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2012年1月25日 (水)

『4月の涙』

今日は、フィンランドの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、フィンランドの若手監督が撮ったものらしい。メジャーな映画賞の受賞はないんやけど、細かいところで主演男優賞を受賞してたり、それなりに一定の評価をされてるみたいなんよね。じっくりと人物描写をしていくあたりは、いかにもヨーロッパ映画らしいと言えるんかもなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は......?!

4月の涙 / Kasky   ★★★☆☆   (2009年)

監督:アク・ロウヒミエス

出演:サムリ・ヴァウラモ、ピヒラ・ヴィータラ、エーロ・アホ、ミーナ・マーソラ、リーナ・メイドレ、スレヴィ・ペルトラ、ミッコ・コウキ、ヤンネ・ヴィルタネン

1918年、内戦の最中のフィンランドで、相手の捕虜となった女性部隊のリーダー。彼女に公平な裁判をと主張する若い士官は、判事のいる所まで、自ら護送するのだが.....ってなフィンランド映画?!

捕虜となり、辱めを受けた女は、相手を憎み、逃げようと抵抗するも、旅のなかで士官の誠実さを知り、互いの中に変化が......ってなことで、敵同士の男女のなかに芽生えた感情を静かに描いてるんよね。

残虐に奪われる命がある一方で、生かしたいと願う気持ちがある、そんな刹那な情景が、淡々と表現されてるんかな。

登場人物の心の中を表情やしぐさで追い続ける作り方は、一見すると一本調子で万人受けするような作品やないんやと思うけど、少し意外で切ない結末は、なかなか味わい深く、心に響くものがあるんよなぁ。

とっても地味で小粒な作品ではあるけど、悪くないと思うんやけどね!?

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