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2012年3月17日 (土)

『SHAME -シェイム-』

今日は、公開中の作品の中から、イギリス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、セックス依存症の男が主人公ってことで、そのキワドイ描写で話題になってたんよね。主役のマイケル・ファスベンダーくんは、アイルランド育ちで『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』でマグニートーの若い頃を演じて注目された、若手の有望株なんよ。

この作品でもヴェネチア国際映画祭で主演男優賞を受賞したらしく、LA批評家協会賞でも賞をもらったんやって。ますます期待やねぇ!

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

SHAME -シェイム- / Shame   ★★★☆☆   (2011年)

監督:スティーヴ・マックィーン

出演:マイケル・ファスベンダー、キャリー・マリガン、ジェームズ・バッチ・デール、ルーシー・ウォルターズ、ニコール・ベハーリー

ニューヨークで暮らす独身の男。仕事も順調で女性にもモテる、何も問題のないように見える彼には、セックス依存症という他人には言えない悩みがあった。行きずりの関係を重ねる彼の部屋に、ある日、妹が転がり込んできたことで、日常に変化が.....ってなドラマ?!

テーマがテーマだけに、出だしから“刺激的”なシーンの連続で、物議を醸しだしてたっていうのも納得やったね。

ただ、この作品、エロで観客の興味を引くっていう単純なドラマやなくて、そんな自分にどこか嫌悪感を抱きながらも、欲望を抑え切れずに苦悩する、ひとりの男の姿を切なく描いてるんよなぁ。

そんな主人公を演じるファスベンダーくんは、端正な顔立ちを曇らせながら、愛欲に溺れる哀れな男を繊細に演じてるんよね。そんでもって妹役のキャリー嬢も、なかなか体張った演技で、悪くなかったかな。まぁ、歌の方はもう少し練習した方が良かったかもね?!(笑)

あまり万人受けするような内容の作品ではないんやろうけど、都会で独りで暮らし、幸せなフリをしながらも、心にポッカリと空いた穴を埋めようと必死にもがく、そんな30代の男の悲哀ってのは、同性の視点からすると、心にずしりとくるものがあるし、その気持ちがよう分かるんよなぁ!?

ジワジワと胸にくる、そんな余韻の残る作品やった。   

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