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2012年4月26日 (木)

『黄色い星の子供たち』

今日はフランス映画をひとつ、ご紹介♪

この映画の題材になってるヴェルディヴ事件については、以前におススメした『サラの鍵』って作品でも取り上げられてたものなんよね。

フランス政府が、ユダヤ人とは言え、同じフランス人を迫害し、収容所送りにした事件で、実に1万3千人もの人がフランス警察により検挙され、そのうち戦後に生存が確認されたのは数百人だけやったってことらしいんよなぁ。

そんな歴史の暗部に光を当てた作品の感想は......?!

黄色い星の子供たち / La Rafle.   ★★★★   (2010年)

監督:ローズ・ボッシュ

出演:メラニー・ロラン、ジャン・レノ、ガド・エルマレ、ラファエル・アゴゲ、ユゴ・ルヴェルデ、オリヴィエ・シヴィー、マチュー・ディ・コンチェート、レベッカ・マルデール、アンヌ・ブロシェ、イザベル・ゲリナス、シルヴィー・テステュー

1942年7月16日、ナチスの依頼を受けてフランス政府が行ったパリのユダヤ人一斉検挙。臨時の収容所となった屋内競技場に押し込められたユダヤ人の家族、医師、そして看護師として派遣されたひとりの女性の目から見た事件の真実を描くってね?!

献身的に働く医師と看護師、劣悪な環境の中で人々の中に拡がる不安、そして事態がよく分からない無邪気な子供たち、なんや胸を締め付けられるような話やった。

悲劇を描くわけで、悲しい話なわけやけど、過度な演出を控えて、抑え気味に流れていくあたり、かえってジワジワと伝わるものがあるんよね。まぁ、そこがちょっと地味やっていう意見もあるんやろうけど、歴史のなかの事実を、しっかりと描こうっていう姿勢が、好感がもてたかな。

それと、なんといってもメラニー嬢の美しさが堪らんのです!(笑)少し目元が悲しげなところが、役柄にぴったりやったね。あと、医師役のジャンくんも出しゃばることなく、さりげない優しさがナイスやった。

大人から子供まで、何の罪もない大勢の人たちが、残酷に命を奪われてしまったっていう事実は、絶対に忘れたらアカンよなぁ!?

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