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2012年3月13日 (火)

『ビルと動物園』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

坂井真紀って女優さんも、“リハウスガール”で注目されて、そのままフェードアウトするかと思ったら、息の長い女優さんになったもんやね。どことなく、いつも永作博美とイメージがかぶるような気がするんやけど、それでも、こうやって主演から脇役までこなし、コンスタントに出演してるってことは、大したもんやと思う。

そんな前フリで坂井くん押しかと思わせて、マニアックに“渡辺 哲”押しやったりして(笑)

先の日本アカデミー賞で、でんでんが『冷たい熱帯魚』で助演男優賞を受賞したわけやけど、あの作品や『ヒミズ』でもインパクト十分な演技をしてたオヤジ、それが渡辺くんで、これまでもヤクザもの中心に、脇で光る演技をしてるんよね。

というわけで、そんな渡辺くんの出演作ってことで、作品の感想は.....?!(笑)

ビルと動物園   ★★★☆☆   (2007年)

監督:齋藤 孝

出演:坂井真紀、小林且弥、勝村政信、渡辺 哲、津田寛治、波岡一喜、河原さぶ、犬山イヌコ、山口祥行

上司との不倫で中絶し、心身ともに傷ついている29歳のOLと、そんな彼女の勤める会社があるビルの窓掃除のバイトをしている21歳の音大生の青年、将来に不安を抱えたふたりの人生が交錯する.......ってなお話?!

ビルの窓を挟んで、偶然に視線が合って始まる、少し年の離れた男女の恋の話とみせかけて、そんな能天気な恋の話ってわけでもないんよね。

日々に疲れ、どこか満たされない心と拭えない虚しさに潰れそうになりながら、そんな時にひとりの青年と出会い、人生の新たな一歩につながる......ってことで、一応は恋愛ドラマなんやけど、どちらかというと、30代直前の女の人生を語るってとこか?!

といっても、それほど深く語ってるわけでもなく、あっさりとした描写で淡々とっていうイメージやったかな。

父親との葛藤や、まったく見えてこない将来、取り残されていくような不安感、まぁ、テーマとしてはよく分かるんやけど、ちょっと“あっさり”し過ぎてもうて、感情移入がしずらいというか、物足なさが残るデキやったね?!

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