて細かいツッコミはエエんやけど(笑)

まぁ、公開当時から多分ツッコミどころ満載なんやろなぁとは思いつつ、そこそこの評判やったみたいなんで、レンタルでちょいと試してみるかってなとこやったんやけどねぇ。

そんな作品の感想は.........?!

ゴースト もういちど抱きしめたい   ★★☆☆☆   (2010年)

監督:大谷太郎

出演:松嶋菜々子、ソン・スンホン、鈴木砂羽、橋本さとし、樹木希林、芦田愛菜、嶋田久作、波岡一喜、温水洋一、宮川大輔

会社を経営する女社長は、陶芸を学びに日本に来ている韓国人の青年と知り合い、恋に落ちたふたりは、やがて結婚することに。幸せな日々を過ごしていたが、ある時、彼女はバイクによる引ったくりにあい、死んでしまうのだが......ってなことで、えっと.......これは名作のパロディでっか??(笑)

オリジナルのネタをかいつまんで真似してみました的な作りは、オリジナルの良いエッセンスを取り入れるどころか、まったくセンスなく、ドッチラケやったね。“イケメンの韓流くんと松嶋でどないやぁ~”って製作する側は思ったんやろうけど、これ見よがしにロクロを回すあたりの寒いこと!?(苦笑)

無理のある設定に、愛し合うふたりってのが、やっぱりどう見ても“ホストにはまる女社長”的な絵にしか見えず、思わず“アマチュア陶芸家のヒモの生活”とでも副題を打ちたくなってもうた(笑)

こんな中途半端に手を入れて、“あのゴーストを邦画で”........なんてことする必要性がまったく理解できん、そんな作品やったね!?

イケメンくんをウットリ眺める樹木希林ってとこだけ、ナイスやったかな!(笑)

2011年9月12日 (月)

『バッド・トリップ 100万個のエクスタシーを密輸した男』

今日は、劇場未公開の作品の中からひとつ、ご紹介♪

この映画で主演を務めるアイゼンバーグくんと言えば、今年のアカデミー賞で話題になったデヴィッド・フィンチャー監督の『ソーシャル・ネットワーク』って作品で主役を務めて話題になった俳優さんなんよね。

イケメン俳優のカテゴリーには、背伸びしても入れないような出で立ちなんやけど、若いわりに芸歴は長く、なかなかエエ演技をするんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は........?!

バッド・トリップ 100万個のエクスタシーを密輸した男 / Holy Rollers   ★★★☆☆   (2010年)

監督:ケヴィン・アッシュ

出演:ジェシー・アイゼンバーグ、ジャスティン・バーサ、アリ・グレイナー、ダニー・A・アベケイザー、マーク・イヴァニール、Qティップ

厳格なユダヤ教徒の家に育った青年は、親友の兄に誘われ、クスリの運び屋になることに.....ってな、実際にあった事件を基にしたクライム・サスペンス?!

ラビとなって信仰の道へ進むことを望む父に反発し、危険な世界に足を踏み入れることになった青年の転落の人生を描くってなとこなんかな。

教えを守った生活から、まったく異なる世界へ、戸惑いを隠せない、ちょっとナイーヴで、それでいて大胆な、そんな主人公を演じるジェシーくんは、お茶目なモミアゲもバッチリ決まって、なかなかのハマり役やったね。

彼ってもともとポーランド系のユダヤ人なんやって。そういう意味では、この話の主人公に感情移入しやすかったんやろうなぁ。

背景に宗教的な話があるだけに、ユダヤ教の戒律や、結婚を決めるしきたりなんかを知ってると、より主人公の気持ちが分かるんやろうと思う。でも........仏教徒(?)には少し難しかったかなぁ......(苦笑)

人生なんて転落するときは急降下ってことなんやろか.....ちょっと一般ウケする内容やなかったね?!

