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2012年3月29日 (木)

『ロスト・アイズ』

今日は、スペインのサスペンス・ホラーの真打登場(?)ってなことで、別に昨日の作品の口直しやないんやけど、そんな作品をご紹介♪

この作品の製作のひとりが、あの『パンズ・ラビリンス』の監督をしたギレルモ・デル・トロくんなんよ。監督として一流なのは間違いないと思うんやけど、プロデュースでも『永遠のこどもたち』を始め、なかなかエエ仕事してるよなぁ。

この作品の監督さんは30代半ばで、こういった若い才能を育てるってあたり、エライと思うし、そんな“ギレルモ系”の作品は、ちょっと試す価値があるかもって期待させてくれるやんね。

というわけで、そんな作品の感想は......?!

ロスト・アイズ / Los Ojos De Julia   ★★★★   (2010年)

監督:ギリェム・モラレス

出演:ベレン・ルエダ、ルイス・オマール、パブロ・デルキ、フランセスク・オレーリャ、ジョアン・ダルマウ、ボリス・ルイス、フリア・グティエレス・カバ

失明していた双子の姉が、自宅の地下室で首を吊って自殺した。同じ病気で視力を失いつつある妹は、姉の死に疑問を感じ、真相を突き止めようと、生前の姉の周辺を調べるのだが.....ってなホラー調のサスペンス?!

失いつつある視界の中でうごめく“影”、そして深まる謎、なんとなく他でもありそうな設定で、正直言うと、さして期待せずに観てたんやけど......これ、なかなか良かったね!?

何といっても演出が上手いんよ。迫りくる恐怖を緊迫感のある映像を使いながら、巧みに盛り上げつつ、グイグイと押してくるあたりに、もう夢中になってもうた。

そんでもって、悲劇のヒロインを演じる主演のルエダくんが、大げさすぎず、白けることなく、程よい演技で恐怖を体現してくれてるんよね。

ただ単に怖がらせるだけのドラマやなくて、よく練られたサスペンスとさりげなく胸にグッとくる要素なんかもあって、噛むほどに味わい深く楽しめるってか!?

いやぁ~、これ、ナイスやったね!

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