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2012年7月

2012年7月31日 (火)

『シャッフル』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、監督さんが舞台用に書いて演出したものを、自らの手で映画化したものってことらしい。舞台はほとんど観ないんで、話題になってるのかどうかも、イマイチ分からんのやけどね。

出演してる金子ノブアキって、ミュージシャンとひても有名やんね。ネットで検索してみると父親も同じドラマーとして有名な人で、母親は歌手やったらしい。弟もベーシストってことで、まさに芸能一家なんやって。

俳優としても、個性的な風貌を活かして(?)、なかなかインパクトのある役柄をこなしてきてる感じやから、頑張って欲しいもんやね。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

シャッフル   ★★★☆☆   (2011年)

監督:及川拓郎

出演:金子ノブアキ、賀来賢人、市川亀治郎、鎌苅健太、ムロツヨシ、中村ゆり、光石 研、吹田早哉佳、片桐 仁

一週間ほど前から記憶がない男は、何者かから日給200万円のモニター調査員のバイトの話をもらい、指定された場所に行くと、そこには他に3人の男と担当者を名乗るひとりの男がいた......ってな、舞台劇を映画化した作品?!

どうにもワケありな感じの男たちの目的は何なのか、それぞれの関係が徐々に明らかになり.....ってなことで、舞台劇を元ネタにしてるだけあって、基本的には5人による掛け合いで作られたコメディ調のサスペンスものやった。

出だしからユルさ炸裂で、ちょっと不安な気分になったんやけど、それなりにキャラの個性が出てて、話の方も最後までヒネリがあって、悪くはなかったかな。金子くんもなかなかの熱演ぶりやったし、それなりに楽しめたね。

まぁ、斬新かと言われると、そこまでの驚きはないんやけど。それにしても、男ってやつは......ね?!(笑)

2012年7月30日 (月)

『夏の終止符』

今日は、ちょっと涼しげな場所を舞台にした、劇場未公開のロシア映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、未公開といいながら、本国での映画賞の受賞をはじめ、ベルリン映画祭で銀熊賞(男優賞)を受賞したり、ロンドンやシカゴの映画祭で作品賞を受賞したりと、国際的に評価されてるらしいんよね。

ロシア映画というと、他のヨーロッパ映画と同様に、抑えた演出でじっくりと描くっていう印象で、さらにその気候もあってか、どこか重苦しいものが多いように思うんよね。まぁ、そんなところがきっと、玄人好みのするところなんやろうね。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

夏の終止符 / Kak Ya Provyol Etim Letom   ★★★☆☆   (2010年)

監督:アレクセイ・ポポグレブスキー

出演:グレゴリー・ドブリギン、セルゲイ・プスケパリス

北極圏にある観測所で任務にあたるベテランと若手のふたりの観測員。ある日、若手がひとりで勤務している時に、本部から受信した無線連絡の内容をきっかけに、ふたりの関係が微妙に変化し......ってなロシア映画?!

極地の荒涼とした景色のなかで繰り広げられる、登場人物ふたりの人間ドラマは、なんとも不思議な雰囲気があったね。隔絶された環境で生じる微妙な距離感から、ささいな事をきっかけに崩れる人間関係が、繊細に描かれてるんかな。

ふたり芝居だけに、それぞれの力量がそのまま作品の価値を決めかねないわけやけど、若手のグレゴリーくんの戸惑いの演技と、ベテランのセルゲイくんの懐の深い演技は、確かに賞に値するものやったと思う。

雰囲気で語る映画ってことで、少し分かりにくい部分もあったりで、スッキリしなかったりもするんやけど、さりげない仕草のなかで語られる主人公の“気持ちの揺れ”ってのが、ちょっと印象的やったね。

まぁ、作品としては、なかなか評価の難しいところではあるんやけど、細やかな心理描写を味わう映画ってことで、これはこれでアリかなぁ.....?!

2012年7月29日 (日)

『5デイズ』

昨日からいよいよ正式にオリンピックが開幕して、熱い夏が始まったって感じやね!

そんなオリンピックに引っかけてってわけでもないんやけど、ちょうど4年前の北京オリンピックの際に起こった事件を描いた作品を、今日はご紹介♪

舞台になってるグルジアって国は、ロシアやトルコ、アゼルバイジャンに囲まれ、旧ソビエト連邦の一員で、冷戦終結後に独立したんやけど、いろいろと民族問題なんかもあって、政治的には今でも混乱した状況にあるらしいんよ。

作品の注目としては、ちょっと前に紹介した『クレアモントホテル』『わたしの可愛い人-シェリ』で話題になった(?)イギリスのイケメン俳優ルパート・フレンドが出演してることかな。まぁ、個人的には「頑張れ、ヘザー・グレアム!」なんやけど♪(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

5デイズ / 5 Days Of August   ★★★☆☆   (2011年)

監督:レニー・ハーリン

出演:ルパート・フレンド、エマニュエル・シュリーキー、リチャード・コイル、ヘザー・グレアム、アンディ・ガルシア、ヴァル・キルマー、ケン・クラナム、ディーン・ケイン、ジョナサン・シェック、ラデ・シェルベッジア

世の中が北京オリンピックの開幕で湧く中、西アジアのグルジアでは、南オセチアを巡って、グルジア軍とロシア軍が戦闘状態に入っていた。そこで起こった事を取材していた戦場ジャーナリストが見たものは.....ってな、実話を基にした戦争ドラマ?!

誰も報道しようとしないニュース、しかし真実を伝えることを使命と考えるジャーナリストは、危険地帯に足を踏み入れ、そこでロシア軍が雇った傭兵や民兵による虐殺を目撃するが.....ってなことで、なかなかヘビーな内容やったね。

若きジャーナリストを演じるルパートくんの奮闘にちょっと熱くなりながら、久々のヴァル・キルマーのメタボぶりが心配になったりして(笑)

あと、グルジアの大統領を演じるアンディおじさんのなりきりぶりが味があったかな。なまりの強い英語で通すあたり、役者根性が出てたよね。

全体的には、ちょっと目を覆いたくなるような場面もあったりで、悲惨な出来事を伝えつつ、アクション性をもたせて描かれてて、それなりに悪くはないんやけど、“事実に基づく”と言いながら、ちょっと細かい演出が過剰な気がするんやけどなぁ......レニー・ハーリンといえばラジー賞の常連監督ってことで、仕方がないかぁ....?!(苦笑)

2012年7月28日 (土)

『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』

今日は、劇場で公開中の作品の中から、伝記ものをひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるリュック・ベッソンと言えば、初期の監督作品の『グラン・ブルー』や『ニキータ』、『レオン』の頃は、「こいつは天才か」って思ったんやけど、その後は大した話題作を作り出すこともなく、最近ではやたらと量産される“リュック・ベッソンの~”と冠のついた作品を目にするたびに、かなり期待値を割り引いて鑑賞する感じやったんよね(苦笑)

最近の功績と言えば、EuropaCorp.の社長としてフランス映画界で若手監督の育成をしてるってことぐらいで、それも逆に言うとフランス映画のハリウッド化を進めてるような気がするときもあったりするんやけど.....。

そんなこんなで、今回も監督が.....という気持ちで鑑賞した作品の感想は.......?!

