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2011年10月30日 (日)

『ミッション:8ミニッツ』

今日は、今週末から劇場公開されてる作品をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるダンカン・ジョーンズといえば、あのデヴィッド・ボウイの息子ってことで注目されたわけやけど、その初監督作である『月に囚われた男』で驚くほどの完成度とセンスを見せつけ、早くも2作目でハリウッド進出ってことで作ったのがこの作品なんよね。

“親の七光り”って言うと、どこぞのコッポラの娘みたい、特に才能もないのにチヤホヤされてるのもいるけど、この作品を観ると、もはやダンカンくんには親の存在は無用と思えるくらい、“ダンカン・ジョーンズ”のブランドを確立した感があるかな。

作風としては、独特のヒネリと深みがあって、個人的には初期のスパイク・ジョーンズを彷彿させる気がして、なんやクセになりそうやね(笑)

例によって「このラスト、映画通ほどだまされる!」みたいなアホな宣伝うってるけど、そんな余計なことせんと、ストレートに売り込めばエエと思うんやけど.....だいたい、だます、だまされるっていうような内容やないでしょ(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は......?!

ミッション:8ミニッツ / Source Code   ★★★★   (2011年)

監督:ダンカン・ジョーンズ

出演:ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ、ジェフリー・ライト、マイケル・アーデン、キャス・アンヴァー、ラッセル・ピーターズ、スーザン・べイン

列車の爆破事件の犯人を見つけ出すため、特殊な装置によって8分間だけ事件の被害者の意識の中に入り込むという任務を受けた男は、繰り返し同じシーンに戻り、犯人を捜そうとするのだが......ってな、サスペンス映画?!

戸惑いや不安、新たに芽生える感情、耐えがたい悲しみとかすかな希望、単なる犯人探しをするだけのサスペンスものやなくて、ひとりの男を通して、このドラマには様々な要素が含まれてるんよなぁ。

ヘタすると単調なドタバタのアクションで終わるところを、メリハリの利いた展開と感情を揺さぶる物語で語ってしまうあたりが、この監督さんの才能を感じさせてくれるんよ!?

8分間で区切られた時間によって、人生の1分1秒の持つ意味を考えさせられたりして、ちょっと深みを感じさせられてもうたりしてね。

この手のタイム・スリップものは、どうしても無理が生じてもうて、それが結局のところ引っかかってまうもんやから、駄作に陥りやすいんやけど、そこにしっかりとしたドラマがあるもんやから、あまり気にならんかったかな。

それにしても、エエかげん、原題と違うカタカナのタイトルを付けるのやめへんかなぁ。確かに8分間の任務なわけやけど、タイトルの意味するところが違ってもうてるやんか......(苦笑)

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