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2012年3月15日 (木)

ちょっとホットなポランスキー ② 『ゴーストライター』

というわけで、昨日に続いて今日もポランスキー作品をひとつ、ご紹介♪

この映画、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞したのをはじめ、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞では監督賞と脚色賞、ヨーロッパ映画賞では作品、監督、男優、脚本の各賞を獲って、ヨーロッパで絶賛されたらしいんよ。

もともと監督さんのイメージってのが、ワイドショー的なところが話として先行してるだけに、どこかキワものの変人っていうのがあって、これまでまり評価してなかったんやけど、この作品を観ると、監督としての腕が確かなのは、分かる気がするね。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

ゴーストライター / The Ghost Writer   ★★★★   (2010年)

監督:ロマン・ポランスキー

出演:ユアン・マクレガー、ピアース・ブロスナン、キム・キャトラル、オリヴィア・ウィリアムズ、トム・ウィルキンソン、ティモシー・ハットン、イーライ・ウォラック、ジョン・バーンサル、ジョン・ベルーシ

ゴーストライターとしてイギリス元首相の自伝の執筆をすることになった男。ちょうど取材を始めたときに、元首相にスキャンダルが持ち上がり、死亡した前任者の仕事を引き継いだ彼は、引き受けた仕事に疑念を抱くのだが….ってなサスペンス?!

元首相を取り巻く人間模様、深まる謎、迫りくる危険、いやぁ、なかなかスリリングな展開のドラマやったね。

特別何かすごいしかけがあるというわけやないんやけど、淡々とした、抑え気味の流れの中で、不思議と観てて引きつけられるものがあるんよなぁ。

ちょっと気弱な感じの主人公を演じるユアンくんや、元首相役のピアースくんをはじめ、取り立ててすごい演技と思わせるものはないものの、登場するキャストがすべて、さりげなく役にはまってるところが、違和感なく話しに入り込める理由なんかもね。

ひとりの男の過去にまつわる疑惑と疑念、知りすぎた男の末路は……てなことで、最初から最後までムダなく、スキなく演出されるドラマの完成度は、思わず“お見事”って唸ってまうデキやった?!

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