The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛 / The Lady   ★★★☆☆   (2011年)

監督:リュック・ベッソン

出演:ミシェル・ヨー、デヴィッド・シューリス、ジョナサン・ラゲット、ジョナサン・ウッドハウス、スーザン・ウールドリッジ、ベネディクト・ウォン

ビルマの独立運動で重要な役割を果たし、“建国の父”として慕われるアウンサン将軍を父にもち、軍部独裁の祖国の民主化のシンボルとなったアウンサンスーチーと彼女のイギリス人の夫との関係を描いたドラマ?!

祖国を離れ、イギリスで2児の母として暮らしていた女性が、圧政に苦しむ人々に請われて、民主化のリーダーとなるも、それにより家族は離れ離れになり、15年にもわたる自宅軟禁で苦しい時を過ごすんやね。そんなスーチーさんと夫の強い愛情を描いたドラマは、グッと胸にくるものがあるんよなぁ。

普通の主婦が、国民の期待を背負い、独裁政権と対峙する、そんな中で、どんな苦難を強いられても、信念を曲げない彼女の姿勢ってのは、すごいと思うよ。

この作品、リュック・ベッソンが監督するってことで、中途半端な“ハリウッドかぶれ”の演出で、せっかくのドラマを台無しにするんと違うかって、正直、かなり心配したんやけど、今回のベッソンくんは、久々にマジになったらしい(笑)

主演のミシェル・ヨーの“なりきりぶり”も見事やったし、妻を献身的に支える夫を演じるシューリスおじさんの出しゃばらない存在感もあったりで、キャスティングもはまって、全体としてもいいドラマに仕上がってたかな。

美しさと強さをもったスーチーさんの存在感や、妻として、母として、その心の中の苦悩がよく伝わる、なかなかの作品やったね!?

ベッソンくん、グッジョブ♪good

2012年7月27日 (金)

『苦役列車』

今日は、劇場で公開中の邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作は芥川賞を受賞した西村賢太って作家さんの私小説なんやってね。後になってネットで検索したら、この西村さんって人は、なかなか個性的なひとらしく、この映画についても“おもしろくない”とか、小説にはなかったオリジナルキャラのヒロインについて“不要”だとか“別の人にして欲しかったけど、受け入れられなかった”とか、ボロクソに言ってるらしい(笑)

“金なし、夢なし、女なし”っていう『モテキ』と同じキャッチコピーで、今回はとことんダークな役柄を演じる森山くんが注目な作品なんやけど、それ以外で、劇中歌「俺は悪くない」を歌ってるマキタスポーツって名前の人が気になって、調べてみたら、この人、オフィス北野に所属する芸人さんなんやってね。ちなみに、芸名の由来は実家のスポーツ用品店の名前らしい......(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は......?!

苦役列車   ★★★☆☆   (2012年)

監督:山下敦弘

出演:森山未來、高良健吾、前田敦子、田口トモロヲ、マキタスポーツ

父親が性犯罪者となり、一家離散となったために、中学を卒業するとそのまま社会に出て、日雇いで日銭を稼いで生活をしている青年は、職場で出会った同学年の専門学校生と意気投合し、友だちになるのだが......ってな、かなり異色な青春ドラマ??

この作品、なにがスゴイって、主役の森山くんの“やさぐれ具合”がハンパないんよ。社会の底辺で、世の中、斜めから見てますってな感じの雰囲気が、視線や行動、そして言動からヒシヒシと伝わってくるんよなぁ。

同じ日雇い仲間の高良くんが、似たような境遇になりながらも、どこか育ちの良さを出してるところで、その対比がスゴイんよね。

というわけで、森山くんの演技に終始煽られまくりな作品なわけやけど、肝心の内容はっていうと、かなりドン引きな感じの、気が滅入る内容で、あまり希望がない話だけに、話自体はどない評価したものか、正直、困ってまう感じやった。

要するに、これは森山くんの役者根性を楽しむ作品なわけで、内容に過度な期待をしたらアカンってことなんと違うかなぁ?!

それにしても、同じコメントの繰り返しになるんやけど、森山くん、スゴイわ。これ、もし同じ役を柄本家の兄弟のどちらかがやってたら、悲惨な結果になったやろうね(苦笑)

2012年7月26日 (木)

『ハートブレイカー』

今日は、昨日に引き続きフランス映画をひとつ、ご紹介♪

ちょっと前の芸能ニュースで、ジョニー・デップとの長年の関係を解消したって出てたのが、この作品で主演のヴァネッサ・パラディなんよね。ふたりの関係には好感がもてただけに、なんとなく残念やったよなぁ。

そんなヴァネッサ嬢は、もともと歌手として人気になったんやけど、その小悪魔的な魅力は女優としても話題になって、個人的には、初主演作の『白い婚礼』やパトリス・ルコント監督の『橋の上の娘』『天使の宿り木』あたりは好きやね。まぁ、エイリアンとの対決はどうかと思うんやけど......(笑)

というわけで、そんなヴァネッサ嬢が主演の恋の話の感想は.......?!

ハートブレイカー / L'arnacoeur   ★★★☆☆   (2010年)

監督:パスカル・ショメイユ

出演:ヴァネッサ・パラディ、ロマン・デュリス、アンドリュー・リンカーン、ジュリー・フェリエ、フランソワ・ダミアン、エレーナ・ノゲラ、ジャック・フランツ、アマンディーヌ・ドゥヴァーム

依頼を受けて恋に迷う女性を自分に惚れさせて、交際相手と別れさせる、そんなプロの“別れさせ屋”をやる男は、結婚を10日後に控えた娘を別れさせてほしいとの依頼を受けるのだが......ってな、フレンチなラブ・コメ?!

式を目前にして準備に忙しい彼女に接近し、あの手この手で気を引こうと“プロの腕”を駆使するが、仕事のつもりがそのうちに......ってことで、話の展開としては特に意外性はないんやけど、これ、なんかエエんよね!?

ツンデレな彼女とナンパな彼、ユーモアを存分に出して楽しませながら、締めるところはしっかりとロマンチックにってな感じで、結構、夢中になってもうたよ(笑)

何と言っても、ロマン・デュリスの二枚目半な演技が抜群で、そんな彼とチームを組む姉と義兄役のふたりもキャラ立ちしてて、“愉快な仲間”が大活躍ってなことで、楽しませてくれるんよなぁ。

作品を満たす笑いとロマンス、このバランスはなかなか絶妙やと思うんやけどね!?

