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2011年10月

2011年10月31日 (月)

『戦場カメラマン 真実の証明』

今日は、劇場未公開の洋画をひとつ、ご紹介♪

この作品の主演のコリン・ファレルって、5、6年くらい前まではイケメンなだけの大根役者やなぁっていうイメージやったんやけど、ゴールデングローブ賞を受賞した『ヒットマンズ・レクイエム』あたりから演技に個性が出てきたし、その後の『プライド&グローリー』『クレイジー・ハート』では驚くほど演技が上手くなったと思うんよね。

そんなコテコテのアイリッシュの彼が奮闘する作品の感想は......?!

戦場カメラマン 真実の証明 / Triage   ★★★☆☆   (2009年)

監督:ダニス・タノヴィッチ

出演:コリン・ファレル、パス・ベガ、ケリー・ライリー、クリストファー・リー、ジェイミー・シーヴェス、ブランコ・ジュリッチ、イアン・マッケルヒニー

親友であるふたりの戦場カメラマンは、クルディスタンの紛争地域で撮影を行っていたが、一人が妻の出産に立ち会うために帰国を決意したため、離れ離れになるのだが......ってなドラマ?!

戦場という悲惨な場所に身を置き、様々な体験から次第に精神的に追い込まれ、やがて心を閉ざしてしまう男、そんな彼の心の闇を描いてくってな内容なんよね。

話の流れにそれほど派手なものはないんやけど、そんな中にあって、心の傷を抱えて静かに葛藤を繰り返すっていう役柄を、ちょっと“やさぐれた”雰囲気を出しながら、コリンくんが見事に演じてるんよなぁ!?

それにしても、原題の“Triage”ってのは、治療の優先順位という意味で、それが戦場での悲惨なエピソードを物語り、重要な意味を持ってるだけに、どっかのタレントまがいのカメラマンが人気になったのに乗っかったのかは知らんけど、このベタな感じの邦題は、ちょっと気になってまうよなぁ.......?!(苦笑)

2011年10月30日 (日)

『ミッション:8ミニッツ』

今日は、今週末から劇場公開されてる作品をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるダンカン・ジョーンズといえば、あのデヴィッド・ボウイの息子ってことで注目されたわけやけど、その初監督作である『月に囚われた男』で驚くほどの完成度とセンスを見せつけ、早くも2作目でハリウッド進出ってことで作ったのがこの作品なんよね。

“親の七光り”って言うと、どこぞのコッポラの娘みたい、特に才能もないのにチヤホヤされてるのもいるけど、この作品を観ると、もはやダンカンくんには親の存在は無用と思えるくらい、“ダンカン・ジョーンズ”のブランドを確立した感があるかな。

作風としては、独特のヒネリと深みがあって、個人的には初期のスパイク・ジョーンズを彷彿させる気がして、なんやクセになりそうやね(笑)

例によって「このラスト、映画通ほどだまされる!」みたいなアホな宣伝うってるけど、そんな余計なことせんと、ストレートに売り込めばエエと思うんやけど.....だいたい、だます、だまされるっていうような内容やないでしょ(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は......?!

ミッション:8ミニッツ / Source Code   ★★★★   (2011年)

監督:ダンカン・ジョーンズ

出演:ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ、ジェフリー・ライト、マイケル・アーデン、キャス・アンヴァー、ラッセル・ピーターズ、スーザン・べイン

列車の爆破事件の犯人を見つけ出すため、特殊な装置によって8分間だけ事件の被害者の意識の中に入り込むという任務を受けた男は、繰り返し同じシーンに戻り、犯人を捜そうとするのだが......ってな、サスペンス映画?!

戸惑いや不安、新たに芽生える感情、耐えがたい悲しみとかすかな希望、単なる犯人探しをするだけのサスペンスものやなくて、ひとりの男を通して、このドラマには様々な要素が含まれてるんよなぁ。

ヘタすると単調なドタバタのアクションで終わるところを、メリハリの利いた展開と感情を揺さぶる物語で語ってしまうあたりが、この監督さんの才能を感じさせてくれるんよ!?

8分間で区切られた時間によって、人生の1分1秒の持つ意味を考えさせられたりして、ちょっと深みを感じさせられてもうたりしてね。

この手のタイム・スリップものは、どうしても無理が生じてもうて、それが結局のところ引っかかってまうもんやから、駄作に陥りやすいんやけど、そこにしっかりとしたドラマがあるもんやから、あまり気にならんかったかな。

それにしても、エエかげん、原題と違うカタカナのタイトルを付けるのやめへんかなぁ。確かに8分間の任務なわけやけど、タイトルの意味するところが違ってもうてるやんか......(苦笑)

2011年10月29日 (土)

『カウボーイ&エイリアン』

今日は公開中の作品の中からひとつ、ご紹介♪

この作品、スピルバーグが製作総指揮を務め、ダニエル・クレイグとハリソン・フォードが共演してるんよ。でもって監督は、『アイアンマン』『アイアンマン2』のヒットで、監督としても旬なジョン・ファヴローとくれば、期待は上がる一方やんね。

実際に製作中はかなり話題になってたんやけど、アメリカでの公開後は、思ったほど興行成績もよくなく、“イマイチ”な雰囲気が漂ってるらしい(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は.........?!

カウボーイ&エイリアン / Cowboys & Aliens   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ジョン・ファヴロー

出演:ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード、オリヴィア・ワイルド、サム・ロックウェル、アダム・ビーチ、ポール・ダノ、ノア・リンガー、アビゲイル・スペンサー、キース・キャラダイン、クランシー・ブラウン、バック・テイラー

荒野の真ん中で目覚めると記憶がなく、左手首には奇妙な物体が。町に出るとお尋ね者として捕まってしまい、護送されそうになった時に、町を謎の飛行物が襲撃し、人々がさらわれてしまうのだが.....ってな、SF西部劇?!

ジェームズ・ボンドが銃を早撃ちし、インディー・ジョーンズが馬を走らせる、そんでもって対する敵がエイリアンとくれば、盛り上がらんわけないやろう.......ってことで、鼻息荒く作られたんやろうけど......西部劇とSFを掛け合わせるっていう試みは、思ったほど相乗効果ってのはなかったかもなぁ(苦笑)

友情や愛情、仲間との絆といったエピソードを細かく盛り込み、話に深みを持たせようってのは分かるんやけど、結局のところ西部劇とSFエイリアンものという異質なものが同居することで、どっちつかずの中途半端な印象やった。

SFが入ることで展開が何でもアリになって、リアリティを求めたくなる西部劇で浮いてまうってところが、ムリがあったのかもなぁ?!

どうしようもなくボロボロの内容かと言うと、そういうことでもなく、ボチボチのデキで、煽られるほどのインパクトのない作品ってところかな(苦笑)

ところで、この作品のヒロインのオリヴィア・ワイルドってひと、最近ちょくちょく見かけるけど、イマイチ魅力を感じないんよなぁ。まぁ、好みの問題ってことなんやろうけど、そんな所も個人的に乗り切らんかったのかも?!

2011年10月28日 (金)

『天国は待ってくれる』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この映画、人気の脚本家が書いた小説を映画化したものらしい。当然のことながら、そんなものを目当てにレンタル屋で手にしたわけでもなく、ましてや主演のアイドルや元EXILEがどうしたなんてのも興味がなく、ちょっと石黒くんの胸毛が......なんてわけやなくて.......(笑)

というわけで、特に意味もなく、たまたま手にした作品の感想は.......あっ、戸田くんが出てたか!?

天国は待ってくれる   ★★★☆☆   (2007年)

監督:土岐善將

出演:井ノ原快彦、岡本 綾、清木場俊介、石黒 賢、戸田恵梨香、いしだあゆみ、蟹江敬三、中村育二

築地の町で一緒に育ち、友情を誓い合った3人の男女、やがて大人になり、その関係に変化があった矢先に、ひとりが事故で意識不明となり......ってな“愛と友情の物語”ってとこですか?!(笑)

無邪気に遊び、同じ時間を過ごしてきた子供時代から、やがて恋愛感情が芽生えて変わっていく3人の関係を、ドラマチックにってことなんやろうけど、なんやねぇ.......締まらんのですよ(苦笑)

そもそも主役3人の演技力に難ありで、特に清木場くんは、ちょっとね。登場時間の半分はセリフなしってのは、ある意味、正しい選択やったのかもしれんけど、そもそもキャスティングする必要があったのかが疑問。歌だけ歌ってりゃよかったのにって思ってもうた。

グタグタの演技に間延びした演出、白々しく展開する話には、どうにも胸にくるようなものはなく、なんやマッタリとしてもうたなぁ(苦笑)

主演のみなさんのファンのための映画、そんなとこなんかな??