2011年9月11日 (日)

『神様のカルテ』

今日は公開中の作品の中から、邦画をひとつ、ご紹介♪

この映画の原作は、結構な評判なんやってね。医療系のドラマって、結構、涙腺をぐいぐい刺激されて、ハマってまうんよね。

ただ、この作品に関しては、あおいちゃんには期待してたんやけど、その相方がなぁ.......予告を最初に観たときから、ごっつい嫌な予感がしてたんやけど........(苦笑)

ちょうど1日の映画の日に時間が合ったんで、試してみた、その感想は.........?!

神様のカルテ   ★★☆☆☆   (2011年)

監督:深川栄洋

出演:櫻井 翔、宮﨑あおい、要 潤、吉瀬美智子、池脇千鶴、原田泰造、岡田義徳、加賀まりこ、柄本 明、朝倉あき、西岡徳馬

若く優秀なひとりの医者は、その腕を見込まれて大学病院の医局からの誘いを受ける。そんな時に、彼のもとに末期ガンの患者がやって来るのだが.....ってなドラマ?!

医療の現場で激務に耐えながら日々を過ごすなかで、医者として自分の思い描く理想と現実の間で苦悩する、そんなドラマなんやろうけど、何ともビミョーなデキやった。だって、主役のカレがなぁ............(苦笑)

キャラを必死に作ろうっていうのは分かるんやけど、どない背伸びしても、とても優秀な医者には見えないんよなぁ。その独特なしゃべり方は、役を消化しきれてないせいか、最初から最後まで浮きまくりで、調子はずれなんよ。

まったく感情が表れてこないために、主人公の葛藤や気持ちが伝わってこず、結局のところ観てて何も感じられへんのよね。

そうなってまうと、グタグタと続く学芸会チックな話にグッタリと退屈してもうて、患者役の苦しむ姿に共鳴してまうほど、観てて苦痛になってもうたよ(苦笑)

まぁ、そんなことを言ってみたところで、そこをキャスティングしておけば、それなりに映画としては儲かるんやろうけど........それでエエんかいな??

2011年9月10日 (土)

『トゥルー・グリット』

今日は、ちょっと前に話題になってた(?)洋画をひとつ、ご紹介♪

この作品、今年のアカデミー賞の主要部門でノミネートされてて、しかも映画初出演の10代の女の子が助演女優賞にノミネートされたってことで注目されてたんよなぁ。

そんでもって今や賞レースでは必ず出てくるコーエン兄弟が監督を務め、スピルバーグが製作総指揮とくれば、映画ファンなら期待してまうやんね!?

震災後のドタバタで、映画館では見逃したんやけど、ようやくレンタル開始になったんで、ワクワクしながら観たんやけど.......。

というわけで、そんな作品の感想は......?!

トゥルー・グリット / True Grit   ★★★☆☆   (2010年)

監督:ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン

出演:ジェフ・ブリッジス、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリン、バリー・ペッパー、ヘイリー・スタインフェルド、ブルース・グリーン、デイキン・マシューズ、ジャーラス・コンロイ、ポール・レイ

父親を殺した犯人に復讐するため、娘は腕利きの保安官を雇い、追跡の旅に出ようとするのだが.....ってな、14歳の少女とそんな彼女と同行する二人の男を描いた西部劇?!

罪を逃れる犯人を許すことができず、自らの手で裁くことを誓った利発的な女の子、腕は立つものの飲んだくれのオヤジ、彼女と同じ男を追ってきた若きテキサスレンジャー、個性がぶつかり、時にバラバラになりながらも助け合う、そんな3人の“勇者”の物語ってことなんやろね?!

この面子のなかでは、やっぱりジェフおじさんがエエ味出してるんよなぁ。クダを巻きながらも、締めるところは締めて、おいしいところを持っていくってか。その存在感のおかげで、かなり救われてると思うんよ。主演男優賞にノミネートってのも納得やったかな。

各方面で絶賛された天才子役(?)ヘイリーくんの演技は、確かにキャラは立ってたんやけど、経験が浅いだけに、まだぎこちなく、個人的にはそれ程の驚きはなかったね。まぁ、若いんで、今後に期待.......かなぁ?!