2012年7月25日 (水)

『ランデヴー』

今日は、ちょっと古めのフランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の見どころと言えば、今ではフランス出身の女優としては大御所となりつつあるジュリエット・ビノシュが、まだデビュー間もない頃の作品で、大胆に肌を露出して熱演してるってことなんやろね。

確かに、作品自体も評価されてて、監督のアンドレ・テシネは、この作品でカンヌ映画祭の監督賞を受賞してるし、セザール賞では出演してる若手の俳優が有望若手男優賞を受賞してたりするんよね。

というわけで、中途半端な日本の女優の露出した演技とは比較にならない(?)、そんなちょっとセンセーショナルな作品の感想は.......?!

ランデヴー / Rendez-Vous   ★★★☆☆   (1985年)

監督:アンドレ・テシネ

出演:ジュリエット・ビノシュ、ランベール・ウィルソン、ジャン=ルイ・トランティニャン、オリンピア・カルリシ、ミシェール・モレッティ

女優になるためにパリにやって来た女と、そんな彼女に惚れる男たちの関係を描いた、フレンチな青春と恋愛のお話?!

寂しがり屋で手当たり次第、出合った男に体を許す女と、そんな彼女にひと目惚れして一途に思いを募らせる青年と強引に彼女を求める男、若い男女の脆くも儚い関係を描写しながら、青春のホロ苦さを描いてるんかな。

これ、何といっても若き日のジュリエット嬢の大胆な演技が見ものやよなぁ。惜しげもなく晒される肉体に、ちょっとドキドキさせられてもうたよ(笑)

作品の評価としては、少し人によって分かれるところがあるんやと思うんやけど、一見するとありがちな恋の話ではありながら、その中でそれぞれの登場人物の心の内側をさりげなく描きつつ、クライマックスに進むってな感じで、いかにもフランス映画らしい展開は、個人的にはなかなか悪くなかったかなぁってね。

まぁ、誰もが絶賛する、とまではいかない感じやけど、それでも甘酸っぱいラブストーリーとしては、こんなのもアリかもなぁって思うんやけど?!

2012年7月24日 (火)

『監督失格』

今日は、邦画のドキュメンタリー作品をひとつ、ご紹介♪

この作品に出てくる林 由美香っていうAV女優については、以前に紹介した『あんにょん由美香』っていうドキュメンタリー作品を観て、少し知ってたんよね。35歳の誕生日の前日に亡くなった彼女は、周囲の人たちの心に残る、何か特別な魅力があったんやろうって思ったんよ。

そんな彼女の遺体の第一発見者になったのが、この作品の監督さんで、あまりのショックに監督でありながら数年間カメラを持つ気力を失ってたらしいんやけど、ようやく彼女と向き合うために、苦しみながら作ったのが、この作品ってことらしい。

というわけで、そんなちょっとワケありな作品の感想は.......?!

監督失格   ★★★☆☆   (2011年)

監督:平野勝之

出演:林 由美香、平野勝之、小栗冨美代、カンパニー松尾

AV監督としてデビューした際に出演した女優、その後、ふたりは不倫の関係となり、映画の企画で1か月にわたり一緒に北海道までの道のりを自転車で旅するのだが......ってな、監督と女優、恋人であり友人であった林 由美香との関係を綴ったドキュメンタリー?!

彼女のことを愛し、別れた後に、そんな彼女の最後を発見することになった監督さん、大きな悲しみを背負いながらも、ひとつの出会いから始まったふたりの因縁めいた関係を、監督さんが自ら撮りためた過去の映像を使って語っていくんよね。

彼らの職業がどうのってのは関係なく、そこには純粋に愛する人を愛おしみ、好きであるがゆえに苦悩する、そんな不器用な男の気持ちが出てるような気がする。

だからこそ、これほどまでに内省的なドキュメンタリーでありながら、他人が観ても何か伝わってくるものがあるんやろなぁって思うんよね。無様で格好の悪い男の姿に、ちょっと熱くなってもうた?!(笑)

2012年7月23日 (月)

『穏やかな暮らし』

今日は、劇場未公開の作品の中から、イタリア映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、イタリアのアカデミー賞であるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の主要部門でノミネートされてたらしく、本国では話題になってたみたいやね。

監督さんは、以前に紹介した『恋するショコラ』ってラブコメを作ったのと同じ人で、今回は笑いなしのシリアスものなんよ。でもって、主演のトニ・セルヴィッロって役者は、『湖のほとりで』っていうサスペンスもので刑事役をやってたひとで、なかなか渋いおじさん俳優なんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

穏やかな暮らし / Una Vita Tranquilla   ★★★☆☆   (2010年)

監督:クラウディオ・クッペリーニ

出演:トニ・セルヴィッロ、ユリアーネ・ケーラー、マルコ・ダモーレ、フランチェスコ・ディ・レーヴァ、マウリツィオ・ドナドーニ

ドイツの片田舎でドイツ人の妻とまだ幼いひとり息子と一緒に、レストラン兼ホテルを経営するイタリア人の男、そんな彼を2人組のイタリア人の若者が訪れ、しばらく宿泊させて欲しいというのだが......ってなイタリア映画?!

マフィアの一味とおぼしき男たちの目的は何なのか、ホテルのオーナーとの関係は.....ってな感じで、ちょっと謎に包まれた人間関係を徐々に明らかにしながら、過去を捨てた男の悲しみと苦悩を描くんよね。

イタリアのマフィア映画というと、何となく派手なドンパチを想像してまうんやけど、この作品は、どちらかというと、そういったものよりも人間ドラマを重視してるんよなぁ。

その意味で、あまりの地味さに肩すかしをくらうかもしれんけど、ただ、丁寧に心理描写がなされてて、主人公の切ない気持ちはよう伝わってくるんよ。

そんな難しい役柄を演じるトニおじさんの確かなパフォーマンスは、なかなかの見応えやと思うんやけどね!?

2012年7月22日 (日)

『リンカーン弁護士』

今日は、劇場で公開中の作品の中から、サスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品で主役の弁護士を演じてるマシュー・マコノヒーは、大学のときに法律関係を学んでたらしく、俳優として注目された作品もジョン・グリシャム原作の『評決のとき』での弁護士役やったってこともあったりで、この手の役は本人も望むところなのかもね。

そうは言っても、彼のこれまでのキャリアのイメージといえば、シリアスさというよりは、女ったらしのチャラ男系で売ってる感じがあって、まぁ、ペネロペ(・クルス)の元カレで、一緒に浮かれたアクション映画を作ってた印象が強すぎるんかもなぁ(笑)

とはいいつつ、巷ではそんな彼のキャリア最高の演技と評判の作品の感想は........?!