2011年10月27日 (木)

『抱きたいカンケイ』

今日は、ナタリー・ポートマン主演の恋愛ドラマをひとつ、ご紹介♪

『ブラック・スワン』でのアカデミー賞受賞や『ブーリン家の姉妹』といった歴史ドラマでの演技で、シリアスものでの女優としての実力は十分に評価されてるナタリーくんやけど、『レオン』からずっとその成長を見てきたファンとしては、意外とコメディ系での彼女の魅力も捨てがたいと思うよね!まぁ、なんでも受け入れてまうところが、ファンなわけで.......(笑)

でも、確かな演技力をジャンルを問わずに活かせる女優という点が、彼女が同年代の他の女優さんたちとは違ってるとこなんやと思うんやけどね?!

というわけで、そんな彼女の魅力が出てる(とファンは思う)作品の感想は......?!(苦笑)

抱きたいカンケイ / No Strings Attached   ★★★☆☆   (2011年)

監督:アイヴァン・ライトマン

出演:ナタリー・ポートマン、アシュトン・カッチャー、ケヴィン・クライン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ケイリー・エルウィズ、オリヴィア・サールビー、グレタ・ガーウィグ、レイク・ベル、ミンディ・かリング、オフィリア・ラヴィボンド

父親が自分の元カノと交際してると知り、やけになった男は、知り合いの女性と一線を越えてしまうことに。研修医として多忙な彼女も恋愛に興味がなく、肉体だけの関係を続けようと彼に提案するのだが......てなラブ・コメディ?!

果たして体と体だけの割り切った関係から愛が生まれるかってな話は、さすがに下世話すぎるやろうって思ったら、なかなか悪くないんよね!?

どちらかと言うと、コメディよりもシリアスものが多いナタリー嬢の弾けっぷりが、逆に突き抜けてて、良かったりして。ふざけた演技をしながらも、押えるところはしっかりとってなことで、“こんなことを.....”っていう意外性と、納得の演技に魅せられたりしてね!?

作品としても、前半のオチャラケ部分と後半のちょっとシリアスな部分でメリハリが効いてて、飽きない内容になってるかな。

何気ないセリフに、ちょっとしたうん蓄があったりもして、まぁ、こんな関係をマネしようとは思わんけど(その前に相手にされそうもない.....?)、ラブ・コメとしてはエエんと違うかな?!

2011年10月26日 (水)

『神々と男たち』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、あまり日本では話題になってないんやけど、本国フランスでは昨年のセザール賞の作品賞を受賞してるし、カンヌでも審査員特別賞に選ばれてる佳作なんよね。

実際にイスラム系テロリストによって殺された修道士の事件を題材にしてるんやけど、バイオレンスを描くのではなく、そこまでの心理ドラマをテーマとしてるあたり、なかなか見事なんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

神々と男たち / Des Hommes Et Des Dieux   ★★★★   (2010年)

監督:グザヴィエ・ボーヴォワ

出演:ランベール・ウィルソン、マイケル・ロンズデール、オリヴィエ・ラブルダン、フィリップ・ロダンバッシュ、ジャック・エルラン、ロイック・ビション、グザヴィエ・マリー、オリヴィエ・ペリエ

アルジェリアの小さな村にある修道院、地元の人々とも良好な関係を築き、穏やかに暮らしていた修道士たちだったが、次第に政情が不安定となり、修道院にもイスラム系過激派がやって来たことで、修道士たちにも動揺が生じるのだが.......ってな、実際に起こった事件を映画化した作品?!

神に与えられた使命を果たすため、村に留まるべきなのか、それとも生きるために去るべきなのか、揺れる修道士の心情を、抑えた静かな流れのなかで映し出すんよね。

出だしからセリフらしいセリフもなく、まるでドキュメンタリーを見てるような展開に少し戸惑ってもうたんやけど、話が動き出してからは、グイグイと静かに引き込まれてもうたよ。

ひとりの人間として取り除けない“生”への執着、神にすべてを捧げる者としての自分のなかの信仰心、悩み、そして苦しみながら出される決断には、ぐっと胸にくるものがあったね。

静かなドラマだけに、やたらとおススメはできんけど、でも、この作品、ヨーロッパ映画の良さが凝縮された、いいドラマやと思うんよなぁ!?

2011年10月25日 (火)

『真木栗ノ穴』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてる深川くんと言えば、先日紹介した『洋菓子店コアンドル』『神様のカルテ』のひとで、後者がちょっとヒドイ作品やったんやけど、前者は意外と好印象やったんで、ひょっとして出演者に問題があって、この監督さんは案外悪くないのかも......なんて思ったこともあって、作品としてはちょっとマイナーな感じのモノで、再度、試してみたってわけ。

この監督さん、そこそこの年齢の人かと思ったら、なんやまだ30代なんやってね。これまでのキャリアや作風を考えると、これから注目できる監督さんって言えるかもなぁ。まぁ、間違っても行定くんや犬童くんみないに、態度と金の使い方だけが一人前の“巨匠”にはならんで欲しいもんやけど.......(苦笑)

というわけで、そんな監督さんの作った、ちょっと風変わりな作品の感想は.......?!

真木栗ノ穴   ★★★☆☆   (2007年)

監督:深川栄洋

出演:西島秀俊、粟田 麗、木下あゆ美、キムラ緑子、北村有起哉、尾上寛之、大橋てつじ、田中哲司、松金よね子

ボロアパートに住む売れない作家 真木栗 勉は、窃盗事件に巻き込まれたことがきっかけで、両隣りの部屋の壁に穴があることに気づく。同じ頃、たまたま官能小説の連載の仕事をもらい、ネタに悩んだ挙句、その穴から覗いた世界を書くことにした彼だったが.....ってなミステリー作品?!

密かに覗き見る隣人のプライバシー、そこに現れた美しい女、現実と妄想が入り交じった世界は、幻想的でかつ下世話に、ちょっと不思議な雰囲気を醸し出してたね。

そんな話の中心にいる作家役の西島くんは、さりげない演技のなかに、彼のもつ個性や上手さを存分に発揮してて、さすがやった。

エロのあるドラマでありながら、徐々に盛り上がりながら、ソフトなホラーに流れる展開は、意外性はないものの、なかなか巧さがあったね。

全体的に地味めな作品やったけど、ひとつの世界が出来上がってるだけに、結構楽しめたかな?!

2011年10月24日 (月)

『ブローン・アパート』

今日は、イギリス映画をひとつ、ご紹介♪

この監督さん、実は『ブリジット・ジョーンズの日記』を撮ったひとらしいんやけど、この作品はその路線とはまったく異なる、かなりシリアスなものやったね。

主演のミシェル・ウィリアムズとユアン・マクレガーは、『彼が二度愛したS』に続く共演ってことなんやけど、実はこの2作とも同じ年に製作されてるんよなぁ。ちなみに、ミシェルくんって、いつもどこか“ミステリアスな女”を演じることが多いような気がするんやけど、意外にも子役あがりのキャリアの長~い女優さんなんやって。

というわけで、どうでもエエような情報はこれぐらいにして、作品の感想は......?!(笑)

ブローン・アパート / Incendiary   ★★★☆☆   (2008年)

監督:シャロン・マグアイア

出演:ミシェル・ウィリアムズ、ユアン・マクレガー、マシュー・マクファディン、ニコラス・グリーブス、シドニー・ジョンストン、サーシャ・ベアール、エドワード・ヒューズ

警察官の夫との関係は冷え切っているものの、かわいい息子と幸せに暮らしていた女性。たまたま知り合った、金持ちのジャーナリストとの情事を楽しんでいるときに、夫と息子が観戦に行ったスタジアムで大規模な自爆テロが起こり、すべてを失うことに.....ってなイギリス映画?!

かけがえのない大切なものを失った喪失感、どうすることもできない悲しみに苦しむ母親の姿を描くってか。

予告を観た限りでは、テロ事件と警察のつながりを暴く的なサスペンス寄りの作品かと思ったんやけど、テロで家族を失ったひとりの女性の心の葛藤を描くシリアスなドラマやった。

ユアンくんが大活躍のサスペンスとアクションを期待してただけに、そういう意味では少し肩すかしを受けてもうたんやけど、罪の意識と母親としての深い悲しみが丁寧に語られてるし、案外、悪くない作品かもね。

まぁ、期待するものがっただけに、ちょっと物足りなさはあるんやけど......。

2011年10月23日 (日)

『一命』

今日は、公開中の作品の中から、話題の(?)あの邦画をちょっと、ご紹介♪

いやぁ、あれだけ世間を騒がせた歌舞伎役者が主演の映画となれば、盛り上がるんやろか??個人的には、実はパスしようかとも思ったんやけど、役所くんや期待の満島くんなんかも出てるし、とりあえずってことでね。

3Dカメラで時代劇ってことで、“何でも屋”監督の三池くんの鼻息は相当荒いみたいやけど、主演の彼のあの顔がスクリーンから飛び出してきて、灰皿でテキーラすすめられても困ってまうやろってことで、無理せず2Dで鑑賞してきたよ(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

一命 / HARA-KIRI: Death Of A Samurai   ★★★☆☆   (2011年)

監督:三池崇史

出演:市川海老蔵、瑛太、満島ひかり、役所広司、中村梅雀、青木崇高、波岡一喜、新井浩文、竹中直人、笹野高史

戦乱の世が終わり、生活に困った浪人武士たちの間で、切腹する場所を貸してほしいと言いながら、困った相手から禄をもらう“狂言切腹”が流行っていた折、ある武家屋敷にひとりの男が切腹したいとやって来るのだが.......ってな時代劇?!

