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2012年2月 8日 (水)

『ヤコブへの手紙』

今日は、ヨーロッパ映画をひとつ、ご紹介♪

ちょっと前に紹介した『4月の涙』と同様に、これもフィンランドで作られた作品なんよね。スカンジナビア半島の映画っていうと、やっぱりスウェーデンが有名で、フィンランドってあまりこれまでは名前を聞かんかったんやけど、ここ最近、少しずつ日本でも紹介されるようになってきたらしい。

今のところ、印象としては、作品に派手さはないものの、ヨーロッパ映画らしく、繊細に人間の感情を拾い上げてる、そんな感じの作風が多いような気がするね。

というわけで、今日の作品の感想は.......?!

ヤコブへの手紙 / Postia Pappi Jaakobille   ★★★★   (2009年)

監督:クラウス・ハロ

出演:カーリナ・ハザード、ヘイッキ・ノウシアイネン、ユッカ・ケイノネン、エスコ・ロイネ

終身刑で服役していたが、恩赦によって出所した女性は、盲目の牧師のもとで住み込みで働くことに。牧師あてに届く悩み相談の手紙を読み、返事を書く手伝いをすることになるのだが.....ってな人間ドラマ?!

罪を犯し、長く服役していたために他人に心を開くことができない女性と、他人の悩みに耳を傾け、救いの手を差し伸べようとする心優しい牧師、そんなふたりの“ぎこちない”共同生活を描きながら、少しずつ変わっていく関係を繊細に映し出すんよなぁ。

どこか“もの悲しい”映像で淡々と進む話は、間延びしてるようにも思えるんやけど、ただ、ふたりの登場人物の間に流れる時間は、とっても贅沢で、じわじわと心に染み入りながら、やがて穏やかな温もりをもたらしてくれるんよね。

すごく地味なドラマではあるんやけど、ちょっと切なく、それでいて優しい、そんな話に、少し目頭を濡らしてもうたよ?!これ、なかなかエエ作品やった。

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