『ゲーム』
今日は、10年ちょっと前に作られた作品を、ご紹介♪
実はこれ、知り合いに「エエよ!」って薦められて試してみたんよね。タイトルと内容だけ聞いて、後で調べてみたら、監督が『ソーシャル・ネットワーク』で話題になったデヴィッド・フィンチャーやったんやね。
ちょうど彼の第1次ブームやった『セブン』と『ファイト・クラブ』の間に作られた作品らしく、結構、評判もよかったみたいなんやけど、たぶんその当時は、主演がマイケル・ダグラスってことで、観ずにスルーしたんと違うかなぁと思う。
てなわけで、半信半疑で観た作品の感想は.......?!
ゲーム / The Game ★★★☆☆ (1997年)
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:マイケル・ダグラス、ショーン・ペン、デボラ・カーラ・アンガー、ジェームズ・レブホーン、キャロル・ベイカー、エイリザベス・デネヒー、ピーター・ドゥナット
投資銀行を経営し、富と地位を得たものの、妻とは離婚し、寂しい生活を送る男は、誕生日の日に弟からのプレゼントとして、ある会社が提供する“ゲーム”への招待状をもらうのだが......ってなサスペンス?!
いやぁ、これ、評判通りのなかなかのデキやったね。突然に身に起こる不運な出来事、得体の知れない“ゲーム”のなかで、何も信じることができず、次第に精神的に追い込まれていく、そんな男をダグラスくんが熱演してるんよ。
緊迫した雰囲気の中で、テンポよく暴走していく感じが、いかにも“フィンチャー”らしく、観てる側をグイグイと惹きつけて、飽きさせないんよなぁ。
まぁ、確かに“そこまでやるか”っていうツッコミは入れずにはおれんのやけど、サスペンス作品としてのクオリティは、抜群の一品やったね!?
日常に鈍感になり、無駄に時間を過ごさないためには、こんな“とびっきりの刺激”が必要なんかもなぁ.....なんて?!(笑)
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