この作品、良くも悪くも話題の中心は“あの”お騒がせのエビゾーくんなんやろね(苦笑)できるだけ余計なことは考えず、純粋に作品を評価しようとは思うんやけど.......でも、主役の顔がスクリーンにどアップになるたびに、“灰皿でテキーラ”ってのが頭に浮かんでもうて.......(苦笑)

そんなエビゾーくんなわけやけど、確かに立ち振る舞いや目力という点では、さすがは歌舞伎役者ってことで、存在感は十分やった。ただ、場面ごとに声色を変えて演じてるんやけど、ちょっと周囲と合ってなくて、浮いてもうてるんよ。まさに“ひとり歌舞伎状態”やったのがねぇ.....(苦笑)

満島くんは、この年代では演技力は抜群やと思うんやけど、どうにも初時代劇は、まだ馴染めてない感じで、違和感が残ってもうたかなぁ?!

あと、キャスティングという点で言えば、エビゾーくんとは実年齢が8歳しか離れてなくて、瑛太くんにいたっては、エビゾーくんと5歳違いで、義理とはいえ親子で「お父さん」って言われても、どうにも画面上にムリがあるんよ。

まぁ、作品全体としては雰囲気はあるんやけど、いかんせん中間が“かったるい”のと、画面が暗すぎてよう分からんのとで、観てて少しストレスを感じたね。別に主役のひとにボカシ入れる効果ではないとは思うんやけど......ね?!(笑)

まぁ、あとはエビゾーくんに命がどうのとか、語ってもらって納得がいくかどうかってとこやろなぁ。撮影終了後の“事件”とはいえ、ちょっとスッキリとせんよね?!

というわけで、悪くはないんやろうけど、作品の内容とは別の部分で、なんやビミョーかなぁ.....(苦笑)

2011年10月22日 (土)

『ブリッツ』

今日は、公開中の作品の中から、イギリス映画をひとつ、ご紹介♪

夏に公開された『メカニック』に続き、またまた“ハゲのカリスマ”ジェイソンくんが、悪党相手に大暴れとくれば、そりゃ観に行かんわけにはいかんやろってことで、スキップしながら劇場に向かうハゲひとり!?(笑)

というわけで、そんなハゲ期待の作品の感想は......?!

ブリッツ / Blitz   ★★★☆☆   (2011年)

監督:エリオット・レスター

出演:ジェイソン・ステイサム、パディ・コンシダイン、エイダン・ギレン、ゾウイ・アシュトン、デヴィッド・モリッシー、マーク・ライランス、クリスティーナ・コール、ルーク・エヴァンス、ロン・ドナキーネッド・デネヒー

行き過ぎた捜査で非難を受けることがままあるが、正義感が強く、仲間からは信頼されている刑事は、警官ばかりを狙った連続殺人事件を捜査するのだが.....ってな犯罪ドラマ?!

いやぁ~、ジェイソンくん、渋すぎやわぁ~。ダーティー・ハリーのイギリス版っていうか、「俺が持つのはペンやない」って言いながら、その頭でビール片手にキメポーズされてもうたら、たまらんやないですか!?(笑)

そんなこんなで、随所に“スーパー・クール”なハゲの活躍で、観てるハゲは狂喜乱舞ってか?!

真面目に感想を言えば、これ、なかなか楽しめるんよね。ひとりのカリスマのある主人公がいて、それにクセのある相棒がいて、そんな彼らの前に極悪非道な“悪”がいるってなことで、ジェイソンくんだけやなくて、その脇にいる主要キャストが、それぞれに存在感を発揮してて、エエ具合に盛り上げてくれるんよ。

まぁ、べらぼうに絶賛するような作品ではないんやけど、それなりにテンポよく、ヒネリもあって、ボチボチのデキに仕上がってると思うんやけどね。

まぁ、ハゲの“ハゲ贔屓”って言われてまうと、そういうことなんかもしれんけど......?!(笑)

2011年10月21日 (金)

『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

これ、TVでやってたドラマの続編として映画化されてるらしいんやけど、そのTV版ってのはチラッとチャンネル変えてる時に目にしたぐらいで、内容も何も知らんのよね。ちょっと無理があるかと思いつつ、少し前にヒロインを戸田(恵梨香)くんに代えて多部(未華子)くんで続編を作るってニュースを目にして、興味が湧いてもうたってわけ!?

というわけで、そんな無謀な挑戦で試した作品の感想は......?!

ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ   ★★★☆☆   (2009年)

監督:松山博昭

出演:戸田恵梨香、松田翔太、田辺誠一、濱田マリ、鈴木浩介、荒川良々、和田聰宏、関めぐみ、秋本祐希、永山絢斗、鈴木一真、松村雄基、吉瀬美智子、渡辺いっけい

ゲームに勝ち抜いて50億円を手にするため、11人のプレーヤーで繰り広げられるバトルを描くってな、テレビドラマの劇場版?!

嘘が苦手のバカ正直な女子大生が、天才詐欺師と一緒に、騙し騙されの心理戦を戦うんよね。単純なゲームの中で繰り返される駆け引き、案外これ楽しめたかな!?

キャラ立ちした松田家の次男坊が、切れ長の目でニラミを利かすあたり、なかなかのカリスマを感じさせてくれてたね。見た目がチャラ系イケメンなんやけど、しっかりと演じきるあたりのギャップがナイスやった。

あとは戸田くんの愛嬌があれば、TVシリーズを知らんでも、まったく苦にならんてか?!正直に言うと、細かい人間関係やゲームの始まりが映画版だけでは分からんだけに、ちょっと知っとく方がより楽しめるんやろうと思う......(苦笑)

まぁ、主役のふたり意外では、一部の脇役でどうかというのはいるんやけど、TVドラマの延長なわけやし、作りむ含めてこの程度かなぁ......?!

ただ、嘘をバラすときに、みんなセリフ回しが同じように上ずる演出ってのは、ちょっとどうかと思うんやけど......あと、不必要なくらいのオーバーアクションだとか......(苦笑)

なんだかんだ言って、2時間ちょっとの尺を飽きずに観れるわけやから、ボチボチなんやろね!?

2011年10月20日 (木)

『パピヨン』

今日は、久しぶりに古めの作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、実は前からタイトルは知ってたんやけど、監督さんが『猿の惑星』のひとやってことを知って、ちょっと気になってた頃に、たまたま他のひとから「これ、いいよ!」ってススメられて、レンタル屋で手にしたんよね。

マックィーンとホフマンの競演ってのも注目やし、原作も“実録もの”ということで、世界的なベストセラーなんやって。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

パピヨン / Papillon   ★★★☆☆   (1973年)

監督:フランクリン・J・シャフナー

出演:スティーヴ・マックィーン、ダスティン・ホフマン、ヴィクター・ジョリイ、アンソニー・ザーブ、ロバート・デマン、ラトナ・アッサン、バーバラ・モリソン、グレゴリー・シエラ

無実の罪で殺人犯とされた男は、本国フランスから植民地のギアナにある刑務所に収監されることに。偽札作りで捕まった男を取り込み、脱獄の機会をうかがっていたのだが.....ってな、脱獄囚の書いた小説の映画化やそうで?!

これ、自由になるために、様々な困難にもめげることなく、必死になって逃げようとする、そんな男の話なんよね。

やっぱり主人公を演じるマックィーンの存在感が、なかなかスゴイ作品なんよなぁ。ヨレヨレになりながらも輝きを失わない視線、2枚目俳優がここまでやるかってくらい役になりきった姿に、自由を切望する男の“執念”というものを感じさせてくれる。

そんな主人公と刑務所の中で友情を育む男を演じたホフマンは、その個性をいかんなく発揮して、いいアクセントになっとたかな。

30年以上前の作品だけに、さすがに古さはあるんやけど、マックィーンの渋さと演技力を堪能できる、なかなかのドラマやった!?