リンカーン弁護士 / The Lincoln Lawyer   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ブラッド・ファーマン

出演:マシュー・マコノヒー、マリサ・トメイ、ライアン・フィリップ、ジョシュ・ルーカス、ジョン・レグイザモ、マイケル・ペーニャ、フランシス・フィッシャー、ボブ・ガントン、ウィリアム・H・メイシー

麻薬の売人や売春婦を顧客として弁護を引き受け、司法取引を巧みに使い、金を稼ぐ腕利きの弁護士は、ある日、婦女暴行で起訴された資産家の青年の弁護をすることに。手のかからない“金になる仕事”のはずが、その事件には意外な裏が......ってなクライム・サスペンス?!

依頼人のウソから湧きあがるある疑惑、過去の事件との奇妙な関係、簡単に無罪が手に入ると思っていた仕事が、巧妙に仕掛けられたワナやった.....ってことで、ご機嫌な調子で始まる出だしから、軽いノリのドラマかと思ったんやけど、なかなかシリアスなサスペンスになってたかな。

ちょいワルな感じのマコノヒーくんのキャラに役がフィットしてるようで、かなりのハマり役やったね。個人的には、なぜかロン毛のヒッピースタイルで登場のメイシーおじさんの風貌が、気になってしょうがなかったんやけど.......(笑)

全体の内容としては、まぁ、なんとなく途中で読めてまう話ではあるんやけど、それでもライアン・フィリップの小憎らしさもあったりして、それなりによくできた娯楽に仕上がってたかな。

まだ若い監督さんみたいやけど、音楽の使い方なんかもセンスがあるし、“軽さ”と“重さ”のバランスが取れた作り方で、盛り上げ上手やったね。ベン・アフレックとジャスティン・ティンバーレイクが共演する新作を撮影中らしく、将来が楽しみ......ってなとこか?!

2012年7月21日 (土)

『さらば復讐の狼たちよ』

今日は、劇場で公開されてる作品の中から、中国映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、中国では大ヒットやったらしく、歴代興行収入で『レッドクリフ』を抑えて第1位に輝いたんやって。そんな作品を作った監督さんは、ベルリンで金熊賞を受賞したチャン・イーモウの『紅いコーリャン』で主演を務めてたりして、監督としても香川照之との共演で話題になった『鬼が来た!』でカンヌ映画祭の審査員特別賞を受賞した人なんよね。

そんなこんなで、ちょっと前評判がよくて気になって鑑賞した作品の感想は.......?!

さらば復讐の狼たちよ / 譲子弾飛   ★★★☆☆   (2010年)

監督:チアン・ウェン

出演:チアン・ウェン、チョウ・ユンファ、グォ・ヨウ、カリーナ・ラウ、チョウ・ユン、チェン・クン、チアン・ウー、フー・ジュン

1920年代の中国、とある街の役人になるために任地に向かう一向を襲った山賊一味は、大金をせしめるために、役人になりすますのだが、向かった先には街を支配する権力者がおり......ってな、コメディ調のアクションドラマ?!

権力者の一味によって死に追いやられた部下の仇を討つことを誓った山賊の頭領と、権力を盾にのさばる権力者、そんな両者のハゲしい攻防を、コミカルなタッチで描いたドラマは、かなり完成度の高い娯楽作品やったね。

確かに悪役のチョウ・ユンファの演技はさすがの域で、その存在感は無視できないんやけど、それ以上に監督と主演を兼ねるチアン・ウェンが渋いんよなぁ。人情あふれる山賊のボスといった役柄に、ちょっと夢中になってもうたよ。

そんな主演ふたりのキャラの立ち具合が、テンポのいい展開のドラマの中で、そのまま作品の面白さにつながってるのかもね!?

抜群のユーモアを活かして描かれる痛快なドラマは、130分ちょいという長さを全く感じさせない、なかなか楽しいエンターテイメント作品に仕上がってたかな。

それにしても、タイトルだけ見ると、いかにもハードボイルド感が漂うんやけど、あまりにも作品の雰囲気と合ってないんよねぇ。まぁ、チョウ・ユンファが出てるってことで、何となく“狼”って入れたかんやろけど、それってちょっと間違ってないかなぁ......?!(苦笑)

2012年7月20日 (金)

『ヘルタースケルター』

今日は、話題の(?)邦画をひとつ、ご紹介♪

そんなにこの作品が観たかったのかって聞かれたら、「別に...」ってことなんやけど、「これは事件だ!」なんて言われたら、誰か逮捕者でも出るんかと思って、やじ馬根性がうずくやないですか!(笑)

ちょうど公開初日はTOHOさんのサービスデーやったこともあって、金払って映画館で観れる最低料金の¥1,000ならってことで、とりあえずイチャモンつけるのも鑑賞してからやろって思って、足を運んだってわけ。

まぁ、偏見をもったらアカンのやけど、そもそも監督の蜷川くんの手腕にとっても懐疑的で、趣味の合わない映像センスや、どこか勘違いしてる風なところが、個人的な意見としては、コッポラの娘と重なるものがあるんよなぁ。

そんなこんなで、夜遊びで体調不良を直してたらしい(?)沢尻くんの頑張り(??)を確認すべく鑑賞した作品の感想は......?!

ヘルタースケルター   ★★☆☆☆   (2012年)

監督:蜷川実花

出演:沢尻エリカ、大森南朋、寺島しのぶ、綾野 剛、新井浩文、桃井かおり、窪塚洋介、水原希子、鈴木 杏、寺島 進、哀川 翔、原田美枝子

全身整形で得た美しさでトップモデルになったものの、整形の後遺症で崩れていく美への不安に苦悩し、絶頂から転落していく主人公の様子を描いたドラマ?!

いやぁ~、まいった(苦笑)

おそろしく退屈なドラマを2時間以上も見せられた挙句に、浜崎くんの音楽がノリノリで流れた瞬間に、自分の中の何かがプチってキレた気がしたね。エイベックスおそるべしやなぁ♪(苦笑)

沢尻くんのビーチクがキレイとか、揉みごたえのありそうな尻だとか、そんなもんは些末なことで、作品全体の質に影響するものではないんよね。

あまりにもグタグタな展開に、沢尻&窪塚くんの、別の意味で“危ないコンビ”のチャラすぎる演技に、何とかのひとつ覚えのような、原色バリバリの一昔前の演出で「わたし芸術家だから」臭を漂わせる映像、すべてが痛すぎなんよ。

せっかく集まった役者も使いこなすことができず、中途半端なエロだけが前面に出た、中身のないカラッポの映画やった。

言いようによっては“衝撃”なわけで、これほどクダラナイ作品を世に出したってことで、なるほど「これは事件」なんかもしれんね!?(苦笑)

リアリティのない中途半端なAVを観るために¥1,800を払うならエエんかもしれんけど、そうやなかったら金を払って観る価値は、ほとんどないと思うんやけどなぁ.....?!

