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2012年3月12日 (月)

『アナザー プラネット』

今日は、劇場未公開の作品をひとつ、ご紹介♪

この作品のDVDのパッケージは、空に浮かんだ地球を背景に、ベッピンさんが佇んでるっていう、なんとも印象的な絵なんよね。思わず手にして、あらすじを読んだら、妙に気になってもうて、そのままレンタルしてもうた。

どうやらサンダンス映画祭で審査員特別賞を受賞したらしく、さらに、主演の美しい女優さんが、監督と一緒に脚本も共同執筆してるらしい。まぁ、監督も脚本だけやなく、撮影、編集をすべて自分でやってるようで、いかにも低予算のインディーズ作品ってとこやんね。

そうは言いつつ、なかなか侮れない、そんな作品の感想は.......?!

アナザー プラネット / Another Earth   ★★★☆☆   (2011年)

監督:マイク・ケイヒル

出演:ブリット・マーリング、ウィリアム・メイポーザー、ロビン・ロード・テイラー、マシュー=リー・アルルバフ

飲酒運転で人を殺してしまった女子大生は、4年の刑期を終え、出所する。その頃、空には“もうひとつの地球”が出現していた.....ってな、喪失と再生、そして希望のドラマってなとこかな?!

空に浮かぶ地球、それは実在するのか、それとも幻か.....そんな何とも言えない不思議な設定の中で、過去の過ちを悔いながら、贖罪を求め、苦悩する若者の姿を描いてるんよなぁ。

いかにも低予算で奇抜さを売りにした作品やなぁって思いつつも、そこに描かれた悲しみとともに生きる人たちの物語は、静かに胸に響いてくるんよね。

鏡のように空に映る地球に、ボロボロの今の自分とは違う、もうひとりの自分を思い描く、そんな主人公の心の痛みが繊細に描かれてるんと違うかな。

印象的な映像をバックにしながら、深く傷ついているがゆえに、心の平穏を求め、彷徨う主人公の苦しみ、ちょっと地味やけど、なかなかのドラマやったね!?

それにしても、“もうひとつの地球”っていう意味で原題が“アース”やのに、それをなんで“惑星”にする必要があったんやろねぇ。こんな中途半端なやり方で、タイトルに込められた作品の味わいをぶち壊して欲しくないよなぁ.....ホンマに?!(苦笑)

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