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2011年9月14日 (水)

『ソフィアの夜明け』

今日はヨーロッパの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ブルガリアで作られたものなんよね。2009年の東京映画祭で賞を獲ったらしいんやけど、残念なことに、主演を務めた役者さんは、作品が完成する前に事故で亡くなってもうたらしい。

東欧の雰囲気が漂う、そんな作品の感想は.......?!

ソフィアの夜明け / Eastern Plays   ★★★☆☆   (2009年)

監督:カメン・カレフ

出演:フリスト・フリストフ、オヴァネス・ドゥロシャン、サーデット・ウュル・アクソイ、ニコリナ・ヤンチェヴァ、ハティジェ・アスラン

ドラッグ中毒の治療の苦しさを紛らすためにアル中ぎみの画家志望の男は、移民の排除を唱える過激派に襲われた旅行中のトルコ人一家を助け、その娘に心惹かれるのだが.....ってな、ブルガリアの首都ソフィアを舞台に、そこで暮らす兄弟の姿を追ったドラマ?!

破滅的な人生から脱却しようと兄はもがき、一方で年の離れた弟は、ドロップアウトして裏の道へ足を踏み入れる。貧しく、明日の見えない暮らしの中で、迷いながらもなんとか生きるそんな兄弟の揺れる心情が描かれてるんよね。

踏み外すと一気に闇に落ちそうな不安を思わず口にする主人公の様子には、グッと胸にくるものがあるんよなぁ。もがき苦しむ日々の中の、心の底からこぼれ出した真実ってことなんかな。

話としては、さしてドラマチックな展開があるわけやないんやけど、些細な出来事を積み重ねることで、リアルなドラマが出来上がってるんよね。

この手のヨーロッパ映画によくある、“もうひと押し”のなさがちょっと物足りんのやけど、でも、それが作品の味わいになってるんかもね?!なかなかやった。

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