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2011年11月 5日 (土)

『フェア・ゲーム』

今日は、公開中の作品の中から骨太なやつをひとつ、ご紹介♪

ダグ・リーマン監督といえば、マット・デイモン主演の“ジェイソン・ボーンもの”で有名になった人で、イメージ的にはアクション系の娯楽映画を撮るひとって感じやんね。なので、この作品も、てっきり無駄に走り回ったり、飛んだりするんかなぁって思ってたんよ。そしたら、これ、かなり本格的なシリアスもので........ビックリ?!(笑)

カンヌ映画祭には出品してたみたいやけど、これでアカデミー賞にかからなかったってのは、やっぱりテーマがテーマやからかね??作品としての完成度はかなりやと思うんやけど。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

フェア・ゲーム / Fair Game   ★★★★   (2010年)

監督:ダグ・リーマン

出演:ナオミ・ワッツ、ショーン・ペン、サム・シェパード、ノア・エメリッヒ、デヴィッド・アンドリュース、ブルック・スミス、マイケル・ケリー、ブルース・マッギル、タイ・バーレル、ティム・グリフィン

アメリカによるイラク侵攻の直前に、大量破壊兵器の存在について調べていたCIAの女性職員と、その協力者である元大使の夫は、その事実はないと結論づけたが、戦争の口実を探していた政府とぶつかり、ハメられてしまうのだが.....ってな、実際にあった事件を基に描かれる政治ドラマ?!

いやぁ~、ダグ・リーマン......やりやがった!?中途半端なアクション映画しか作れないと思ってたら、すごいやないか、これ!(笑)

そもそも実話を基にしてるだけに、話に説得力があるんやけど、それを役者の演技を引き出しながら、スリリングにかつエモーショナルに表現してるんよね。

何と言ってもショーン・ペンの圧倒的な存在感がスゴかった。感情を露わにするときの迫力は、もう鳥肌もんやったね。

でもって、ホワイトハウスやマスコミ、世論といった巨大な相手に対して、ボコボコにされながらも戦いを挑む夫婦の物語は、ググッと胸に迫るんよ。国のために働きながら、その国に裏切られる、それでも正義を信じ、信念をもって挑む姿に、夫婦の絆や愛情が見て取れて、なんや熱くなってもうたよ(笑)

おそらく地味な評判で、そのまま終わってまうんかもしれんけど、こういう作品にこそ、話題になって欲しいと思うんよなぁ.......?!

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