2012年7月19日 (木)

『ゾンビ処刑人』

もう夏やねぇ。夏といえば、やっぱり.......ゾンビ映画?!ってことで、特に意味もない前フリで、今日はアンデットな作品をひとつ、ご紹介♪

いやぁ~、オモロイもんで、レンタル屋にいくとゾンビ映画だけでエライ数がおいてあるんよね。それも、本格的なホラーからエロ路線やらコメディやらと、いろいろヒネリがあったりして、まぁ、ようやるもんやなぁって呆れてもうたりしてね(笑)

この作品のパッケージには「クサっちゃいるが、俺たちヒーロー!」って書いてあって、どうやらゾンビのヒーローものってことらしい!?

そんなウリ文句に素直につられてもうたりしながら、思わず手にしてしまった作品の感想は......?!

ゾンビ処刑人 / The Revenant   ★★★☆☆   (2009年)

監督:ケリー・プリオー

出演:デヴィット・アンダース、クリス・ワイルド、ルイーズ・グリフィス、エミリアーノ・トーレス、ジェイシー・キング

イラクに派兵され、任務遂行中に敵に撃たれて死んでしまった男は、国に還り墓に埋葬されたのだが、どういうわけかゾンビとなって甦ってしまうのだが.....ってな、ユルめのコメディ・ホラー?!

死んだはずが生き返ってしまい、戸惑う男、訪ねてきた死人に驚きながらも一緒に生活する親友、そんなふたりを描いた話は、前半は相当にユルい展開なんやけど、そこからエグめの描写になり、最後は感動的(?)に......って、なんなんやろね?!(笑)

どういうわけか、アンデットやのに“トワイライト”ばりの恋愛メロドラマなんかもあったりして、かなりの変化球やったよ。いずれにしても、もともとがB級路線を狙って作ってるんやろうから、この中途半端ぶりもご愛嬌ってことで、これはこれでアリなんやろね(苦笑)

マジな戦争ドラマかと思わせるオープニングと、とってもSFチックなラストシーンが、ゾンビ映画らしくなくて、ちょっと新鮮やったかなぁ.....?!

2012年7月18日 (水)

『おじいさんと草原の小学校』

今日は、ちょっとお勉強に関する映画をひとつ、ご紹介♪

といっても、別に頭をムチャクチャ使う内容ってわけではなくて、勉強するために頑張るおじいちゃんが主人公の話ってことなんやけどね!?(笑)

映画を観ると、時として他の国や地域の過去の歴史なんかを学ぶことがあるんやけど、この作品でケニアの近代史を少し知ったかな。ケニアは長らくイギリスの植民地やったんやってね。イギリス人に奪われた土地を奪還するために、激しい戦いが繰り広げられたらしいんやけど、その過程で人種間や部族間の血なまぐさい争いがあって、多くの人が犠牲になったらしい。

そんな歴史の犠牲者のひとりであるおじいちゃんがもたらしたサプライズな話、それを描いた作品の感想は.......?!

おじいさんと草原の小学校 / The First Grader   ★★★☆☆   (2010年)

監督:ジャスティン・チャドウィック

出演:ナオミ・ハリス、オリヴァー・リトンド、トニー・キゴロギ

小学校教育が無料化されることになったケニアで、小さな子供たちと一緒に学校に通う84歳のおじいちゃんの実話を描いたドラマ?!

最初は学校側から何度も拒否されながらも、めげることなく何度も学校に行き、最後にはその熱意を認められ、入学を許可されたおじいちゃん、その情熱は素直にスゴイと思うんよ。

そんでもって、その背景にはイギリスから独立を勝ち取る過程での悲惨な出来事なんかがあって、このおじいちゃんが背負ってる過去の大きさが、胸にズシリとくるんよね。

学びたくても学べない人たちがいる、そのことの意味ってのは、当たり前のように教育がある中で育つと気づかないもんやけど、世の中をよりよくするためには、大切なことなんやと思う。

様々な困難に立ち向かいながらも、楽しそうに学ぶおじいちゃんの姿は、なんや微笑ましくて、そんでもってその瞳には、他の子供と変わらない純粋な知的好奇心が溢れてるってね!?

実話がベースになってるだけに、説得力があって、なかなか考えさせられるナイスな作品やった。

2012年7月17日 (火)

『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』

今日は邦画とひとつ、ご紹介♪

これ、NHKでやってるコント番組を映画化したものなんよね。番組に関しては、そのNHKらしからぬオフビートな作りが話題になってるってのは、なんとなく耳に入ってたんやけど、たまにチラッとチャンネルを合わせる程度で、じっくりとは見たことがないんよなぁ。

なかなか出演陣も渋めで豪華やし、とりあえず、鬱陶しい梅雨の季節を笑いで乗り越えるかってことで、レンタル屋で手にしてみたってわけ。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

サラリーマンNEO 劇場版(笑)   ★★★☆☆   (2011年)

監督:吉田照幸

出演:小池徹平、生瀬勝久、田口浩正、中越典子、入江雅人、堀内敬子、田中要次、沢村一樹、平泉 成、大杉 漣、篠田麻里子、原 史奈、深水元基、池田鉄洋、中村靖日、野間口 徹

業界5位のビール会社に勤めることになった新入社員の男は、阪神ファンの課長をはじめ、個性的な面々で溢れた先輩社員に戸惑う日々だったが、自分が考えた新商品の企画が採用され、プロジェクトのリーダーになるのだが......ってなコメディ(?)作品?!

サラリーマンの日常をデフォルメして、ドッカン、ドッカンと笑いで攻めて......ってことやったんやろうけど、期待しすぎたせいなのか、プロ野球の福本 豊の解説ネタを除いては、ほとんど笑えんかった(苦笑)

TVでのコントは、あまり見てないからなのか、シュールな笑いを狙いすぎてるからなのか、イマイチ盛り上がらんかったよなぁ。

劇場版にするあたって、“イケメンの爽やか” くんをキャスティングし、巷のAKB人気(?)にあやかろうってな魂胆は、ちょっとどうなんやろね。このタイトルや宣伝で見せてた弱気ぐあいをみても、NHKとして「これ、映画にしていいんでしょうか?」ってな控えめ感があるのかもしれんけど。

男目線でイケメンくんはどうでもエエわけで、そうなるとAKB......やなくて、個人的には中越くんの弾ける笑顔が眩しかったなぁ.......!(笑)

まぁ、それにしても、サラリーマンってのは、どうにも侘しい職業やよなぁ.......なんてことを感じてみたりして。笑うどころか、なんや気分が下がってもうた......?!(苦笑)

2012年7月16日 (月)

『崖っぷちの男』

月曜日はいつも劇場未公開の作品を取り上げてるんやけど、今日は祝日ということもあって、公開中の作品をひとつ、ご紹介♪

あんまり高い所は好きではないんやけど、予告を観てて、なんとなく恐いものみたさみたいなもので、この作品が気になってもうたんよなぁ。

主演のサム・ワーシントンは、オーストラリアの俳優さんなんやけど、『ターミネーター4』で主役のクリスチャン・ベイルを喰う活躍(?)で話題になり、さらにその直後に『アバター』で主演して将来を嘱望されてた役者さんやんね。その後の“タイタン”シリーズがもう一息な感じやっただけに、ここらで気合いを入れてってとこなんかな?!

