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2011年10月 6日 (木)

『アレクサンドリア』

今日は、久しぶりに、みんなにおススメしたいと思った作品を、少し気合を入れて(?)ご紹介♪

一応スペイン映画ということなんやけど、キャストはイギリスをはじめ、いろんな国から集まってるし、全編英語で撮られてるんよね。それでも、昨年のスペインのアカデミー賞に当たるゴヤ賞で、主要部門で受賞またはノミネートされた作品らしい。

この監督さんの作品って結構お気に入りで、トム・クルーズがペネロペと付き合うきっかけになった『バニラ・スカイ』って作品のスペイン語のオリジナル版『オープン・ユア・アイズ』は、特に秀逸やったんやけどね。

そんな監督さんの久しぶりの劇場公開作品ってことで、高ぶる期待に見事に応えてくれた、作品の感想は.......?!

アレクサンドリア / Agora   ★★★★   (2009年)

監督:アレハンドロ・アメナーバル

出演:レイチェル・ワイズ、マックス・ミンゲラ、オスカー・アイザック、マイケル・ロンズデール、サミ・サミール、アシュラフ・バルフム、ルパート・エヴァンス、ホマユン・エルシャディ、オシュリ・コーエン

かつて栄えたエジプトの都市アレクサンドリアに実在した天文学者であり、数学者だったひとりの女性の生き様を通して、混乱した時代を描く歴史ドラマ?!

優れた頭脳と美貌を備えながら、学問と教育に身を捧げ、宇宙の謎を解くことに心血を注ぎ、己の信念を貫いた彼女の生き方に、激しく心を揺さぶられてもうたよ。

そんな主人公を演じるレイチェル嬢の凛とした美しさが、キャラクターに見事な説得力を与えてるんよなぁ。

この作品のすばらしいところは、単に歴史上の人物を描く伝記ものというわけではなく、そんな彼女を取り巻く人々との関係、切ない恋の物語はもとより、宗教対立による醜い争い、混沌とした状況の中で、人はどう生きるかを問いかけるところやと思う。

1600年も前の話でありながら、その根本にあるものは、現代にも当てはまるし、人の愚かさで憎しみの消えない世の中は、やがて自らを破滅に導くんやってことを考えさせてくれるんよね。

単なる歴史ドラマを越えた物語は、十分に鑑賞する価値のある作品になってると思うんやけどね!?是非、お試しあれ♪

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