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2011年10月18日 (火)

『死にゆく妻との旅路』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

石田ゆり子って、その控えめな佇まいのせいか、あまり女優として評価されてないんかもしれんけど、個人的にはかなり“お気に入り”やったりするんよね。

まぁ、確かにメチャクチャ演技がうまいってわけでもないんやろうけど、でも、その透明感のある雰囲気や、どんな作品でも、さりげなくアクセントになってたりする辺り、ついつい目が行ってまうんよなぁ。

そんなこんなで、この作品も石田くん目当てってことで、その感想は.......?!

死にゆく妻との旅路   ★★★☆☆   (2010年)

監督:塙 幸成

出演:三浦友和、石田ゆり子、西原亜希、掛田 誠、でんでん、田島令子、常田富士男、黒沼弘己、十貫寺梅軒

知り合いの連帯保証人になったことで借金を背負わされ、経営していた会社はつぶれ、無職になった男は、ガンの手術をしたばかりの妻と、各地の職安を愛車のバンで巡りながら旅を続けるのだが......ってな、実話を基にした夫婦のドラマ?!

妻に負い目を感じている夫、そんな夫から離れたくないと願う妻、ふたりで旅しながら一緒の時を過ごす濃密な夫婦の時間と、迫りくる別れの時、なんとも切ない話やったね。

何といっても、主演のふたりの演技が秀逸やった。夫婦だけが知るお互いの距離感、他人には分からない相手を想う気持ち、さりげないセリフや仕草の中に、ふたりだけの世界が描かれてるんよなぁ。

無責任で無意味に思える旅にも、夫婦にとっては“かけがえのない”時間やってことが伝わってくるってか。

とっても悲しく、切ない話なんやけど、そこには確かな夫婦の絆と深い愛情があるんよね?!

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