« 『しあわせのパン』 | トップページ | 『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』 »

2012年3月 3日 (土)

『メランコリア』

今日は、劇場で公開中の作品の中から、またまた“やらかして”くれたラース・フォン・トリアー監督の新作を、ご紹介♪

何を隠そう、この作品、昨年のカンヌ映画祭で主演のキルステン・ダンストが主演女優賞を受賞したり、全米批評家協会賞やヨーロッパ映画賞で作品賞を受賞した話題作なんよね。

前作の『アンチクライスト』でも物議を醸し、もはや“まともな作品はトリアー作品にあらず”ってぐらい、キワもののイメージが強いわけなんやけど、その一方で、他にはない強烈な個性を作品で表現してるってのも、また事実やと思うんよなぁ。まぁ、好き嫌いはあるとは思うんやけど......(笑)

というわけで、そんな監督さんの最新作の感想は.......?!

メランコリア / Melancholia   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ラース・フォン・トリアー

出演:キルステン・ダンスト、シャルロット・ゲンズブール、アレキサンダー・スカルスガルド、ブラディ・コーベット、シャーロット・ランプリング、イェスパー・クリステンセン、ジョン・ハート、ステラン・スカルスガルド、ウド・キア、キーファー・サザーランド

巨大な惑星“メランコリア”の接近により、終わりを迎えようとしている地球で、一組の姉妹とその家族を通して描かれる終末の物語?!

インパクト十分なオープニングで度肝を抜かれ、訳の分からないまま始まる本編で描かれるドラマは、まさに奇才トリアー監督の本領発揮といわんばかりの、いい意味(?)で“病んだ”内容やったね!(笑)

その独特の世界観と印象的な映像で表現されてるのは、格調高いパニック映画ってとこなんかな。

逃げる場所もなく、確実にやってくる“終わり”そんなものを意識させつつ、前半と後半でうまく話の目先を変え、主人公の心の揺れを繊細に写しつつ、それぞれに“やるせない”悲しみを描く当たり、この監督さんの頭の中で、一体何が作り出されてるのか、ちょっと興味をもってまうやんね。

キャスティングした女優の肌を露出しないと気がすまないのか、今回も“トリアー節”全開で、それに応える役者の気合いが伝わってくるかな。

いずれにしても、この監督さんの作品が万人受けするわけはなく、またまた賛否が分かれることになるんやろうけど、個人的には、“賛”を押したい気分かな。

それにしても、今回の脇でのランプリングおばちゃんの尖りっぷりは、半端やなかったなぁ.......!(苦笑)

« 『しあわせのパン』 | トップページ | 『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』 »

映画」カテゴリの記事