« 『バトルシップ』 | トップページ | 『ハッピー・ゴー・ラッキー』 »

2012年4月22日 (日)

『アーティスト』

今日は、本年度のアカデミー賞の作品賞を受賞した作品を、ご紹介♪

終わってみれば作品賞に監督賞、主演男優賞まで獲って、ゴールデングローブ賞に英国アカデミー賞、本国のセザール賞で6部門制覇、今年のアカデミー賞は本命不在か、なんてことを書いてたことが恥ずかしいってね?!(笑)

日本では事前に公開されてないんやから、しゃぁないやんって開き直ってみたりして。でもこの作品、昨年のカンヌ映画祭に出てたにもかかわらず、パルム・ドールには選ばれてないんよ。で、何が代わりに選ばれたかっていうと、テレンス・マリックの『ツリー・オブ・ライフ』やっていうんやから、カンヌの審査員も赤っ恥やよなぁ......なんて!?

というわけで、そんな作品の感想は......?!

アーティスト / The Artist   ★★★★   (2011年)

監督:ミシェル・アザナヴィシウス

出演:ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル、ペネロープ・アン・ミラー、ミッシー・パイル、べス・グラント、ジョエル・マーレイ、エド・ローター、アギー

サイレント映画のスターだったジョージと、そんな彼に憧れ、女優になることを夢見るペピー、やがてトーキーの時代が到来し、サイレントにこだわるがゆえに時代に乗り遅れた男と、トーキー映画の女優として人気者になった女だったが......ってな、白黒のサイレントでおくる恋のお話?!

築き上げた地位や名声はかき消され、人々から忘れられていく元スターの哀愁、その美貌と“声”で人気女優となりながらも、彼を気に掛ける彼女の気持ち、そんな関係がセンチメンタルに白黒の映像で表現されてるんよなぁ。

いやぁ、オープニングタイトルから徹底的にこだわってる感じの映像は、なかなか興味深かったね。昔の映画をリスペクトする気持ちが伝わってくるあたり、監督さんの“映画愛”が分かる気がするんよ。

でもって、そんな独特の雰囲気のなかで、セリフなしで演技する役者の面々も、みんなエエ演技やった。特に、カンヌでパルムドックなる賞を受賞した犬のアギーくん、泣かせる演技するやんか。完全にKOされてもうたよ♪(笑)

アカデミー賞の作品賞とはいえ、作品全体の作りは古めかしく、とっても大人な映画なだけに、誰が観ても楽しめる作品とまでは言えないんかもしれんけど、この時代に白黒サイレントにこだわった監督さんの勇気と、役者(犬を含む)の素敵な演技は、十二分に評価に値すると思うんやけどね!?

« 『バトルシップ』 | トップページ | 『ハッピー・ゴー・ラッキー』 »

お・ス・ス・メ!」カテゴリの記事