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2012年4月 8日 (日)

『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』

今日は、劇場公開中の洋画をひとつ、ご紹介♪

奇しくも、昨日に続きライアン・ゴズリング主演の作品ってことになったわけやけど、彼、見た目はそれほどパッとしないんやけど、役者としては、いつもエエ味を出すんよなぁ。

『きみに読む物語』での一途な青年、『ラースと、その彼女』の人形に恋するちょっとエキセントリックな青年、『ブルーバレンタイン』のダメ男、ひと癖もふた癖もある役柄を、飄々と演じてしまうあたりに、彼の役者としての懐の深さを感じるね。

アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされた作品でありながら、今だに公開が決まらない『Half Nelson』が、この活躍で公開に踏み切られることを期待しながら、作品の感想を.....ね?!

ちなみに、これ、監督はあのジョージ・クルーニーで、これまでの監督作品は、お友達の影響で、中途半端な“ソダーバーグかぶれ”ばっかりやったのが、今回のデキは見事やった。監督としても、ひとつ階段を上ったかっ?!(笑)

スーパー・チューズデー ~正義を売った日~ / The Ides Of March   ★★★★   (2011年)

監督:ジョージ・クルーニー

出演:ライアン・ゴズリング、ジョージ・クルーニー、フィリップ・シーモア・ホフマン、ポール・ジアマッティ、マリサ・トメイ、ジェフリー・ライト、エヴァン・レイチェル・ウッド、マックス・ミンゲラ、ジェニファー・イーリー

アメリカの大統領選挙の前哨戦として、民主党の指名候補争いをする州知事の選挙参謀をする男は、勝敗を決するオハイオ州の予備選を直前に、相手候補陣営とのハゲしい選挙戦の日々だったのだが.....ってな、アメリカの選挙の裏側を描いたポリティカル・サスペンス?!

勝利を手にするために、様々な戦略を練り、演説の原稿を書き上げ、その才能を認められるも、相手方も必死に応戦し、あの手この手で切り崩す....ってな政治の裏側をスリリングにってことで、監督クルーニーの手腕も、今回はなかなかやったね。

まぁ、何と言っても、配役が“はまった”時点で、この質はある程度保証済みってとこなんかもなぁ。シーモア・ホフマンとジアマッティを脇に据えて、クセモノ役をやらせれば、ほっといても演技で魅せてくれるやんね。

表面的にはクリーンな選挙戦であっても、裏側でのかけ引きや情報戦、スキャンダルでの足の引っ張り合いとか、泥臭い攻防が繰り広げられるってあたりが、妙にリアリティがあるし、そこに適度にドラマを盛り込んだ話ってのは、観る側を飽きさせないものがあったかな?!

まぁ、この手の話ってのは好き嫌いが出るもので、万人受けはせんかもしれんけど、なかなかのデキやったんと違うかな!?

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