共演のジェイミー・ベルは、『リトル・ダンサー』でバレエに挑戦する少年を演じて絶賛されたんやけど、子役で終わることなく、頑張ってる姿が見れて、ちょっと嬉しかったかな。

そんなこんなで、鬱陶しい梅雨を吹き飛ばす(?)作品の感想は.......?!

崖っぷちの男 / Man On A Ledge   ★★★☆☆   (2011年)

監督:アスガー・レス

出演:サム・ワーシントン、エリザベス・バンクス、ジェイミー・ベル、アンソニー・マッキー、エド・バーンズ、キーラ・セジウィック、エド・ハリス、タイタス・ウェリヴァー、ジェネシス・ロドリゲス

逃亡中の受刑者である元警官の男は、ニューヨークのマンハッタンにあるホテルの21階の客室の窓から出て、数十センチの壁の縁に立ち、街は大騒ぎに。男が指名した女刑事が交渉人として説得に当たるのだが......ってなサスペンス&アクション?!

高層ビルにしがみつく男とそれを見上げる群衆、無謀な行動をする男の真の狙いが明らかに.....ってことで、それなりにテンポよく進む話は、設定のおかげもあって、なかなかスリリングに楽しませてくれるんよね。

話のネタとしては、あらかた途中で読めてまうんやけど、それでもこの手のタイプの作品に欠かせない“勢い”ってのが、この作品にはあるから、最後まで飽きずに観れるんかもなぁ。

なかなか上手く作ってはいるんやけど、ただ、ちょっと“ヤリ過ぎ”感ってのがあって、オイオイってツッコミたくなるところが惜しかったかなぁ?!(苦笑)

あと、ヒロイン役のエリザベス・バンクスが微妙やった.....もう少し“華”のある女優さんをキャスティングできれば、より一層盛り上がったかもね、個人的にはやけど.....!?(笑)

2012年7月15日 (日)

『スープ~生まれ変わりの物語~』

今日は、劇場で公開中の作品の中から、邦画をひとつご紹介♪

この作品、貞子を演じて話題になった(?)橋本 愛を始めとして、10代の若手の女優の卵が何人か出演してるんよね。

ちょっと屈折した娘役を演じる刈谷くんは、中島哲也監督の『告白』に37人の生徒のひとりとして出てたらしいんやけど、なかなかの雰囲気で、ちょっと注目かな。

その他の出演者の過去作品をチェックしてたら、広瀬アリスって娘の出演リストに仮面ライダーものがあって、その役名が“電波人間タックル”ってあったのが妙に気になってもうて、ついついGoogleで画像検索してもうた(笑)

見たら“女版ライダーマン”みたいなコスプレで、その“突き抜けた感”のある姿に、びっくりしてもうた。まぁ、売れるまでは女優さんも、いろいろと苦労はあるわなぁ.......。

そんな余談は置いといて、作品の感想は.......?!

スープ~生まれ変わりの物語~   ★★★☆☆   (2012年)

監督:大塚祐吉

出演:生瀬勝久、小西真奈美、刈谷友衣子、野村周平、広瀬アリス、橋本 愛、大後寿々花、松方弘樹、古田新太、羽野晶紀、谷村美月、堀部圭亮、池田鉄洋、山口紗弥加、伊藤 歩、凜華せら、堀内敬子

離婚してから娘との関係がうまくいかないで悩む男は、仕事の方もサッパリで、落ち込むばかり。そんな時に、女性の上司と一緒に出張に行った先で、雷に打たれて目が覚めると、死後の世界にいて.....ってなコメディ調の変則家族ドラマ?!

娘のことが気がかりで、何とかもう一度、娘に会いたいという一心で“あの世”ライフを送る父親、父の死後、母親と暮らす娘の複雑な心境、離れ離れになった父と娘は、再び巡りあえるのか......ってな話を、キャラ立ちした小西くんや大後くん、それに松方おじさんや古田くんを始めとするベテランが盛り上げるってとこかな?!

“あの世”の話をうまく織り交ぜ、設定を活かしながら風変わりな話をオモシロく、かつシリアスにってところが、なかなかのアイデアやった。

芸達者なベテラン役者と、活きのいい若手を共存させて、父と娘の時空を超えた“想い”を描く話は、そこそこの笑いと感動があったしね?!

そんな若手の中では、ヒロインを演じてた刈谷くんあたりは、憂いのある表情が印象的で、ちょっと将来が楽しみかなぁって思ったんやけど、その役が成長して伊藤くんになるってあたりが、どうも作品として非常に残念やったかなぁ......?!(苦笑)

2012年7月14日 (土)

『ただ君だけ』

今日は、劇場で公開中の作品の中から、韓国映画をひとつ、ご紹介♪

この映画、実はチャップリンの作品をベースに作られてるらしい。ちょっと勉強不足で、どのあたりがどうってのは、よう分からんのやけどね。

この手の韓国の恋愛ドラマは、あまり劇場で高い金を払ってまで観ようとは思わないんやけど、主演のソ・ジソブが『映画は映画だ』以来、すっかり気になる役者になってて、それでついつい映画の日を利用して、¥1,000で試してみたってわけ。

そんなこんなで作品の感想は.......?!

ただ君だけ / Only You   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ソン・イルゴン

出演:ソ・ジソブ、ハン・ヒョジュ、カン・シニル、パク・チョルミン、チョ・ソンハ

過去を引きずって生きる孤独な元ボクサーと、事故で視力を失った女は、偶然に巡りあい、互いに惹かれあうのだが......ってな恋愛ドラマ?!