2011年10月19日 (水)

『台北の朝、僕は恋をする』

今日は、台湾の恋愛映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、台湾映画といいつつ、実はヴィム・ベンダースが製作総指揮をしてるっていう、ちょっと変わった作品なんよね。監督さんがアメリカ育ちってことや、短編作品がベルリンで賞を獲ったことで、世界的も注目されてるらしい。

出演してる女優のアンバー・クォは、CMなんかに多数出演し、台湾ではかなりの人気らしいんやけど、そんな話も納得の魅力やった(笑)

というわけで、ちょっと女優さんに惹かれて手にした作品の感想は.......?!

台北の朝、僕は恋をする / Au Revoir Taipei   ★★★☆☆   (2009年)

監督:アーヴィン・チェン

出演:ジャック・ヤオ、アンバー・クォ、ジョセフ・チャン、クー・ユールン、カオ・リンフェン

パリに行った恋人のことを想い、本屋で立ち読みしながら自分もフランス語を独学してる青年は、別れ話を切り出してきた彼女に会うため、パリに行くことを決意するのだが......ってな台北を舞台にした恋のお話?!

いやぁ~、なんやろねぇ。この作品、ゴリゴリの恋愛ドラマっていうわけやなくて、たまたま知り合った男女が事件に巻き込まれてドタバタしてるうちに、恋心が芽生えるってな話なんやけど、コミカルな展開と、ゆる~いキャラ達の登場で、どこかホノボノした不思議な雰囲気なんよね。

そんなドラマの主人公のふたりは、どちらもキュートでかつ清々しく、好感度が抜群で、ついつい二人の恋の行方が気なってまう、そんな気持ちにさせてくれるんよなぁ。

取り立ててロマンチックやとか、情熱的な恋のドラマが繰り広げられるってわけやないんやけど、軽妙で微笑ましい恋の物語は、とっても爽やかでナイスなんよね!?

思わずをもうひとつ追加してまおうかと思うくらい、出演者もさることながら、作品そのものの“キュートさ”がウリの青春恋愛ドラマってとこなんかもなぁ?!

2011年10月18日 (火)

『死にゆく妻との旅路』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

石田ゆり子って、その控えめな佇まいのせいか、あまり女優として評価されてないんかもしれんけど、個人的にはかなり“お気に入り”やったりするんよね。

まぁ、確かにメチャクチャ演技がうまいってわけでもないんやろうけど、でも、その透明感のある雰囲気や、どんな作品でも、さりげなくアクセントになってたりする辺り、ついつい目が行ってまうんよなぁ。

そんなこんなで、この作品も石田くん目当てってことで、その感想は.......?!

死にゆく妻との旅路   ★★★☆☆   (2010年)

監督:塙 幸成

出演:三浦友和、石田ゆり子、西原亜希、掛田 誠、でんでん、田島令子、常田富士男、黒沼弘己、十貫寺梅軒

知り合いの連帯保証人になったことで借金を背負わされ、経営していた会社はつぶれ、無職になった男は、ガンの手術をしたばかりの妻と、各地の職安を愛車のバンで巡りながら旅を続けるのだが......ってな、実話を基にした夫婦のドラマ?!

妻に負い目を感じている夫、そんな夫から離れたくないと願う妻、ふたりで旅しながら一緒の時を過ごす濃密な夫婦の時間と、迫りくる別れの時、なんとも切ない話やったね。

何といっても、主演のふたりの演技が秀逸やった。夫婦だけが知るお互いの距離感、他人には分からない相手を想う気持ち、さりげないセリフや仕草の中に、ふたりだけの世界が描かれてるんよなぁ。

無責任で無意味に思える旅にも、夫婦にとっては“かけがえのない”時間やってことが伝わってくるってか。

とっても悲しく、切ない話なんやけど、そこには確かな夫婦の絆と深い愛情があるんよね?!

2011年10月17日 (月)

『スモールタウン マーダー ソングズ』

今日は、ちょっと個性的な未公開作品をひとつ、ご紹介♪

この映画、カナダの作品なんやけど、インディアナポリスやトリノといった、いくつかの小さな映画祭で作品賞や監督賞を受賞してるらしいんよね。

カナダの映画って、同じ北米でもハリウッドとは少し一線を画した、味わいのあるものが多いように思うんやけど、感覚的にはヨーロッパ映画に近いのかもね。

というわけで、そんなテイストを持った作品の感想は......?!

スモールタウン マーダー ソングズ / Small Town Murder Songs   ★★★☆☆   (2010年)

監督:エド・ガス=ドネリー

出演:ピーター・ストーメア、アーロン・プール、マーサ・プリンプトン、ジル・ヘネシー、ウラジミール・ボンダレンコ、スティーブン・エリック・マッキンタイア、アリ・コーエン

カナダの小さな町にある湖の湖畔で見つかった、若い女の全裸死体、捜査に協力する地元の警察署長は、自分の元恋人とその彼が事件に関わっていると確信するのだが......ってな、カナダのサスペンスもの?!

この作品、とっても小粒なんやけど、映像や話のつなげ方ど、なかなか個性的な雰囲気を醸し出してるんよなぁ。

信仰心の篤い町っていう設定で、宗教的な言葉をフィチャーしながら語られるストーリーは、少し“取っつきにくさ”がないわけでもないんやけど、ゴスペル調の音楽と印象的な映像で彩られたドラマは、インパクト十分やったね!?

単なる犯人捜しやなくて、主人公である警察署長の抱える過去のトラウマと殺人事件が絡み合うあたり、話としてもヒネリがあって良かったんと違うかな。

まぁ、こういったクセのある作品ってのは、当然のことながら万人受けするようなモノではないんやけど、そえでも悪くないと思うんやけどね!?

2011年10月16日 (日)

『ツレがうつになりまして。』

今日は公開中の作品の中から、邦画をひとつ、ご紹介♪

この映画の話題といえば、宮﨑あおいと堺 雅人がNHKの大河ドラマ『篤姫』以来の夫婦役で共演ってことらしい。まぁ、あちらは時代劇でこっちは現代劇ってことで、“だからどうした”って感はあるんやけどね(苦笑)

とはいえ、このふたりの演技なら、ちょっと観てみたいと思わせるものはあるし、何より監督さんが“泣かせ上手”な佐々部くんときたら、見逃す手はないわなぁって思うんよ。

なんか、また“宮﨑あおい”に評価が甘すぎってツッコミを入れられそうやけど、そんなものには惑わされず(?)、この作品、文句なしに“プッシュ”やでぇ.......!?(笑)

ツレがうつになりまして。   ★★★★   (2011年)

監督:佐々部 清

出演:宮﨑あおい、堺 雅人、吹越 満、大杉 漣、余 貴美子、津田寛治、田山涼成、犬塚 弘、山本浩司、梅沢富美男、中野裕太

生真面目なサラリーマンの夫が、ある日、ウツ病に。売れない漫画家の妻は、戸惑いながらも、夫を支えようと決意するのだが.....ってな、結婚後5年を迎えた夫婦に訪れた危機を描いたドラマ?!

いやぁ~、やられてもうたよ。佐々部くん本領発揮の“泣きのツボ”にはまりまくって、中盤からウルウルとしてもうて.....(笑)

何が泣けるって、うつ病というやっかいな心の病気に対して、支え合いながら生きる夫婦の愛情が、セリフのひとつひとつや仕草といった具合に、随所に描かれてるあたり、涙腺をストレートに刺激してくるんよ。

泣けるといっても悲しいばかりやなくて、適度にユーモアを散りばめて笑いを誘いつつ、夫婦の深~い愛情を映し出すもんやから、その絶妙なバランスに、またやられてまうんやろね!?

そんなドラマを見事に成立させるのは、やっぱり主演のふたりの演技にあるわけで、独特の距離感と息の合った掛け合いは、ケチのつけようがなかったね。脇役もしっかりとキャラ立ちしてるし、イグアナの“イグちゃん”も含めて完成された家族ドラマになってたかな。

最近、いろいろと疲れ気味な寂しき独り身としては、支え合える家族が欲しいなぁ.....なんてことを、ちょっと考えてもうたりして.....?!(苦笑)

2011年10月15日 (土)

『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』

今日は、先週から公開されてる話題作をひとつ、ご紹介♪

砂に埋もれた自由の女神という映画史に残るラストシーンで、地球が猿に支配された世界を描いた名作『猿の惑星』。なぜ猿が言葉をしゃべり、そして人類を支配するようになったかが、今回の最新作のテーマになってるんやね。

主演のジェームズ・フランコといえば、スパイダーマンのシリーズで注目され、その後も『ミルク』『127時間』といった話題作で着実に実力をつけ、今年のアカデミー賞では、司会までやるっていう、まさにノリノリの役者なんよなぁ!?

というわけで、そんな作品の感想は......?!

