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2012年4月13日 (金)

『象の背中』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

役所広司って、日本の役者のなかでは抜群に演技がうまいと個人的に思ってて、出演してる映画は、大抵のものは気になって観てるんやけど、この作品はどういうわけか、ずっとその気になれんかったんよなぁ。

テーマが病気で、あらすじからして泣かせにいってるのがアリアリで、しかも今井美樹が出てるってところが引っかかってもうて、レンタル屋でもまったく手が伸びんかった。

それでも、やっぱり役所くん主演ってことで、まぁ、とりあえずは試してみんと、ってことで、覚悟を決めて(?)鑑賞したってわけ。

ということで、そんな作品の感想は......?!

象の背中   ★★★☆☆   (2007年)

監督:井坂 聡

出演:役所広司、今井美樹、塩谷 瞬、南沢奈央、井川 遥、高橋克実、白井 晃、益岡 徹、手塚理美、笹野高史、岸部一徳、伊武雅刀

肺がんのため、余命半年を宣告されたサラリーマン、“死ぬまでは生きたい”と手術も延命治療もしないことを決意した男は、残された時間を悔いのないように生きようとするのだが.....ってなドラマ?!

告白できなかった初恋の相手や些細なことで喧嘩して絶交状態だったかつての親友に会い、言えなかった言葉を伝える、どこか自分にも身に覚えのあるような、そんなエピソードは、なかなか悪くなかったね。

それに、主人公を演じる役所くんは、今回もやっぱり抜群の演技で、死と向き合おうとする男の姿を上手く表現してたかな。

この作品、てっきり家族との絆を描く作品なんやろうと思ってたら、どうも余計なサイドストーリーが挟まってるんよねぇ。そのおかげで、主人公が家族への愛を語っても、まったく説得力がなくなってもうてるんやけど、なんでそんな必然性があるんやろうって疑問に思ってたら、これ、原作を書いてるのがあの秋元 康なんやってね。なんか妙に納得してもうた(苦笑)

あと、どうしても理解できないのが、なんで今井美樹なんかってこと。脇でいい役者を揃えておきながら、肝心な奥さん役が今井美樹って......そんな疑念を確信に変える、“見事な”演技やったんやけど?!(笑)

ストーリーのエッセンスとしては悪くないだけに、ちょっと“痛い”よなぁ.....秋元くん、残念~。

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