人付き合いが苦手で不器用な男と、ハンディがありながらも素直で明るい女、正反対のふたりの恋の行方は.....ってなことで、出だしから軽快なラブ・コメ調で始まり、そのままハッピー・エンドで行くのかと思いきや、韓流ドラマはそうはいかんわけで、いつものごとくオイオイってツッコミを入れたくなるような強引な展開が待ってたりしてね?!(笑)

この作品のウリは、何といっても主演のふたりなわけで、無口でぶっきらぼうな男を演じさせると抜群のジソブくんの存在と、かわいく可憐なヒョジョくんの愛らしさは、なかなかやったかな。

ただ、逆にいうと、このふたりがキャスティングされてなかったら、話自体はどこにでもあるような内容で、どうってことないと思うんやけどね?!(苦笑)

作品全体としては、しっかりと起承転結で組み立てられてて、悪くはないんやけど、感動的かっていうと、そこまでのめり込むようなものではなかったかなぁ......?!

2012年7月13日 (金)

『月光ノ仮面』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

監督 板尾創路には、前作の『板尾創路の脱獄王』で少々懲りたんやけど、それでもちょっと気になる部分もあったりして、とりあえずレンタルで鑑賞してみたってわけ。

しかし、吉本も積極的に芸人の知名度を“悪用”して映画作りに勤しんでるみたいやけど、しょせんは副業の一環でしかなく、ロクでもない作品しかないように思えてしょうがないんやけど、どうなんやろね?!(苦笑)

というわけで、今回も豪華な役者に身内芸人をふんだんに(?)起用した“板尾作品”の感想は.......?!

月光ノ仮面   ★★☆☆☆   (2011年)

監督:板尾創路

出演:板尾創路、浅野忠信、石原さとみ、前田 吟、六角精児、國村 隼、木村祐一、平田 満、根岸季衣、宮迫博之、矢部太郎、柄本 祐、津田寛治、ドクター・中松

戦死したと思われていた人気落語家が復員したものの、本人は記憶を失っているらしく、師匠も許嫁も戸惑いながら男を迎え入れるのだが......ってなドラマ?!

いやぁ~、なんなんやろねぇ、これ?!(苦笑)

前作に引き続いて、主演を兼ねる監督さんは、特にセリフらしいセリフはしゃべらず、ひたすら演技に徹する(?)というか、趣味に走る.....というか.......。もともと芸人なわけやから、ドラマは本職の役者に任せてってのは一理あるんかもしれんけど、それやったら自分で出演する意味って、あまりないんと違うんかな??

それなりに雰囲気のある作り方はしてるものの、随所に意味不明な演出があったり、そもそも話にムリがあったりで、かなりシラケてもうた。

まぁ、芸人出の監督として先輩の“世界の(?)北野”を意識するのは分からんでもないんやけど、インパクト勝負でこられてもねぇ......(苦笑)

吉本製作の、お抱え芸人による自己満足の映画、どうなんやろねぇ......趣味の延長にしては、高価な遊びやねぇ?!

2012年7月12日 (木)

『人生、ここにあり!』

今日はイタリア映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、本国では、新人監督としてイタリアのアカデミー賞を受賞したり、主要部門にノミネートされたりで、かなり話題になったものらしいんよね。

テーマとしては、結構シリアスな要素を含んでるんやけど、そこは陽気なイタリア人が作るだけあって、あくまでもコメディなんやって。

というわけで、そんな作品の感想は......?!

人生、ここにあり! / Si Puo Fare   ★★★★   (2008年)

監督:ジュリオ・マンフレドニア

出演:クラウディオ・ビシオ、アニタ・カプリオーリ、ジュゼッペ・バッティストン、ジョルジュ・コランジェリ、アンドレア・ボスカ、ジョヴァンニ・カルカーニョ、ミケーレ・デ・ヴィルジーリョ

労働組合でつま弾きにされ、異動になった男が向かった先は、元精神病患者たちで作る組合だったってな、70年代後半のイタリアで実際にあった話をベースにしたコメディ調のドラマ?!

法律によって精神病院が廃止され、切手貼り等の簡単な補助仕事を請け負って生活してた元患者たち。そんな暮らしを変えようと、ひとりの男が立ち上がるってな話は、なかなか胸にグッとくる内容やった。

主人公と組合員である患者たちの奮闘は、微笑ましくもあり、それでいて時に切なくもあり、それでも最後は温もりと勇気をくれるんよなぁ!?

何事も諦めるのは簡単なんやけど、でも、その前に一歩踏み出して挑戦してみる、“やればできる”っていうメッセージは、きっと健康か病気かなんてことには関係なく、誰の胸にも訴えかけるものがあるんやろうと思う。

そんでもって、そういう気持ちが人生を前向きに生きるための大切な秘訣なのかもなぁ.....なんて思ってもうたよ!?

なんかとっても素敵なドラマやったね!ブラーボ♪(拍手)

2012年7月11日 (水)

『ミラル』

今日は、女性が主人公の作品をひとつ、ご紹介♪

この話、実話をベースにしてるらしく、主人公ミラルのモデルになった原作者の人は、パレスチナ人でイタリアに留学し、現在はジャーナリストとして自らの番組を持ってたりして、イタリアで認められ、頑張ってるんやって。

監督のジュリアン・シュナーベルは、もともと画家として名前が知られてたんやけど、友人のバスキアの伝記映画を作ったのをきっかけに、本格的に映画監督をやってるって人なんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

ミラル / Miral   ★★★★   (2010年)

監督:ジュリアン・シュナーベル

出演:ヒアム・アッバス、フリーダ・ピント、アレクサンダー・シディグ、オマー・メトワリー、ヤスミン・アル・マスリー、ルバ・ブラル、ウィレム・デフォー、ヴァネッサ・レッドグレーヴ

イスラエルに占領されたパレスチナ、困難な状況の中で生きる女性たちの数奇な運命を描いた、実話を基にしたドラマ?!

孤児になった子供たちのために学校を作る女性、そんな学校に預けられたひとりの女の子の成長を追いながら、悲劇を繰り返してきたイスラエルとパレスチナの歴史に飲み込まれ、必死に生きてる女性たちを描いた物語なんよなぁ。

憎しみや悲しみに満ちた日々の中で、もがきながらも希望をもって生きようとする女性たち、それでも厳しい現実を考えると、なんや胸が締め付けられてまうって。

イスラエルの名女優ヒアム・アッバスの存在感のある演技と、若いフリーダ・ピントの初々しさは、どちらも味わいがあって良かったね。

これが実話やってところに話の説得力があって、また実際に現在も紛争の最中で生きてるひとたちがいるっていうのが脳裏に重なって、ストレートに訴えかけてくるものがあるんかもね。

なんや、いろいろと考えさせられてもうたよ......?!