猿の惑星:創世記(ジェネシス) / Rise Of The Planet Of The Apes   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ルパート・ワイアット

出演:ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、ジョン・リスゴー、ブライアン・コックス、トム・フェルトン、アンディ・サーキス、デヴィッド・オイェロウォ、タイラー・ラビーン、ジェイミー・ハリス

アルツハイマーの治療薬を開発する若き研究者は、薬を投与したチンパンジーのお腹にいた子供を引き取るが、その子猿の知能は異常に発達していることに気づいた。家族同然に育てながら、研究を続けていたものの、ある時、隣人と問題を起こし、猿の保護施設に送られることなるのだが.......ってなSFアクション?!

脳の発達により芽生える様々な感情、支配するものと支配されるものという構図のなかで、徐々に膨らむ愚かな人間への復讐心、適度にメリハリがあり、なかなかテンポのいい展開になってたね。

話の流れとしては、いたってシンプルなんやけど、あまりにもリアルな猿の表情に、思わず見入ってもうたよ。おそらく来年のアカデミー賞で、メイクアップ賞を獲るのは間違いないやろなぁ。

オリジナルの『猿の惑星』に続くまでのドラマってことやったんやけど、オリジナルにあったストレートなメッセージのように、もっと深いドラマを期待してたもんやから、そういう点で少し物足りなさはあったかも。でも、娯楽作品という意味では、十分なデキなんと違うかな。

未来の人類のために、自分の手で文明を破壊することのないように、身近なところから考えていかんといかんのかもねぇ......?!

2011年10月14日 (金)

『夜明けの街で』

今日は、公開中の作品の中から邦画をひとつ、ご紹介♪

この映画、立て続けに公開されてる“不倫映画”のひとつで、売れっ子作家の東野圭吾くんの原作ってことらしい。と言いつつ、毎度のことながら原作は未読なんやけどね。

そんでもって、もうひとつの不倫映画で夫に不倫された役をやってる深田くんが、こちらでは不倫相手になってて、また、この作品で不倫される妻に、今、日本の映画界で“不幸を背負わせたら右に出る者はいない(?)”と個人的に思ってる木村くんが抜擢ってことで、観る前はそれなりに盛り上がったんやけどねぇ.......(笑)

というわけで、そんな作品の感想は......?!

夜明けの街で   ★★☆☆☆   (2011年)

監督:若松節朗

出演:岸谷五朗、深田恭子、木村多江、石黒 賢、田中 健、萬田久子、仲村雅俊、黄川田将也

妻とかわいい娘と暮らし、不倫することなど考えたこともなかった男が、派遣で来ていた若い女性と一線を越えてしまい、次第にその関係にはまっていくのだが......ってなお話?!

原作を知らずに観たんやけど、昼ドラなみのドロドロの不倫ドラマかと思ったら、これって.......不倫をテーマにした......コメディ?......で、ちょっとサスペンスで......ついでにホラー.....??(苦笑)

いやぁ、何が驚いたかって、岸谷くんの演技やわ!これだけ役者としてのキャリアがありながら、未だに“いかにも台本を読んでます”っていう演技ができるのは、ある意味すごいと思うんよ。思いっきり学芸会チックなリアクションに、失笑してもうた(笑)

それに対する深田くんも、見た目は確かに“小悪魔チック”なんやけど、なんとも深みのないキャラを演じてたね。どっかの記事に、「主人公に最後まで共感できなくて.....」なんてコメントが載ってたけど、そんな所が演技にも出てるんかもね??

不倫という関係から、男のズルさや女のしたたかさを描きつつ、サスペンスで色づけし......ってことなんやろうけど、出来上がったものは、どうにも締まりのない、グタグタな三流ドラマってなとこやった。

これ、何を目的に金払ってまで映画館で観るかなぁ.......う~ん、かなり疑問?!(苦笑)

2011年10月13日 (木)

『ウォール・ストリート』

今日は、ちょっと懐かしい作品の続編をひとつ、ご紹介♪

続編といっても、最初のが製作されたのが1987年やから、かれこれ20年以上経ってるんよなぁ。ちょうどバブル期にさしかかろうという時期で、あの頃はこの国の経済もイケイケやったのになぁ.....(笑)

どうでもエエ話やけど、この作品の撮影をしてる頃は、出演のシャイアくんとキャリー嬢はプライベートでもラブラブで、ハリウッドの大型カップルとして注目されてたんやけど、その後、恋愛のバブルも弾けたのか、キャリー嬢はイギリスに帰っていった.....ってことらしい。

というわけで、いろんな意味で(?)ノスタルジックな感傷にちょっと浸りながら観た作品の感想は.......?!

ウォール・ストリート / Wall Street : Money Never Sleeps   ★★★☆☆   (2010年)

監督:オリヴァー・ストーン

出演:マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、キャリー・マリガン、ジョシュ・ブローリン、スーザン・サランドン、フランク・ランジェロ、イーライ・ウォラック、ヴァネッサ・フェルリト、マイケル・ジェネット、ナタリー・モラレス、シルヴィア・マイルズ

インサイダー取引により8年の刑を務めたかつてのカリスマ投資家、そんな彼の娘と付き合っている金融マン、アメリカ経済の中枢であるウォール・ストリートを舞台に、経済界の裏側を描いたドラマ?!

勤めていた投資銀行の破綻とその裏にある策略、お金を使ったゲームの中で渦巻く様々な思惑、そんなやり取りをスリリングに.....ってことなんやろうけどね。

サブ・プライム・ローンをきっかけに混迷する経済を見て、監督さんも懐かしのキャラを復活させて、大暴れしたかったんやろうけど、ちょっと“キレ”がなかったかなぁ(苦笑)

“ゲッコー”というカリスマのあるキャラを使って“金融業界に物申す”的な演出は、この監督らしさが出ててオモロイんやけど、家族ドラマや恋人関係を織り交ぜるうちに、なんや話が“かったるく”なってもうたんと違うかなぁ?!

もっとシンプルかつ過激に切り込んでくれることを期待しただけに、ちょっと物足りなさが......。

さりげなく前作の『ウォール街』でダグラスくんとやりあったチャーリー・シーンが出てくるあたり、なかなかイキな演出やったんやけど.....でも、彼も年を取ったよなぁ.....あっ、自分もか?!(笑)

2011年10月12日 (水)

『ザ・ファイター』

今日は、遅ればせながら、今年のアカデミー賞で話題になった作品をひとつ、ご紹介♪

この作品で主人公の兄を演じたクリスチャン・ベイルと母親を演じたメリッサ・レオが、今年のアカデミー賞で助演賞をそれぞれ受賞したんよね。

クリスチャン・ベイルと言えば、現在のバットマン・シリーズでの主演や『ターミネータ4』でのジョン・コナー役のひとってイメージかもしれんけど、映画のデビューは子役として主演したスピルバーグ作品で、そのキャリアは長いんよなぁ。

まぁ、たまに暴力事件を起こしたり、ちょっと問題アリなところもあったりなんやけど、演技に対する取り組み方は、まさに“役者バカ”そのので、イギリス人俳優好きには無視できない役者やね!?

というわけで、そんな彼と元白人ラッパー“マーキー・マーク”ことマーク・ウォルバーグが暴れまくる(?)作品の感想は......?!(笑)

ザ・ファイター / The Fighter   ★★★☆☆   (2010年)

監督:デヴィッド・O・ラッセル

出演:マーク・ウォルバーグ、クリスチャン・ベイル、エイミー・アダムス、メリッサ・レオ、ジャック・マクギー、メリッサ・マクミーキン、ビアンカ・ハンター、エリカ・マクダーモット、ジェナ・ラミア

かつては将来を嘱望されたボクサーだった兄、そんな息子を溺愛する母、兄の背中を追ってボクサーになった弟は、家族との関係に苦悩しながら、リングに上がる.....ってな、実話を基にしたドラマ?!

どん底から這い上がり、栄光を手にした感動の物語.....どこかロッキーのようなドラマを期待してたんやけど、ちょっと違ったね。同じボクシング映画ではるんやけど、この作品、どちらかというと兄と弟、そして母親との関係を描いた家族ドラマがメインなんよ。

そんな話の中心となる兄を演じるベイルくんは、過去の栄光にしがみつき、クスリでボロボロになった男をエライ迫力で演じてた。“役者魂”がヒシヒシと伝わる演技は、アカデミー賞も納得やったね!?

作品全体としては、もう少し“タメ”があってもエエかなぁ、なんて思ったりもするんやけど、ただ、ファイト・シーンでのマークくんのズシリと重そうなパンチには説得力があったし、派手さはないものの、様々な葛藤を抱えた家族のドラマは、役者の演技もあって、引き込まれてまうんよなぁ。

期待しすぎると裏切れれるかもしれんけど、そんな役者の見事な演技を中心に観ると、なかなかの作品やと思うんやけどね!?

