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2012年2月 9日 (木)

『アニマル・キングダム』

今日は公開中の作品の中から、オーストラリアの作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、実は今年の賞レースでもそこそこ注目されてるんよね。監督さんは、これが初の長編作品らしいんやけど、NY批評家協会賞の新人監督賞を受賞したらしいし、おばあちゃん役で出てるジャッキー・ウィーヴァーはアカデミー賞の助演女優賞にノミネートされてるんよ。まぁ、実際のところ受賞は厳しそうな感じではあるんやけど、ハリウッド作ではない映画の割に、作品として評価されてるってことなんと違うかな。

というわけで、そんな作品の感想は......?!

アニマル・キングダム / Animal Kingdom   ★★★☆☆   (2010年)

監督:デヴィッド・ミショッド

出演:ジェームズ・フレッシュヴィル、ベン・メンデルソーン、ジョエル・エドガートン、ガイ・ピアース、ルーク・フォード、ジャッキー・ウィーヴァー、サリヴァン・ステイプルトン、ローラ・ウィールライト、スーザン・プライアー

母親が急死し、疎遠だった祖母と暮らすことになった高校生、しかし、その家にはクスリの売買や強盗で生計を立てる犯罪者の叔父たちが同居していた.....ってな、犯罪ドラマ?!

戸惑いながらも、気づいたら犯罪に巻き込まれ、追い込まれていく青年の心の葛藤を描くってとこなんかな。もっと派手なバイオレンスものかと思ったら、そういう意味では、これ、意外と地味なんよなぁ。

ドンパチで度肝を抜くというよりも、普通の高校生が悪の道に引きずり込まれ、血縁という関係と、犯罪に対する良心の呵責、そういったもののなかで苦悩する様を映し出してるんよ。

時折、メリハリはつけてあるものの、どちらかというと淡々とというか重苦しさのなかで進むドラマは、派手さはないものの、それなりに見応えがあったかな。映画賞で評価された祖母役のジャッキー・ウィーヴァーの存在感は、確かになかなかやったしね。

ただ、ちょっと残念なのが、“衝撃のラスト”ってのがちょっと“ありがち”で想像できてもうたところが、個人的にはもうひとつ盛り上がらんかったんよね(苦笑)

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