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2012年1月14日 (土)

『善き人』

今日は公開中の作品の中から、ちょっと渋めの映画をひとつ、ご紹介♪

これ、最近作られた作品かと思ったら、製作年は3年ほど前で、アメリカで公開されたのが、ちょうど2年前なんやって。もともとはイギリスで作られた舞台劇を、BBCが映画化したらしい。でも、監督さんはブラジルの人らしいんやけど.....?!

というわけで、そんな作品の感想は......?!

善き人 / Good   ★★★☆☆   (2008年)

監督:ヴィセンテ・アモリン

出演:ヴィゴ・モーテンセン、ジェイソン・アイザックス、ジョディ・ウィッテカー、スティーヴン・マッキントッシュ、マーク・ストロング、ジェマ・ジョーンズ、アナスタシア・ヒル

ナチス独裁下のベルリンで、文学を教えていた大学教授は、頑なにナチスへの入党を拒んでいたが、かつて自分が書いた小説をきっかけに、ナチスと付き合わなければならなくなり.....ってなドラマ?!

常に正しい行いをすることを心掛けて生きてきた男が、仕方なく信条に反してナチスに加担する、そんな苦悩を友情を絡めて描くってとこなんかな。

悩める主人公を演じるヴィゴくんは、今回もなかなか渋いところで頑張ってるんよ。心優しい男が、時代に飲み込まれ、戸惑う姿を、うまく演じとったかな。

ただ、作品としては、もっとストレートに心に訴えかけてくるんかと思いきや、少しボヤけてしまってる感があるあたりが残念やった。ブラジルの新鋭監督ってことで、ラテンのテイストでってことかもしれんけど、このテーマなら、もっと心の葛藤や魂の叫びを聞きたかったかも。

まぁ、ナチスのユダヤ人弾圧をテーマにしながら、それを間接的な視点から描いてるという意味では、かえって味わい深いのかもしれんけど。そこら辺りは好みの問題で、悪くない作品やとは思うんやけど......ね?!

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