2011年10月11日 (火)

『恋するマドリ』

今日は、邦画をひとつ、ご紹介♪

いや、別に新垣結衣に特別な思い入れはないし、菊池凜子のダメっぷりを検証しようってつもりでもなくて、松田家の長男坊が出てるんで、とりあえずチェックしとくかってな感じで手にとったんやけどね。

まぁ、予想どおりのアイドル女優のお披露目がメインといった作りで......ってことで、とりあえずは感想を......?!(苦笑)

恋するマドリ   ★★☆☆☆   (2007年)

監督:大九明子

出演:新垣結衣、松田龍平、菊地凜子、中西 学、ピエール瀧、江口のりこ、内海桂子、世良公則

同居してた姉がデキ婚で部屋を出たために、貸家からアパートに引っ越した美大生、その部屋の元住人の建築士の女性が偶然にも貸家に移り住み、さらにその元カレが絡み......ってな恋愛ドラマ??

いやねぇ.....出だしから素人のプロレスラーやら芸人やらが出てきて、中途半端にまったく笑えない演技をするもんやから、ツカミからドン引きしてもうたよ(苦笑)

しかもメインのキャストの演技もなぁ......まぁ、これが映画初主演の新垣くんがヒドイのは仕方がないとしても、菊地くん、スゴイよね。最近の演技と大して変わらんところを見ると、この大根は相当、根が深いとみた!?(笑)

そんな拙い学芸会ドラマは、さらに演出がすばらしく......ヒドイんよ!必死に盛り上げようとするあまり、羽田が国際線の空港になってまうあたり、当時はまだバリバリの国内線空港だっただけに、とりあえず「その演出、狙いすぎやろっ!」ってツッコミを入れつつ、飽きれてもうて苦笑いするしかなかったね?!

まぁ、松田家の長男坊がいくら個性を発揮しても、こんなアイドル女優の“提灯”映画では、なんや虚しさだけしか残らんよなぁ......ご苦労さま♪(苦笑)

2011年10月10日 (月)

『ステイ・フレンズ』

今日は、祝日ということもあって、公開中の作品の中から恋愛映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の主演のジャスティン・ティンバーレイクって、今年のアカデミー賞で話題になった『ソーシャル・ネットワーク』でも主演のジェシー・アイゼンバーグと並んで演技が評価されとったよね。

彼、もともとアイドル歌手で、'N SYNC ってアイドル・グループの一員としてデビューし、その後ソロ・デビューして活躍してたんよ。映画でみかけるようになって、中途半端にやってるのかと思ってたら、なんや役者としてもエエ具合に成長してるんよなぁ。もともとアイドルなわけでイケメンやし、これでシリアスものがこなせるようになれば、大したもんやけどね!

というわけで、そんな彼がチラッと歌声まで披露してる作品の感想は......?!

ステイ・フレンズ / Friends With Benefits   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ウィル・グラック

出演:ジャスティン・ティンバーレイク、ミラ・クニス、パトリシア・クラークソン、ジェナ・エルフマン、ブライアン・グリーンバーグ、リチャード・ジェンキンス、ウディ・ハレルソン、ショーン・ホワイト、ノーラン・グルード、エマ・ストーン、アンドリュー・フレミング、アンディ・サムバーグ

ニューヨークにある有名雑誌のアート・ディレクターに就任した男と、そんな彼をヘッドハンティングしてロスから呼び寄せた女、仕事で知り合い、意気投合したふたりは、煩わしい恋愛感情を抜きにして、体だけの関係でいようと決めたのだが......ってなラブ・コメディ?!

お互いに恋人と別れたばかりで、恋愛を信じられない男女が、カジュアルな関係を続けながら、次第に惹かれあっていく様をコミカルに描くんよね。

偶然の出会いから始まり、次第に互いを意識して盛り上がり、行き違いや困難があって一気に下がった後でハッピー・エンドで大団円、ストーリーの展開としては、まさに定番のドラマなわけやけど、これ、なかなかエエんよね!?

何がエエかって、まず、主演のふたりが爽やかで嫌味がない。ベッドの上の“SF”の話だけに、エイリアンは出てこないまでも、それなりにキワドイ描写もあるんやけど、ふたりの軽快なマシンガン・トークのせいもあってか、イヤらしさがないんよなぁ。

そんなふたりの脇には、コテコテのゲイ役のウディ・ハレルソンや、アルツハイマーでボケをかますジェンキンスおじさんといった、個性的な俳優がインパクトのある役柄で若いふたりを盛り上げてて、なかなか味わいがあるんよなぁ。

定番のラブ・コメながら、絶妙な演出と気の利いたセリフ、そんでもって巧みに音楽を使いながら、上手に盛り上げられた恋のかけ引きは、程よくロマンチックで、なかなか素敵やったね。

ちょっとB級感があるのは否めないけど、思わずをもうひとつ追加して、おススメしたくなるくらいやから、案外これ、“拾い物”かもね!?(笑)

2011年10月 9日 (日)

『はやぶさ/HAYABUSA』

今日は、公開中の作品の中から邦画をひとつ、ご紹介♪

ちょうど1年ほど前に、宇宙からカプセルを持ち帰った探査衛星の話が大々的にニュースになってたのは覚えてるんやけど、SFの世界以上にはあまり実際の宇宙について興味を持ってなかったんで、それほど真剣には内容を知らんかったんよね。

どうも、宇宙の謎を解明する手がかりってことで、かなりすごい話やったらしい。宇宙飛行士は何人かいても、宇宙開発という点では、米ソだけやなく、最近では中国にも後れを取ってるなんてことも言われたりしてるみたいやし、そう考えるとこのプロジェクトの成功の意義ってのは、大きかったのかもしれんね。

というわけで、そんな偉業を映画化した作品の感想は......?!

はやぶさ/HAYABUSA   ★★★☆☆   (2011年)

監督:堤 幸彦

出演:竹内結子、西田敏行、高嶋政宏、佐野史郎、山本耕史、鶴見辰吾、筧 利夫、市川実和子、甲本雅裕、高橋長英、生瀬勝久

小惑星の表面の物質を採取するため打ち上げられた探査衛星“はやぶさ”、そのプロジェクトに関わった人々の奮闘を描いた実話を基にしたドラマ?!

計画の当初から難題が山積みで、幾多の困難に直面しながらも、数十年に亘る年月をかけて成功したプロジェクトの軌跡は、この国の宇宙研究の集大成やったんかな。それに携わった人々の熱い気持ちを感動のドラマで.....ってことやったんやろうけどなぁ......(苦笑)

いや、確かに伝わらんでもないんやけど、おそらく子供が観ても分かるようにってことなんやろうけど、映画としては演出がねぇ.......。でもって、ある意味、堤監督らしいって言えるんやろうけど、いつもの“悪ノリ”がなぁ.......(苦笑)

もっとシンプルに訴えかけてくれたら、感動もしたんやろうに、コテコテすぎて、そこそこの笑いはあるものの、ドラマの深さという点では物足りず、ちょっとシラケてもうたよ。

普段はきれいに着飾ってる竹内くんが、昭和のダサい着こなしで出てくるあたりもインパクトあったけど、本人かどうか分からんくらい頭に“のっけてる”筧くんの出で立ちは、いったい何を狙ってたんやろか??

結局のところシリアス路線でもなく、コメディでもない、なんとも中途半端な“生ぬるい”展開で、最初から最後まで行ってもうた感じやったね。

豪華な顔ぶれの役者陣のなかでは、やっぱり西田くんと、あと佐野くんが良かったかなぁ?!でも、作品としては、残念ながら期待したほどのものは、なかったなぁ.....?!

2011年10月 8日 (土)

『スリーデイズ』

今日は公開中の作品の中からひとつ、ご紹介♪

この映画、ちょっと前に紹介したフランス映画『ラスト3デイズ ~すべて彼女のために~』のハリウッド・リメイクなんよね。

監督がクリント・イーストウッド作品の脚本でも有名なポール・ハギスってことで、オリジナルを超える傑作になることを期待したんやけど........(苦笑)

そんな作品の感想は......?!

スリーデイズ / The Next Three Days   ★★★☆☆   (2010年)

監督:ポール・ハギス

出演:ラッセル・クロウ、エリザベス・バンクス、ブライアン・デネヒー、レニー・ジェームズ、オリヴィア・ワイルド、タイ・シンプキンス、ヘレン・ケアリー、リーアム・ニーソン、RZA、アイシャ・ハインズ

愛する妻に降りかかった殺人容疑、無実を信じて裁判をするものの、無情にも実刑判決となり、妻は収監されてしまう。法によって奪われた家族の幸せ、そして妻の人生を取り返すため、大学で講師をする夫は、ある計画を立てるのだが......ってな、フランス映画のリメイク作品!?