そんでもってマットくん......相変わらず.軽いんよ......(苦笑)

オイシイ役どころなはずなんやけど、ジェフおじさんに終始押され気味で、演技に深みがなく、当たり障りのない脇役になってもうてるところがなぁ.....物足りんのです。

そんなマットくんのせいなのか、話全体もイマイチ盛り上がりに欠け、展開に強引さが目立つあたり、どうにも乗り切れんかったね。アカデミー賞でノミネートされながらも、結局何も獲れなかったってのは、そういうことなんかも?!

コーエン兄弟ってことで、ちょっと期待しすぎてもうたんかなぁ......少し肩すかしにあった感じで、残念やったね。

2011年9月 9日 (金)

『GANTZ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、劇場公開のときは、結構な評判やったよなぁ。そもそも原作がゴッツい人気らしいやんね。残念ながら、そちらの方はよう知らんのやけど、それでも話題作として、ちょっと気にはなってたんよ。でも.........まさか“勘違い役者”をふたり同時にキャスティングするとは.........萎えるやんか!?(苦笑)

そんなわけで、結局、映画館では観ずじまいやったんやけど、レンタルが開始されたんで、まずは前半から試してみたってわけ。

そんな作品の感想は.........?!

GANTZ   ★★★☆☆   (2010年)

監督:佐藤信介

出演:二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子、本郷奏多、夏菜、田口トモロヲ、綾野 剛、水沢奈子、千阪健介、伊藤 歩、山田孝之、戸田菜穂、浅野和之

就職活動中の大学生は、ある日、地下鉄で線路に落ちた酔っ払いを助ける幼なじみと再会する。彼を助けようとして、誤ってふたりとも電車に轢かれるが、次の瞬間、謎の部屋で意識を取り戻し、訳の分からぬままゲームに参加することに.......ってな、人気漫画の実写化やそうで?!

原作を知らんだけに、比べてどうのってことは言えんけど、この映画だけを評価すると......どうなんやろねぇ?!(苦笑)

まず出だしの全くの緊迫感のない“ツカミ”でコケてもうて、ターミネーター的なお色気で下心をくすぐられるものの、違和感ありまくりの流れのまま“マッタリ”と突入する“修羅場”に思わず“なんじゃこりゃ??”ってな感じ(笑)

あえて“笑い”に走ってるのか知らんけど、どうにも“ショボイ”敵のみなさんに、突然、性格が豹変する主人公の怪、おまけに制限時間にあまり意味を感じさせない“ゆる~い”ゲーム、最後に自称“演技のできる役者”による失笑ものの熱演ときたら、もう無敵やねぇ?!(苦笑)

クセモノ役者の山田くんが後半で活躍しそうなところに期待して、なんとかオマケで3つの平均点ってことで、どないでしょ?!

なるほど確かに原作はちょっと気になるものの、映画の方はねぇ......?!(苦笑)

2011年9月 8日 (木)

『僕が結婚を決めたワケ』

今日は、ちょっとコメディー系の作品をひとつ、ご紹介♪

この映画を監督したロン・ハワードと言えば、ラッセル・クロウと組んだ『ビューティフル・マインド』でアカデミー賞を受賞した人なんよ。ちょっと前には『フロスト×ニクソン』で、なかなか骨太なドラマを作り上げてたやんね!?

どっちかと言うと、あまりコメディのイメージはない監督さんなんやけど、そんな意外性が逆に興味を引いたりするんやけど。

てなことで、そんな作品の感想は.......?!

僕が結婚を決めたワケ / The Dilemma   ★★★☆☆   (2010年)

監督:ロン・ハワード

出演:ヴィンス・ヴォーン、ケヴィン・ジェームズ、ジェニファー・コネリー、ウィノナ・ライダー、クィーン・ラティファ、チャニング・テイタム、エイミー・モートン、チェルシー・ロス

同棲中の彼女との結婚を決意した男は、プロポーズの下見に行った場所で、理想の夫婦と思っていた親友の妻の浮気現場を目撃してしまい......ってなコメディ映画?!

