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2011年10月25日 (火)

『真木栗ノ穴』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてる深川くんと言えば、先日紹介した『洋菓子店コアンドル』『神様のカルテ』のひとで、後者がちょっとヒドイ作品やったんやけど、前者は意外と好印象やったんで、ひょっとして出演者に問題があって、この監督さんは案外悪くないのかも......なんて思ったこともあって、作品としてはちょっとマイナーな感じのモノで、再度、試してみたってわけ。

この監督さん、そこそこの年齢の人かと思ったら、なんやまだ30代なんやってね。これまでのキャリアや作風を考えると、これから注目できる監督さんって言えるかもなぁ。まぁ、間違っても行定くんや犬童くんみないに、態度と金の使い方だけが一人前の“巨匠”にはならんで欲しいもんやけど.......(苦笑)

というわけで、そんな監督さんの作った、ちょっと風変わりな作品の感想は.......?!

真木栗ノ穴   ★★★☆☆   (2007年)

監督:深川栄洋

出演:西島秀俊、粟田 麗、木下あゆ美、キムラ緑子、北村有起哉、尾上寛之、大橋てつじ、田中哲司、松金よね子

ボロアパートに住む売れない作家 真木栗 勉は、窃盗事件に巻き込まれたことがきっかけで、両隣りの部屋の壁に穴があることに気づく。同じ頃、たまたま官能小説の連載の仕事をもらい、ネタに悩んだ挙句、その穴から覗いた世界を書くことにした彼だったが.....ってなミステリー作品?!

密かに覗き見る隣人のプライバシー、そこに現れた美しい女、現実と妄想が入り交じった世界は、幻想的でかつ下世話に、ちょっと不思議な雰囲気を醸し出してたね。

そんな話の中心にいる作家役の西島くんは、さりげない演技のなかに、彼のもつ個性や上手さを存分に発揮してて、さすがやった。

エロのあるドラマでありながら、徐々に盛り上がりながら、ソフトなホラーに流れる展開は、意外性はないものの、なかなか巧さがあったね。

全体的に地味めな作品やったけど、ひとつの世界が出来上がってるだけに、結構楽しめたかな?!

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