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2012年2月 2日 (木)

『トスカーナの贋作』

今日は、イラン人監督による、フランス人の女優とイギリス人のオペラ歌手を主人公にして、イタリアを舞台に描いた映画をご紹介.....って、なんてインターナショナル?!(笑)

この作品に主演のジュリエット・ビノシュは、2010年のカンヌで主演女優賞を獲ったんよね。作品自体もパルム・ドールの候補になってて、それなりにヨーロッパで評価された作品ってことなんかな。

というわけで、そんな作品の感想は......?!

トスカーナの贋作 / Certified Copy   ★★★☆☆   (2010年)

監督:アッバス・キアロスタミ

出演:ジュリエット・ビノシュ、ウィリアム・シメル、ジャン=クロード・カリエール、アガット・ナタンソン、ジャンナ・ジャンケッティ、アドリアン・モア、アンジェロ・バルバガッロ

美術における贋作の価値について書かれた新刊本のプロモーションでイタリアにやって来たイギリス人の作家は、講演会をきっかけに知り合ったアンティーク・ショップの女主人と一時を過ごすのだが.....ってな、男と女の微妙な関係を描いたドラマ?!

男の書いた本について語り合いながら郊外の観光地を巡るふたり、夫婦に間違われたことをきっかけに、なりきって夫と妻のホンネをぶつけ合う.....てな感じで、なんとも言い表しにくい話やったね(苦笑)

前半はちょっとマッタリした感じで、少し入り込みにくさを感じてると、中盤から後半にかけては、なかなかメリハリがあって良かったんやけど、いかんせん流れの転換が唐突で、なんや違和感がずっと残ってまうんよね。

そんな中、主演のふたりの演技は、力がこもってて良かった。ジュリエットくんの中年女の色気がプンプンと漂ってるあたりが、カンヌの女優賞なんかな♪(笑)

主演のふたり以外でも、さりげなく登場する人が、興味深いうん蓄を語ったりして、何となく人生の深みを味わえる内容になってたね。

男と女のホンネ、絶妙な掛け合いには、大人の楽しみがあるんやけど、そんな絶妙な成熟度も、最後まで何かノドにつかえるものが残ってまうように感じるところが残念やったかな!?

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