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2012年3月21日 (水)

『この愛のために撃て』

今日は、ちょっとハードめの“おフランス”映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるフレッド・カヴァイエくんと言えば、前作『ラスト3デイズ ~すべて彼女のために~』でセザール賞の新人監督賞にノミネートされて注目されたひとなんよね。その作品は、『スリーデイズ』として監督ポール・ハギス、ラッセル・クロウ主演でハリウッドでリメイクされたくらい、この監督さんの作品は世界的に注目されてるってことなんかな。

少し意外な設定を活かしつつ、洗練された映像でテンポよく物語を展開しつつ、ヒネリを効かせて深みのある話を作り出す、これまでの2作を観た感じやと、そんな印象かもね。

というわけで、そんな監督さんの最新作の感想は.....?!

この愛のために撃て / A Bout Portant   ★★★★   (2010年)

監督:フレッド・カヴァイエ

出演:ジル・ルルーシュ、ロシュディ・ゼム、ジェラール・ランヴァン、ミレーユ・ペリエ、クレール・ペロ、ムーサ・マースクリ、ピエール・ブノワ、ヴァレリー・ダッシュウッド

勤務先の病院に入院していた男が何者かに殺されそうになったのを助けた看護助手の男は、帰宅すると、今度は自分が襲われ、妊娠中の妻を誘拐されてしまうのだが.....ってな、ノン・ストップのサスペンス・アクション!?

いやぁ~、スゴイよこれ。普通の男が理不尽に事件に巻き込まれていきつつ、更にとんでもない展開に突き進むんやけど、よく考えるとオイオイって話なんやけど、それを無理のない流れでもっていきつつ、グイグイと観る側を引き込んでいくんよね。

それぞれのシーンが絶妙のタイミングでインパクトを残し、ノンストップで一気に疾走するあたり、この監督さん、抜群のセンスやと思う。

そんでもって、出てくる役者がまた、エエ味出してるんよなぁ。特に主演のふたりの野郎どもは、それぞれの役どころに合った演技で存在感をいかんなく発揮してくれてて、ナイスやったね。

ハードボイルドでありながら、スリリングでかつグッとくる、90分足らずの尺にギュッと詰め込まれたドラマは、ただただお見事やった。

ブラボー♪(拍手喝采)

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