『リアル・スティール』
今日は、公開中の作品の中から、話題になってる(?)作品をひとつ、ご紹介♪
この映画、最近ではちょっと異例の長さのキャンペーンをやってて、CMでやたらと感動を煽るあたりに、ちょっつ不安を感じつつ、それでもやっぱり気になってもうたんよね。
ディズニーとドリームワークスのコラボってところが、気合の入った宣伝の理由やったんやろなぁ。でもって、製作総指揮にはスピルバーグだけやなくて、ロバート・ゼメキスの名前なんかもあったりするし、エンドクレジットを見ると、ボクシングの技術指導は、往年の名ボクサー、シュガー・レイ・レナードがやってるらしい!?
そんなこんなで、期待と不安の入りまじった気分で観に行った作品の感想は......?!
リアル・スティール / Real Steel ★★★☆☆ (2011年)
監督:ショーン・レヴィ
出演:ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー、アンソニー・マッキー、ケヴィン・デュランド、カール・ユーン、オルガ・フォンダ、ホープ・デイヴィス
生身の人間による格闘技の時代は終わり、ロボット・ファイトが全盛のなかで、かつてプロボクサーだった男は、金策に困りながらも、安いロボットで勝負をしては負けていた。そんな時、別れた妻が死に、離れて暮らしていた息子と再会することに。ロボットを買う金を艇にするため、夏の間、息子を預かることになるのだが.....ってな、ロボット・アクション + 親子の物語ってね?!
母親を失って、孤独な日々を送る少年と、格闘技に夢中で、息子にどう接していいか分からない不器用な男、そんなふたりの心を、廃品場で偶然めぐり合った旧式のスパーリング・ロボットがつなぐってか?!
いやぁ~、想像どおりにストレートにベタなんやけど、この手の作りって、なんやハマってまうんよね(苦笑)
コメディ系を得意とする監督さんだけに、ロボットのコミカルな動きを使って、上手く笑いを取ってくるんよ。でもって、この作品、子役がなかなかキャラがエエんよね。
主役のヒュー・ジャックマンと互角に渡り合い、更に子供の純粋さとまっすぐな気持ちを表現するあたり、大したもんやった。
まぁ、この手のボクシングものやと、どうしても“ロッキー的”な作りや展開になってまうのと、あとは、よくよく考えると少々都合がよすぎで“ヤリすぎ”感があったりするところが残念ではあるんやけど、ノリノリの音楽てテンポよく、ときに笑いをとりつつ、程よく熱くしてくれる、そんな作品は、娯楽映画としては十分なデキやと思うんやけどね!?
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