小さな会社の共同経営者でもある親友に、事実を伝えるべきか、黙っておくべきか、悩んでるうちに恋人との仲もギクシャクして.......なんて悩める男を主演のヴィンスくんがコミカルに、嫌味なく演じてたかな。

どちらかというとシリアスなドラマがメインのジェニファーくんが、この手のドタバタものに出てるのが珍しく、ちょっと新鮮やったかな。実は彼女、ほぼ同年代やったりするんやけど、年相応なキュートさがあって、最近ちょっと女優として気になってるんよね!?(笑)

しかし、この邦題や作品の紹介を読むと、結婚するかどうか迷う男の話、って思ってまうんやけど、メインは親友にその妻の浮気を話すか話さないかっていう“ジレンマ”をオモシロおかしく描いてるんやけどね。売る側は、どうしても恋愛ものに見せかけたかったらしい......(苦笑)

というわけで、“熱い友情”の話(?)は、それなりに上手くまとまってて、絶賛するようなものではないんやけど、悪くはないかもね?!

2011年9月 7日 (水)

『シンパシー・フォー・デリシャス』

今日は、どうやら劇場で公開されてたらしいものの、まったくその存在を知らなかった作品をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督は、俳優のマーク・ラファロくんなんよね。そんな監督さんのもとには、オーリーことオーランド・ブルームや、ローラ・リニー、それに何となく芸歴を延ばしてるジュリエット・ルイスなんかが集まってて、それなりに豪華やったかな。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

シンパシー・フォー・デリシャス / Sympathy For Delicious   ★★★☆☆   (2010年)

監督:マーク・ラファロ

出演:クリストファー・ソーントン、マーク・ラファロ、ジュリエット・ルイス、ノア・エメリッヒ、オーランド・ブルーム、ローラ・リニー

かつては人気DJだった男は、半身不随となり、今では路上生活をしていた。ある日、自分の手に他人の病を治す不思議な力があることを知り、神父の仲介で治療を始めたのだが.....ってなドラマ?!

生きる目標を失っていた自分に、突然、救いを求める人々が殺到し、その“力”を利用しようとする人が現れ、巻き込まれていく、そんな話をかつては人気俳優だったラファロくんが監督すると、なんや説得力あるやんね?!(笑)

いたって真面目なストーリーは、人が生きる意味を問う、そんな自分探しのドラマになってるんかもなぁ。

私利私欲を捨て、傲慢さを改め、純粋に他人を思いやることで、自らの救いの道が開ける.......う~ん、ちょっと宗教的すぎ??(苦笑)

少し安っぽい展開になってもうたかなぁとは思うんやけど、この作品の脚本を書いてる主演のクリストファーくんは、実際に事故で半身不随になったらしく、そんな彼ならではの演技はリアリティがあるし、全体的にもそれほど悪い印象のない、ボチボチな質の作品に仕上がってたかな?!

まぁ、強烈にプッシュするようなものではないんやけど......ね。

2011年9月 6日 (火)

『わたし出すわ』

今日は、邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、映画館で予告編を見た時点で、かなり微妙な雰囲気やったんよね(苦笑)

いや、別に最初から“けなす”ためにレンタル屋で手に取ったわけやないんやけど、他に借りたいものが見当たらんかったもんやから、ひょっとしたら.......万に一つでも当たりである可能性も......なんてことは全く考えることなく、予感を確信に変えるべく、試してみたんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.........?!

わたし出すわ   ★★☆☆☆   (2009年)

監督:森田芳光

出演:小雪、黒谷友香、井坂俊哉、山中 崇、小澤征悦、小池栄子、仲村トオル、小山田サユリ、ピエール瀧、藤田弓子、永島敏行加藤治子、北川景子、袴田吉彦

東京から地元の函館に戻ってきた主人公の女は、高校時代の友人5人を訪ね、彼らの夢や仕事のために必要なお金を出すと言うのだが......ってな、お金にまつわるドラマを描いた作品?!