普通の一般市民が、妻への愛を胸に、なりふり構わず無謀な計画を実行する、そんなクライム・サスペンスであり、かつ愛の物語なんやけど.......毎度のことながら、なんでヨーロッパ映画をハリウッドでリメイクすると、こうも薄っぺらくなってまうんやろなぁ?!(苦笑)

主演がラッセル・クロウってことで、必要以上にタフさが強調されてもうて、なんか“ちょっと...”な感じやったよ。しかも、奥さんやくのエリザベスくんの存在感が薄すぎて、まったく必死さが感じられず、夫婦の強い絆や愛情ってのが伝わらんのよね。

原作に比較的忠実にリメイクされてはいるんやろうけど、結果的にはラッセルくんが大暴れするだけの映画になってもうたのが残念やった。せめてオリジナルと同じダイアン・クルーガーをキャスティングできれば、少し違った感じになったかもなぁ.....。

まぁ、比較をしてしまうとそうなってまうんやけど、オリジナルを知らずに観れば、ラッセルくん主演の“アクション映画”として、それなりに楽しめるんかもね。

それにしても.......オリジナルの邦題もそうやし、このリメイクの原題もそうなんやけど、なんで“3日”にこだわってるんやろなぁ?それほどまでに“3日間”が意識されてる内容でもないと思うんやけどね。それよりも、やっぱり“彼女のために...”でしょ!?

2011年10月 7日 (金)

『洋菓子店コアンドル』

今日は“スイーツな”邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、劇場で公開された時は、主演が江口くんってことで、思わずパスしてもうたんよね。ただ、“なんとなく”気になる蒼井くんが出てるってところが、ずっと“なんとなく”気になってて、それでレンタル屋で“なんとなく”手に取って、レジに向かったってわけ?!(笑)

監督さんは、先日紹介した『神様のカルテ』『白夜行』『半分の月がのぼる空』といった話題作が続いてる深川くんってことで、どうもこのひと、最近、売れっ子になってるらしい。まぁ、個人的な感想を言えば、ちょっとデキにむらがありすぎる気はするんやけどね。

というわけで、作品の感想は......?!

洋菓子店コアンドル   ★★★☆☆   (2010年)

監督:深川栄洋

出演:江口洋介、蒼井 優、戸田恵子、江口のりこ、尾上寛之、加賀まりこ、佐々木すみ江、ネイサン・バーグ、栗田 麗、山口朋華、嶋田久作、鈴木瑞穂

恋人を連れ戻すために鹿児島から東京にやってきた女の子、ケーキ屋の娘として育った彼女は、彼を見つけるまで、かつて彼の勤めていた洋菓子店で働くことに......ってなお話?!

ケーキ作りの自信も粉々に砕かれ、同僚にも冷たくあしらわれても、持ち前の強気と根拠のない自信で前に突き進む、そんな主人公を演じる蒼井くんは、いつもどおり“なんとなく”な雰囲気でエエ演技を見せてくれてたね!?(笑)

パティスリーを舞台に繰り広げられる人間ドラマは、それぞれのキャラが立ってて、結構おもしろく、思わず見入ってもうたよ。

素直でまっすぐな主人公の頑張りに、“なんとなく”応援したくなる気持ちにさせられながら、ちょこっとホロリとくるエピソードに心温められ、清々しい気持ちにさせられる、なんや悪くない作品やったね。

それにしても、うまそうなケーキばかりで、思わずケーキを買いに走りたくなってもうた。ただでさえ腹回りの脂肪が重くなってるのに.......そういう意味ではこの作品、体に毒かも??(笑)

2011年10月 6日 (木)

『アレクサンドリア』

今日は、久しぶりに、みんなにおススメしたいと思った作品を、少し気合を入れて(?)ご紹介♪

一応スペイン映画ということなんやけど、キャストはイギリスをはじめ、いろんな国から集まってるし、全編英語で撮られてるんよね。それでも、昨年のスペインのアカデミー賞に当たるゴヤ賞で、主要部門で受賞またはノミネートされた作品らしい。

この監督さんの作品って結構お気に入りで、トム・クルーズがペネロペと付き合うきっかけになった『バニラ・スカイ』って作品のスペイン語のオリジナル版『オープン・ユア・アイズ』は、特に秀逸やったんやけどね。

そんな監督さんの久しぶりの劇場公開作品ってことで、高ぶる期待に見事に応えてくれた、作品の感想は.......?!

アレクサンドリア / Agora   ★★★★   (2009年)

監督:アレハンドロ・アメナーバル

出演:レイチェル・ワイズ、マックス・ミンゲラ、オスカー・アイザック、マイケル・ロンズデール、サミ・サミール、アシュラフ・バルフム、ルパート・エヴァンス、ホマユン・エルシャディ、オシュリ・コーエン

かつて栄えたエジプトの都市アレクサンドリアに実在した天文学者であり、数学者だったひとりの女性の生き様を通して、混乱した時代を描く歴史ドラマ?!

優れた頭脳と美貌を備えながら、学問と教育に身を捧げ、宇宙の謎を解くことに心血を注ぎ、己の信念を貫いた彼女の生き方に、激しく心を揺さぶられてもうたよ。

そんな主人公を演じるレイチェル嬢の凛とした美しさが、キャラクターに見事な説得力を与えてるんよなぁ。

この作品のすばらしいところは、単に歴史上の人物を描く伝記ものというわけではなく、そんな彼女を取り巻く人々との関係、切ない恋の物語はもとより、宗教対立による醜い争い、混沌とした状況の中で、人はどう生きるかを問いかけるところやと思う。

1600年も前の話でありながら、その根本にあるものは、現代にも当てはまるし、人の愚かさで憎しみの消えない世の中は、やがて自らを破滅に導くんやってことを考えさせてくれるんよね。

単なる歴史ドラマを越えた物語は、十分に鑑賞する価値のある作品になってると思うんやけどね!?是非、お試しあれ♪

2011年10月 5日 (水)

『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』

今日は、ドキュメンタリー作品をひとつ、ご紹介♪

この映画、今年のアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞したんよね。数年前の経済危機の原因を探った内容になってるんやけど、当事者となったアメリカ人にしたら、放ってはおけない“事件”なわけで、それが受賞につながったんやろね。この内容を観たら、ちょっとハラワタ煮えくり返るよなぁ(笑)

まぁ、アメリカの危機は世界の危機であり、当然に日本も相当な影響を受けたわけやし、個人的にも“なけなし”の資産に損害が出たから、それほど笑ってられないんやけどね!?

ここ最近は、ヨーロッパを起源とする新たな経済危機が懸念されてるわけやけど、それに備えるという意味でも、過去から学ぶのにもってこいかも。

というわけで、作品の感想は.........?!

インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実 / Inside Job  ★★★☆☆   (2010年)

監督:チャールズ・ファーガソン

出演:(声)マット・デイモン

2008年に巻き起こったサブプライム・ローンをきっかけとした“リーマン・ショック”と言われる世界経済に深刻な影響を与えた経済危機がなぜ起こったのか、その問題を追及したドキュメンタリー?!

80年代以降のアメリカの経済界で何が起こっているのか、そして政治と財界の強すぎるつながりがもたらした結果が一体何だったのか、そんな問いかけを、関係者へのインタビューをもとに明らかにしていくんよね。

集中する権力に、それを利用しようとする者、そして富を独占しようとする欲深き人たち、あまりにも巧妙に作られた“システム”に、ある意味、感心させられてもうたね(苦笑)

そんな中で、含み笑いで演説するブッシュくんの顔を見ると、なんや異常に腹がたつやんね。ここまで“ヒール”な大統領ってのも、ある意味すごいかもなぁ....なんて!?オバマくんが今苦労しているのも、結局は誰かさんの後始末のせいってことなのかもなぁ。

しかし、冷静に考えてみると、結局のところ一般人はエエように踊らされ、気がついたら頭のいい(?)人たちに搾取されてるわけで、権力者が権力を持っている限り、どこにも自由も平等もないってことなんやろね。それがひとりの政治家であれ、官僚であれ、ね!?

現代の“経済”の真理とは......そんなとこ?!

