『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』
今日は、公開中の作品の中から邦画をひとつ、ご紹介♪
この話、実際にカンボジアに学校を作った大学生の体験記を基にして作られてるんやってね。原作は読んでないんやけど、若者の無気力さが言われるなかで、話を聞く限りでは、大した行動力やなぁって、感心してもうた。
そんな話の主役を、朝ドラ以来、すっかり爽やかさで好感度を上げてる(?)向井くんが演じるとなれば、さぞいいドラマに仕上がってるんやろう.....ってことで、そんな作品の感想は.......?!
僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. ★★★☆☆ (2011年)
監督:深作健太
出演:向井 理、松坂桃李、柄本 祐、窪田正孝、村川絵梨、黒川芽以、阿部 寛、リリー・フランキー、江口のりこ、黄川田将也
苦労して医大に入り、学生生活を送っていたが、日々に何か物足りなさを感じていた青年が、たまたま郵便局で目にした、カンボジアに屋根のある学校を建てるというパンフレットに心を奪われ、それを目標に仲間と一緒に奮闘するってな、実際に話を基にした青春ドラマ?!
ふとした思いつきで動き出したプロジェクト、様々な難題にぶつかりながら、迷いながらも前に進もうとする若者の姿を描いてるんよね。
この話、要するに口先だけのボランティアや援助ではなく、実際に行動することの大切さ、そこから生まれる出会い、体験のすばらしさを伝えたいってことなんやろなぁ。
観光ガイドの映像として、一緒にカンボジアを旅行してるような気分になれる演出は、ちょっと映画としては違和感があったものの、行ったことのない国を知るってな意味では、悪くなかったかもね。
主演の向井くんは、このヘタウマな演技が狙いなのかどうかは知らんけど、爽やかさを前面に、嫌味のない、ボチボチな感じやった。
まぁ、そんな主役の彼よりも、個人的には、『ROOKIES -卒業-』で見かけて以来、密かに注目してる女優の村川くんが気になったんやけど。
作品全体としては、実際にあった感動的な話をベースにしてるだけに、涙腺を刺激するものはあったんやけど、でも、それは主役の若者たちがどうのというより、ガイドさんを始めとするカンボジアのキャストで泣かされてもうたかも?!(笑)