突然、舞い戻って来て、お金を出すと言われ、戸惑いながら、リアクションをする友人たち、そんなお金がもたらす出来事やらお金の価値を考えさせる、ってなことなんやろうけど、何がしたかったんやろねぇ??(苦笑)

間延びしたドラマに締まりのないセリフ、ありきたりなエピソードから感じるものは特になく、演技もダメなら演出もしょぼく........まったく時間のムダもエエとこやった。

だいたい、小雪くんに独り芝居させてる時点で、そりゃアカンでしょ!?(笑)

それに、「お金出すわ」っていうのはエエんやけど、それ、国税局が贈与で税金徴収しにくるよね、きっと??(苦笑)

まったく本編とは関係ないんやけど、何も見どころのない作品の中で、わずか数分の出番の間に、いつもながらの“見事な(大根)演技”で魅了してくれた北川くんの“才能”に、ちょっと感動してもうたよ!?(苦笑)

2011年9月 5日 (月)

『ラブ・クライム』

今日は、劇場未公開のサスペンス作品をひとつ、ご紹介♪

未公開といっても、主演はミシェル・ファイファーにアシュトン・カッチャー、そこにキャシー・ベイツが絡むとなれば、そこそこ豪華な顔ぶれやんね。

アシュトンくんは、イケメン俳優やろうって思ったんやけど、周りから聞こえてくる声は意外と否定的なんよね。あの“だらしない口元”が受け入れがたい、なんて散々なことを言ってる人がおったなぁ......。ひょっとして日本人の好みではないのかも??(苦笑)

そうは言っても、アンチばかりではないんやろうし、そんなちょっと中途半端(?)なイケメンくんがシリアスに迫る作品の感想は.........?!

ラブ・クライム / Personal Effects   ★★★☆☆   (2009年)

監督:デヴィッド・ホランダー

出演:ミシェル・ファイファー、アシュトン・カッチャー、キャシー・ベイツ、スペンサー・ハドソン、ブライアン・マーキンソン、ロブ・ラベル、キース・ダラス、アレクス・ポーノヴィッチ、サージ・ホード

惨殺された双子の姉、事件の容疑者への憎しみを必死に抑えながら裁判を傍聴する弟は、同じように夫を殺された悲しみに耐える未亡人と出会うのだが.....ってなサスペンス・ドラマ?!

消えることのない心の喪失感、被害者の家族の苦しみを描きながら、その中で惹かれあう男女の切ないロマンスを.....ってことなんやろうけど、どうにも話にメリハリがなく、盛り上がらんのよね(苦笑)

50代になったとはいえ、ミシェルくんは時折、色っぽい表情を見せたりして、頑張ってるんやけど、いかんせん人物の描写が浅いだけに、キャラクターに共感できんところがなぁ.....?!

“身の回り品”という意味で、大切な人を失って、それを受け入れられずにいる苦しみを表してる原題が、安っぽい邦題になってまう時点で、この作品の限界があるんかもね?!(苦笑)

2011年9月 4日 (日)

『日輪の遺産』

今日は公開中の作品の中から、邦画をひとつ、ご紹介♪

大好きな浅田作品が原作で、監督は“泣きのツボ”を心得た佐々部くん、でも“無駄に暑苦しい演技”が専門のあの歌舞伎役者が出てて.........ってことで、ここ数週間、心配で寝られへんくらい気になってた(?)作品を、このまま悩み過ぎて髪が抜けたらアカンと思って、たまらず公開初日に観にいったんよ(笑)

まぁ、観終わった今の心境は、正直ちょっと微妙なんやけど、とりあえず、そんな作品の感想は.........?!

日輪の遺産   ★★★☆☆   (2010年)

監督:佐々部 清

出演:堺 雅人、福士誠治、中村獅童、ユースケ・サンタマリア、八千草 薫、森迫永依、ミッキー・カーチス、八名信夫、塩谷 瞬、北見敏之、麿 赤兒、麻生久美子、柴 俊夫、土屋太鳳

敗戦を間近にし、日本軍がフィリピンでマッカーサーから奪った金塊を、戦後の日本復興のために隠匿するという密命を受けた3人の軍人は、何も知らない女学生を使い、任務を遂行しようとするのだが.....ってな、戦争をテーマにした人間ドラマ?!

