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2012年1月11日 (水)

『サラエボの花』

というわけで、この女性監督のデビュー作を、今日のオマケとしてご紹介♪

この作品は、2006年のベルリン国際映画賞で金熊賞を受賞したんよね。原題は、首都サラエボにある地区の名前で、このドラマの舞台になってる街ということらしい。

当時32歳やった監督さんの描いた作品の感想は......?!

サラエボの花 / Grbavica   ★★★☆☆   (2006年)

監督:ヤスミラ・ジュバニッチ

出演:ミリャナ・カラノヴィッチ、ルナ・ミヨヴィッチ

ボスニア紛争後のサラエボで暮らすシングルマザーの女性とそのひとり娘。母親は、思春期の娘を女手ひとつで必死に養うが、紛争で死んだという父親の死に疑問を感じる娘は、そんな母親に反抗する、そんな戦争の残した傷痕を描いた家族ドラマ?!

紛争により傷ついた心、決して消し去ることのできない過去に苦しみながら、それでも必死に生きようとする姿は、なんやとっても切ないものを感じさせるんよなぁ。

娘を愛していながらも、どこか拭い去れない罪悪感、心の葛藤を胸に、哀しみを背負った母親の表情が、何とも言えず、印象的やったなぁ。

母と娘のふたつの世代を使い、それぞれにとっての紛争を丁寧に描いたところは、なかなかの味わいやった。まぁ、派手さのない作品ではあるんやけど...?!

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