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2012年5月25日 (金)

『一枚のハガキ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

新藤監督は、99歳でこの作品を発表し、日本アカデミー賞の受賞はならんかったんやけど、そんな作品は昨年度の日本の映画賞で軒並み高評価ってことで、ちょっと気になってたんよね。

その年齢で、未だに作品を作ろうという気持ちがあるってことに、ちょっと感心するし、ホンマに映画が好きなんやろうってのは分かる。

また、戦中戦後の話は、聞くところによると監督さんの実体験がフィードバックされてるらしく、この作品を通して戦争について伝えたいことが、いろいろとあったんやろなぁとは思うんやけどね。

そんなこんなで、作品を観た感想は......?!

一枚のハガキ   ★★☆☆☆   (2010年)

監督:新藤兼人

出演:豊川悦司、大竹しのぶ、六平直政、大杉 漣、柄本 明、倍賞美津子、津川雅彦、川上麻衣子、絵沢萠子、大地泰仁、渡辺 大、麿 赤兒

戦争で夫を亡くし、義理の両親の願いを聞いて夫の弟と再婚するも、その弟も戦死し、すぐに後を追うように義理の両親も亡くして、ひとりで生きる女。そんな彼女の夫と同じ部隊に所属し、戦争を生き延びたら妻を訪ねて欲しいと頼まれた男。一枚のハガキが結ぶ縁を描いたドラマ?!

戦争によって家族を奪われた女と、生き延びたことで苦しむ男、不思議な結びつきで出会った男女が、悲しみを乗り越えて新たな一歩を踏み出す姿を......ってことなんやろね。

確かに、大竹くんは熱演してるし、約1名を除いては、ベテランの役者がそれぞれに仕事をしてた。ただ......何やろなぁ......全体がアンバランスというか、何というか......(苦笑)

方言と標準語の使い分けもできず、相変わらず感情のこもらないセリフ回しで浮いてるトヨエツに大きな問題があるにしろ、それだけやないと思うんよ。

世間的にこれだけ絶賛されてるところで、敢えて言わせてもらうと、熱演を活かす演出ができてないことで、余計に芝居がかってもうて、どうにもスンナリと心に響いてこんのよなぁ。

いろいろな要素からこの作品を評価したいっていう心情も分からんでもないんやけど、純粋に作品を観て感想を言わせてもらうと、個人的にはちょっとどうかと思うんやけどねぇ.....?!

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