国の将来のためのミッション、尊い命が犠牲となった悲しい結末、戦時中という混乱のなかで起こった出来事をドラマチックにってことで、さすが佐々部監督だけに、しっかり“泣きのツボ”を用意しつつ、うまくまとめてたかな。

ただ......原作ファンとしては、やっぱり物足りんのよなぁ。未知の財宝にまつわる秘密を探るっていうサスペンスとそこにあるロマン、そして切ない人間ドラマ、それが激動の時代の緊迫感と曖昧な現代のなかで、ちょっと俗っぽい登場人物を使い、心温まる話として語られる、そんな浅田文学の良さをそっくりスクリーンに再現することを望むのは、やっぱりムリなのかもね?!

主役の堺くんは、それなり頑張ってるものの、彼の良さでもある、ある種の“軽さ”が、この話にはマッチしてないように思うし、中村くんの“空回り”は今に始まったことやないし.....ね(苦笑)

セリフなどは原作そのままに切り出してきてはいるものの、設定を変え、エピソードを抜き出してつなげた結果、話が何や薄っぺらくなってもうたんやろなぁ。薄っぺらくなった話に登場するキャラは、どれも深みがなく、結局、あまりワクワクもドキドキもない、ただ感傷的なデキになってもうた感じかな。

佐々部くんをもってしても、原作の持つ意外性やドラマ性、そして深い感動は、残念ながら表現しきれんかったみたいやね。

それにしても......最近、八千草さんを泣かせる場面でよく見るせいか、登場するだけで条件反射のように涙腺が刺激されるんよなぁ......もちろん演技がうまいせいもあるんやけど。ホンマに素敵な女優さんやよなぁ!?(笑)

2011年9月 3日 (土)

『ザ・ライト ―エクソシストの真実―』

今日は、ちょっと怖い系(?)の作品をひとつ、ご紹介♪

“エクソシスト”って聞くと、ホラー映画の名作であるあの映画を思い出すわけやけど、実際にローマ法王の名前で、エクソシストを各教区に置くようになんて指令が出てた.....なんて話をネタに、実話に基づいて作られた作品がこれなんやってね?!

この映画、ちょうど劇場公開が3月の震災の時期にぶつかってて、ちょっと興味があったんやけど、結局、映画館では観れんかったんよ。もともとホラーはあまり得意ではないんやけど、怖いもの見たさってのもあったりして、レンタル開始と同時に、ちょっと試してみたってわけ!?

というわけで、そんな作品の感想は...........。

ザ・ライト ―エクソシストの真実― / The Rite   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ミカエル・ハフストローム

出演:アンソニー・ホプキンス、コリン・オドナヒュー、アリシー・ブラガ、キアラン・ハインズ、トビー・ジョーンズ、ルトガー・ハウアー、マルタ・ガスティーニ、マリア・グラツィア・クチノッタ、アリアンナ・ヴェロネーシ

葬儀社を営む父の跡を継ぐのを拒み、神学校に入った青年は、卒業を前に、バチカンで行われている悪魔祓い(エクソシスト)の養成講座を受けることに。神の存在に疑念を抱く彼は、そこでひとりの神父に出会うのだが......ってな、実際にあった(?)話に基づくサスペンスもの?!

本当に神は存在し、悪魔はいるのか、そんな疑問を持つ男は、己の信念を揺るがす出来事に遭遇し、心に迷いが....てなことで、なかなか雰囲気のある作品やった。

何といってもホプキンスおじさんの気合いがすさまじいんよ。途中から“レスター博士降臨!”ってな感じで、ぶっ飛びの表情は迫力あったね!(笑)

まぁ、そこに張り合うはずの若手の役者が、あまりにも線が細すぎて、おかげで話の方も少し腰くだけになった感じかな。まぁ、キャリアを考えれば比べるのもかわいそうなんやけど.......?!

というわけで、悪魔との対峙により己の信仰心を問う内容は、とっても宗教的で伝わりにくい面もあるんやけど、ホプキンスおじさんの頑張りのおかげで、それなりに楽しめるデキやったかな。

2011年9月 2日 (金)

『地下鉄(メトロ)に乗って』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作は現在公開中の『日輪の遺産』と同じ浅田次郎なんよね。浅田作品って、小説は抜群におもしろいんやけど、映画になるとどうしても原作の良さが出てこなくて、あまり“当たり”のものって少ないんよなぁ。

この原作も胸にグッとくるエエ話なんやけど.......映画の方の感想は..........?!

