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2012年1月 2日 (月)

『僕と彼女とオーソン・ウェルズ』

今年も月曜日は、基本的には劇場未公開の作品を紹介していこうと思ってるんやけど、新しい年の最初の作品は、未公開ながら、なかなかのデキの作品を、ご紹介♪

監督をしてるリチャード・リンクレイターと言えば、『恋人までの距離(ディスタンス)』やその続編の『ビフォア・サンセット』なんかで知られた、そこそこ名の知れた監督さんやんね。

そんでもって主演がアイドル俳優からの脱皮に必死なザック・エフロンとくれば、未公開でスルーされてまうのが不思議なんやけど、更に作品自体も2009年の賞レースで、オーソン・ウェルズ役を演じたクリスチャン・マッケイが助演男優賞にノミネートされたりで、そこそこ話題になってたらしいんよ。

というわけで、そんな作品の感想は......?!

僕と彼女とオーソン・ウェルズ / Me And Orson Welles   ★★★☆☆   (2008年)

監督:リチャード・リンクレイター

出演:ザック・エフロン、クレア・デインズ、クリスチャン・マッケイ、ベン・チャップリン、ジェームズ・タッパー、エディ・マーサン、ゾーイ・カザン、ケリー・ライリー、レオ・ビル

役者になることを夢見る青年は、公演を控えたオーソン・ウェルズの劇団に加わることができ、初日に向けた稽古に参加するのだが.....ってなお話?!

ザック・エフロン主演と聞くと、てっきり中途半端なアイドル映画なのかと思ったら、これがなかなか侮れんデキなんよ。基本的には、高校生が夢見る世界に一歩、足を踏み入れ、そこでいろいろと経験しながら成長するってなストーリーなんやけど、なにがエエかって、主演のザックくん以上にオーソン・ウェルズ役が目立ってるんよ。

一流の役者のプライドと傲慢さを持ちながら、それでいてどこか繊細で傷つきやすい、そんなカリスマを体現するクリスチャン・マッケイの存在感は、見事やった。そこに相変わらず知的で魅力的なクレア嬢が加わると、個人的にはとっても満足やったね(笑)

そんなこんなで、“僕”がちょっと弱めのために、邦題には“彼女”を加えたんやろうけど、それが誰を指してるのか分かりづらいので、やっぱり蛇足なんやと思うんやけど......?!

そんなボヤキは置いといて、この作品、小粒なデキではあるものの、意外と“拾い物”かもね。

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