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2012年1月18日 (水)

『ペーパーバード 幸せは翼にのって』

今日は、スペインの映画をひとつ、ご紹介♪

この話、1930年代のスペインが舞台になってるんやけど、その当時は国を二分した内戦が勃発し、やがてフランシスコ・フランコっていう軍人が政権を取り、長く独裁政権を敷いたらしい。当時は、言論統制や思想統制が厳しかったみたいで、芸術分野では様々な制約があったんやって。

この作品の監督さんは、出演してたドラマの共演者から当時の話を聞いたりして、この話を作り上げたらしい。

というわけで、そんな作品の感想は......?!

ペーパーバード 幸せは翼にのって / Pajaros De Papel   ★★★★   (2010年)

監督:エミリオ・アラゴン

出演:イマノール・アリアス、ルイス・オマール、ロジェール・プリンセプ、カルメン・マチ、フェルナンド・カヨ、ディエゴ・マルティン、オリオル・ビラ、ルイス・バレラ、ホセ・アンヘル・エヒド、ハビ・コル、アナ・クエスタ

内戦後のフランコ独裁政権下のスペイン、息子と妻を失った喜劇役者は1年ぶりに劇団に戻り、そこで戦災孤児の少年と出会うのだが.....ってなお話?!

内戦により最愛の家族を失いながら、長年の相棒と舞台に立つために復帰した男の苦悩と、芸人だった親と再会することを信じ、親のような芸人になるため劇団に入ろうと健気に振る舞う少年、混乱した時代の中で触れ合う心と心を描くってとこなんかな?!

この作品、てっきり“ほのぼの系”の作品かと思ったら、思いのほかシリアスなんよね。厳しい弾圧の中で、権力に屈することなく舞台を守ろうとする芸人たちを描きつつ、胸に響く人間ドラマが表現されてるんよなぁ。

少し控えめな演出ながら、ちょっぴり切ないお話は、じんわりと涙腺を刺激し、心温まる映画に仕上がってるんよね。

なかなかエエ話やった!?

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