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2011年12月25日 (日)

『サラの鍵』

今日は、公開中の作品の中から、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

世の中の“浮かれムード”の中で、こんなシリアスな作品を取り上げるのも、ちょっと場違いかなぁと思いつつも、劇場で公開されてる間におススメしときたいという思いもあって、気合いを入れて(?)紹介しようと思うんよね。

年の瀬を迎えて、人生を見つめなおすのに、ちょうどいいキッカケになるかも......なんて大上段に構える必要はないんやけど、こういう地味な作品は、あまり話題になることもないと思うんで、ネットの片隅で、ささやかに“プッシュ”ってか!?(笑)

というわけで、そんな作品の感想は......?!

サラの鍵 / Elle S'Appelait Sarah   ★★★★   (2010年)

監督:ジル・パケ=ブランネール

出演:クリスティン・スコット・トーマス、メリュジーヌ・マヤンス、ニエル・アレストリュプ、エイダン・クイン、フレデリック・ピエロ、ミシェル・デュショーソワ、ドミニク・フロ、ナターシャ・マスケヴィッチ、ジゼル・カサデサス

1942年の7月に、フランス警察によりパリでユダヤ人が迫害されたヴェルディヴ事件を取材していた女性ジャーナリストは、フランス人の夫が育った家に、当時ユダヤ人一家が住んでいたことを知り、その家の長女サラの行方を調査するのだったが.....ってなドラマ?!

歴史に翻弄されたひとりの少女の人生、そこから繋がる人間模様、そんでもって、真実を知ろうとするジャーナリストが見つけたもの、なんとも切ない話なんよ。

ユダヤ人迫害の話なんて、これまでも数多く映画になってて、もう出尽くしたやろうって思うんやけど、でも、犠牲になったひとたち、それぞれに人生があり、悲しいドラマがあるんやなって思ったよ。

この作品で描かれる少女の話も、とっても重く切ないんやけど、ただ、一方的に悲しみを押し付けるんやなくて、悲惨な体験をした少女の消息を追いかけながら、つながる命、未来への希望を描いてるところが秀逸なんよね。

グイグイと話に引き込まれ、最後には気づいたら涙がこぼれてた、そんな作品は、テーマがテーマだけに、あまり一般ウケは良くないかもしれんけど、こういう良質なドラマが評価されることを願って、ちょっとおススメ!?

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