地下鉄(メトロ)に乗って   ★★★☆☆   (2006年)

監督:篠原哲雄

出演:堤 真一、岡本 綾、大沢たかお、常盤貴子、田中 泯、笹野高史、北条隆博、吉行和子

父親に反発し、家を捨てて婦人肌着の営業をしている男は、ある日、地下鉄の出口を出ると、そこには昭和39年当時の自分が生まれ育った街が広がっていた......ってな、ファンタジー・ドラマ?!

若くして亡くなった兄の死を父親のせいだと信じ、憎んできた息子、そんな彼がタイムスリップして出会った若き日の父、自分の知らない過去を目にしながら、父親との関係を考えるってな、親子の物語なんよね。

大まかには原作に忠実に作ってあるんやけど、細かい設定や、肝心の部分が変わってしまってるために、原作の良さが消えてもうて、その結果、生ぬるい家族ドラマになってもうてるのが残念やったなぁ。

原作と同じセリフを並べても、その背景がしっかりと描けないと、中身のない言葉の羅列になってもうて、そこから感じるものは、あまりないもんね。

せっかく堤くんをキャスティングしてるやし、脇もエエ役者を使ってるだけに、もったいないよなぁ。エエ役者といっても、常盤くんは当然除くんやけど!?(笑)

大沢くんも、ちょっと無理してるところがあったかなぁ.....彼、たまに演技が空回りしてることってあるやんね(苦笑)

あと、タイムスリップを妙にポップな演出で見せる必要はないと思うんよ。別にこの作品にSFチックな要素って重要やないんやし、あまりにも場違いやった。

そんなこんなで、原作を知ってると、その良さの半分くらいしか表現できてないのが、ごっつい歯がゆいんやけど、まぁ、知らずに観れば、それなりに悪くないんかもなぁ.....でも、やっぱりなぁ......?!(苦笑)

2011年9月 1日 (木)

『コリン LOVE OF THE DEAD』

夏も終わりに近づき、少しは涼しくなってきたけど、そんな時に更に涼しくなるため(?)に、今日はゾンビ映画をひとつ、ご紹介ってね♪(笑)

この作品、出演者もスタッフもボランティアで、総製作費が1万円以下ってなことで、話題になってたんよなぁ。イギリスの映画でゾンビものといえば、『ショーン・オブ・ザ・デッド』なんて“お茶目”なゾンビ・コメディもあったりで、どうやらあの国にも相当なゾンビ・マニアがいるらしい?!

というわけで、そんな話題(?)の作品の感想は......?!

コリン LOVE OF THE DEAD / Colin   ★★★☆☆   (2008年)

監督:マーク・プライス

出演:アラステア・カートン、デイジー・エイトケンス、リアンヌ・ペイメン、ケイト・オルダマン

ゾンビが増殖するロンドン、腕をかまれてゾンビになった青年は、街の中を徘徊するのだが......ってな、イギリス発のゾンビ・ホラー映画?!

低予算で撮られただけに、さすがに映像にアマチュアならではの荒さがあったり、見づらかったりとあるんやけど、所々で世界で評価されたのが納得できる映像を見せてくれてたかな。

それに、この作品の良さってのは、単にゾンビが大暴れして恐怖をまき散らすってな安直な展開にせずに、ゾンビになったひとりの青年を軸に、ちょっと切ないドラマがあることなんよね。まぁ、かと言って、この邦題に付いてる副題はどうかと思うんやけど.....?!(苦笑)

主人公がゾンビだけに、ほとんどセリフらしいものはなく、ただ唸って歩き回ってるシーンが続くわけで、そういう意味では、ゾンビに興味がないと楽しめんかもしれんけど、マニアの人には新たな才能の登場を確認する価値はあるんかもね?!

というわけで、無償で頑張ったゾンビのみなさん、ご苦労さんでした!(笑)

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