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2012年1月11日 (水)

『サラエボ、希望の街角』

今日は、東ヨーロッパの映画をご紹介♪

この作品、ボスニア・ヘルツェゴビナで作られたものなんやけど、監督さんはサラエボ出身の若い女性のひとなんやってね。

長い紛争で変わってしまった祖国を、そしてそこで生きる人々を見つめるその視線の先には、簡単には表すことのできない、複雑な心情があるんやろなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.....?!

サラエボ、希望の街角 / Na Putu   ★★★☆☆   (2010年)

監督:ヤスミラ・ジュバニッチ

出演:ズリンカ・ツヴィテシッチ、レオン・ルチェフ、ミリャナ・カラノヴィッチ、エルミン・ブラヴォ、マリヤ・ケーン、ニナ・ヴィオリッチ、セバスチャン・カヴァーツァ、イズディン・バイロヴィッチ、ルナ・ミヨヴィッチ

サラエボで暮らすひと組のカップル、子供の欲しい彼女だったが、彼がアルコール依存症で停職処分に。そんな折にかつての戦友と再会した彼は、友人の影響でイスラム原理主義に傾倒し.....ってなドラマ?!

紛争後、10年以上が経ち、普通に暮らす人々ではあるんやけど、心に負った傷は簡単には消し去ることはできず、それぞれに人生に答えを探してるんやね。

悲しみや不安から逃げ出したり、何かに救いを求めたり、この作品で描かれてる人たちってのが、ボスニアで暮らす人たちの現実なのかもなぁ?!

そんな中で、悩みながらも前向きに生きようとるひとりの女性の姿を通して、監督さんは祖国の“明日”を描きたかったんやろね。

一見すると地味なんやけど、過去を背負ったボスニアの人々のことを考えれば、なかなか深いドラマやった!?人が人を殺す、その行為を正当化するようなものなんて、絶対にあらへんよなぁ.....と思う。

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