2011年10月 4日 (火)

『毎日かあさん』

今日は、邦画をひとつ、ご紹介♪

いやぁ、最近、ホンマに“西原作品”にかかわるのをやめにしようかなぁって悩んでるんよね。これまで色々と試してはみたんやけど、世間の評判ほど心に響くものがなかったんよなぁ。

ひとえに原作を知らないってことが原因なのかもしれんけど、少なくとも映画になってる作品でエエなぁって思えたものは思い浮かばんのよね(苦笑)

というわけで、よせばいいのに、小泉くんと永瀬くんという元夫婦が夫婦役で共演ってことで話題になってたのが気になって、思わず手にしてもうた。ちょっと前に紹介した『酔いがさめたら、うちに帰ろう』って作品が夫側から描いてるのに対し、こちらは奥さん側からの話ということらしい。

この作品の唯一の驚きといえば、この監督さんが、引退した元タレントの上岡龍太郎の息子さんやってことかな!?なんて言ったところで、誰か知らん人の方が多いんかなぁ.......。

直接内容には関係のない話になってもうたけど、肝心の作品の感想は.......?!

毎日かあさん   ★★☆☆☆   (2011年)

監督:小林聖太郎

出演:小泉今日子、永瀬正敏、矢部光祐、小西舞優、正司照枝、古田新太、大森南朋、田畑智子、光石 研、鈴木砂羽、柴田理恵、北斗 晶、安藤玉恵、遠山景織子

漫画家の西原くんと元戦場カメラマンの夫、そしてふたりの子供との日々を描いた家族のお話?!

ロクに働きもせず、酒浸りのアル中の夫手を焼き、育ち盛りの幼い子供をふたり抱え、仕事に追われながら母親として奮闘する様子をコミカルに、かつ感動のドラマにってなことなんやろうけどなぁ.......(苦笑)

独り身で自分の家族を持たない立場で観るせいか、まったく共感するものがないんよね。どうにもしっくりとこない展開に、あざとく狙ったエピソードを重ね、感動を演出されても、ついていかれへんのよなぁ?!

まぁ、永瀬くんはビジュアル的には“頑張ってるオーラ”は出てるんやろうけど、それ以上の胸に響くものはなかったしね。

感動できるってな前評判に期待してもうた自分が悪いんかもしれんけど、笑えない、泣けない、グタグタのドラマにしか思われへんかったよ。ホンマに、あきませんなぁ......(苦笑)

2011年10月 3日 (月)

『ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡』

今日は、未公開作ながら、なかなか“味わい深い”ドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品で主演(?)を務めるクリス・パインといえば、『スター・トレック』でカーク船長に抜擢され、今年の頭に公開された『アンストッパブル』では、デンゼル・ワシントンと熱いアクションをキメてた若手の有望株なんよね。

そんなイケメン(?)の彼が、一風変わった役柄で出てる作品の感想は.....?!

ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡 / Bottle Shock   ★★★☆☆   (2008年)

監督:ランドール・ミラー

出演:クリス・パイン、アラン・リックマン、ビル・プルマン、レイチェル・テイラー、フレディ・ロドリゲス、デニス・ファリナ、ブラッドリー・ウィットフォード、ミゲル・サンドヴァル、エルザ・ドゥシュク

世界的には全く認められていなかったカリフォルニアワイン、資金繰りがうまくいかずに困難な状況にあったワイナリーに、フランスからの訪問者が......ってな、実話をもとに作られたワインにまつわるドラマ?!

今でこそ産地として有名になったナパ・ヴァレー、そのきっかけとなった“事件”を描いた話なんよね。ワインといえばフランス、そんな固定概念を壊した奇跡は、生産者の努力や信念といった必然と、いくつかの偶然によってもたらされたってなドラマを、少しコミカルに、かつ人間臭く語るあたりは、なかなかやったかな。

70年代という時代背景に合わせて、ロン毛に無精ひげという“ヒッピー崩れ”のクリスくんの風貌は、ちょっと違和感があったんやけど、リックマンとプルマンという米英のベテラン俳優が脇をおさえ、思いのほかいい感じに仕上がってたね。

うまそうに試飲する様子を見てると、なんやワインが飲みたくなってもうたよ♪秋の夜の穏やかな風を感じつつ、カリフォルニアのぶどう畑に思いを馳せながらグラスを傾ける.......オツやないですか?!(笑)

2011年10月 2日 (日)

『モテキ』

今日は、公開中の作品の中から邦画をひとつ、ご紹介♪

この映画、人気漫画が原作なんやってね。TV東京でドラマ化されて、それもボチボチの人気やったそうで。まぁ、そもそも“モテキ”って何のこっちゃって、そういうレベルやったんやけど(笑)

まぁ、わざわざ映画館で観るようなもんでもないやろうと思いつつ、昨日は映画の日で1,000円やったもんやから、1日4本連続の鑑賞の最後に、惰性で観てみたってわけ。

というわけで、そんな作品の感想は.....?!

モテキ   ★★★☆☆   (2011年)

監督:大根 仁

出演:森山未來、長澤まさみ、麻生久美子、仲 里依紗、真木よう子、山田真歩、金子ノブアキ、リリー・フランキー

草食系のダメ男は、なんとかエンタメ系のニュースサイトの運営会社に就職し、ツィッターで知り合った美人と仲良くなり、恋をするのだが.....ってな恋愛コメディ?!

自分に自信がなく、恋愛をあきらめてばかりの男が、人生二度目の“モテキ”に入り、恋を成就するために奮闘するってか!なんやモテない男に夢を与えてくれる話やないですか!?(笑)

原作も知らなければ、TVドラマも見てないんで、よう分からんままでの鑑賞やったんやけど、けっこう楽しめたかな。

中途半端なコメディやなくて、とことん突き抜けてもうてるところがエエよね。モテない男の心境なんてところは、かなり共感できるしなぁ(苦笑)

それと、自虐的な音楽の使い方がけっこうツボやった。今どき橘いずみや大江千里をもってくるとは......ね(笑)

長澤くんの演技も、シリアスものなら話にならんけど、この手のコメディなら、その軽薄さが程よく役柄にマッチしとったかな。まぁ、見た目はカワイイわけやし.....モテない男目線で見ると、それなりに魅力はあるわけで.....?!

そんなこんなで、ちょっと途中で“かったるさ”はあるものの、軽い気持ちで観る分には、十分に楽しめるんとちがうかな。エンタメ感を追及した作りは、悪くなかった。

しかしなぁ.....モテモテにならんでもエエから、たったひとり、好きになった相手にモテたいもんよなぁ.....なんて、最後にモテない男の独り言で今日は終わり?!(苦笑)

2011年10月 1日 (土)

『ワイルド・スピード MEGA MAX』

今日は、公開中の作品の中から、スカッとしたアクション映画をひとつ、ご紹介♪

このシリーズって、1作目の『ワイルド・スピード』がそこそこヒットして、気を良くして作った2作目で少し顔ぶれを変えたこともあってかスベってもうて、3作目で東京でドリフトし出したときは、どこに向かってくのか、かなり心配したんやけどね?!しかも、日本が誇る“大根役者”の北川くんをハリウッド・デビューで勘違いさせてもうた時点で、“終わったな”って思ったんやけど......(苦笑)

間違いに気づいて(?)、出直した前作の『ワイルド・スピード MAX』では、オリジナルのメンバーが復帰し、スピード・アップして、今回で更にニトロで加速するってとこかいな?!(笑)

そんな期待を背負った作品の感想は.......?!

ワイルド・スピード MEGA MAX / Fast Five   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ジャスティン・リン

出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ジョーダナ・ブリュースター、ドウェイン・ジョンソン、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ドン・オマール、マット・シュルツ、サン・カン、テゴ・カルデロン、ヨアキム・デ・アルメイダ、エルサ・パタキ

護送車から逃亡したドミニクと、その手助けをしたことで指名手配された元FBI捜査官のブライアンは、潜伏先のブラジルで、街を仕切る“実業家”とトラブルとなり、仕返しのためにある計画を思いつくのだが......ってな、人気のカー・アクションもの最新作?!

今回はブラジルを舞台に、チューン・アップされたマシンで轟音を響かせながら、激しいバトルを繰り広げるんよね!?序盤から惜しみなく車をかっ飛ばしながら、ガンガンと攻めるあたり、このシリーズならではやった。

これがシリーズ3度目の共演となる主演のふたりの存在感が、作品のクオリティを守ってるんよね。車には容赦なしのカー・アクションは、かなりド派手で、気持ちいいくらいグシャグシャで、観てて爽快感があるんかな。まぁ、あまりにも多くの車がポシャっていくのを見ると、貧乏人にしてみると、ちょっともったいないよなぁ、なんて思ってみたりもして(笑)

この作品は、話の内容がどうのっていうよりも、どんだけ格好よく爆走し、アクションで目立つかってことなわけで、強引な展開も、そんなことを気にするより、楽しんだもの勝ちかもね。そう考えれば、十分イケてるんと違うかな?!(笑)

しかし.....前作が“MAX”で、今回がその“MAX”に“MEGA”がついたってことは......次はさらに“ULTRA"でもつけるつもりなんかね?!もちろん原題に、そんなくだらない言葉は付かないんやけど......!(苦笑)

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