2012年7月10日 (火)

『どんてん生活』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品は大阪芸大の卒業制作らしく、監督してるのが『マイ・バック・ページ』『天然コケッコー』、『リンダ リンダ リンダ』の山下敦弘なんよね。この作品が批評家の目にとまって、海外に紹介され、注目されるようになったらしい。

経歴を調べたら、あの熊切和嘉監督の後輩らしく、『鬼畜大宴会』で助監督やったんやって。また、この作品の主演の山本浩司も大学の先輩らしく、彼のプロの役者としてのキャリアもここから始まったみたいやね。山本くんは『童貞放浪記』で初めてその存在を知ったんやけど、最近は結構メジャーな作品にも出てて、脇役としての存在感が増してるよなぁ。

というわけで、一部でカルト的な人気があるらしい作品の感想は......?!

どんてん生活 / Hazy Life  ★★☆☆☆   (1999年)

監督:山下敦弘

出演:山本浩司、宇田鉄平、康季丹、前田博通、今枝真紀、柴田 剛、神田 新、加茂浩志、鳴海なお

冬の早朝、開店前のパチンコ屋の前で出会ったふたりの男。破れたジーパンを履くフリーターと、リーゼントに女物のサンダルを引っかける男、ぎこちない会話から意気投合したふたりは、リーゼント男の部屋に行くのだが.......ってな、なんてことのないお話?!

どんよりとした空のように、まったく冴えない人生を送る人たちの日常を描くってなことで、シュールな線を狙った作品なんやろなぁ。見るからにインディーズな.....というか、モロに芸大の卒業制作って感じがアリアリで、作品として評価するなら、ちょっとどうかなぁって思うんよ。

まったりとした流れのなかで、突然、先輩の熊切くんをモロに意識したような流れも、所詮はオリジナルを超えることはなく、唐突感だけが残ってもうてるしね(苦笑)

主役を務める山本くんも、この当時まだ学生で、これが映画デビュー作ということを考えると、“あの人たちの原点は.....?”ってな見方をすれば、それなりに意義はあるんかもしれんけど、それ以上のものは感じられんかったかなぁ。

まぁ、個性があるかって聞かれれば、その通りなんやろうし、初期の作品って思えば、及第点なのかもしれんけどねぇ..........でも、やっぱり.....?!(苦笑)

2012年7月 9日 (月)

『ソフィー・マルソーの 過去から来た女』

今日は劇場未公開の作品の中から、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、監督と主演をフランスを代表する女優のソフィー・マルソーが務めてるんよね。ソフィーといえば、13歳のときに主演したデビュー作の『ラ・ブーム』で人気となり、今や本国フランスだけやなくて、ハリウッドでも活躍する女優さんやんね。

個人的には、メル・ギブソンが監督・主演した『ブレイブハート』でのヒロイン役で存在を知って、それ以来、毎回その美しさに魅了されてるんよなぁ!(笑)

監督としては、これが長編2作目になるらしいんやけど、モントリオールで監督賞を獲ったらしい1作目は、DVDすら出てないらしく、その手腕はまだまだ未知数ってとこなんやろね。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

ソフィー・マルソーの 過去から来た女 / La Disparue De Deauville    ★★★☆☆   (2007年)

監督:ソフィー・マルソー

出演:ソフィー・マルソー、クリストフ・ランベール、ニコラ・ブリアンソン、マリー・クリスティーヌ・バロー

心を病んだ刑事は、ある日、謎めいた女に導かれ、あるホテル王の失踪事件にかかわることに。数十年前に事故死した女優にそっくりな女を追いかけ、次第に事件の真相に近づくのだが......ってな、フレンチなサスペンス・ドラマ?!

大女優のソフィーが、監督としても大奮闘.......と言いたいとこやったんやけど、残念ながら結果は“もう一息”なできやったみたいやね(苦笑)

どうにも話の展開にリズムがなくて、流れに必然性がないために、その結果として単に都合のいい話に思えてもうて、ドラマに説得力がないんよなぁ。

事件の真相ってのも、行き着く先がちょっと安っぽかったりで、観終わって少しクビを傾げてもうたかな。

まぁ、ソフィー自体は相変わらずの美人っぷりで、その点だけはハズすことはないんやけどね!?(笑)

2012年7月 8日 (日)

『スノーホワイト』

今日は、劇場で公開中の作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、やたらと興行成績がエエみたいなんよね。正直いって、今さら“白雪姫”を映画化って言われても、大して興味もないし、ましてや主演が“白塗り吸血鬼”に公私とも夢中の女優ではなぁ.....って思ってたんやけど、あまりにも評判がエエんで、とりあえず映画の日の¥1,000料金で試してみたってわけ。

監督さんは、どうやらCM業界で話題のひとらしく、これが長編1作目やったんやけど、この作品の成功によって、続編の製作が発表されたらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

スノーホワイト / Snow White And The Huntsman   ★★★☆☆   (2012年)

監督:ルパート・サンダース

出演:クリステン・スチュワート、シャーリーズ・セロン、クリス・ヘムズワース、サム・クラフリン、イアン・マクシェーン、ボブ・ホスキンス、レイ・ウィンストン、ニック・フロスト、トビー・ジョーンズ

女王が死に、後妻となった魔女により乗っ取られた王国。城に幽閉されていた王の娘は、城から脱出し、永遠の美を手にするために自分の命を狙う魔女から逃げるのだが......ってな、白雪姫の話を大胆にアレンジした作品?!

いまさらファンタジーかよって思ったんやけど、なるほど、結構、楽しめる内容になってた。基本的にはアクション・アドベンチャーで、それにファンタジー要素を足して作ってるんよね。そこに、存在感がハンパやない悪役がいることで、断然、話が盛り上がるってかな!?

とにかくシャーリーズ・セロンの演技が迫力ありすぎで、チープになりかねない話に見事なまでに重厚感を持たせてるんよなぁ。あと、『マイティ・ソー』を彷彿させるヘムズワースくんの“コスプレ”も、よう似合ってたしね(笑)

主役のクリステン嬢は、頑張ってはいるんやけど、どうも細かい動きがぎこちなくてなぁ....。それに“世界一の美”というには、ちょっとアゴのしゃくれ具合が......(笑)

それでも、作品全体としてはよくデキてるし、誰もが知ってる話をうまくアレンジしながら、極上のエンターテイメント作品に仕上げてたんと違うかな!?

2012年7月 7日 (土)

『ダーク・シャドウ』

今日は、ティム・バートン×ジョニー・デップの仲良しコンビの作品を、ご紹介♪

もう公開されてかなり経つんやけど、6月は仕事が忙しくて、なかなか映画館に行けなかったんで、先週末の映画の日に、見逃してた作品を駆け込みで鑑賞ってね!?

なぜかコンビを組むと“白塗りメイク”になる可能性が高いジョニーくんなわけやけど、今回も予告編を観たときから、個性が出まくりな感じで、ちょっと期待してたんよなぁ。

加えて、『キック・アス』以来の注目女優クロエくんも出演となれば、やっぱり映画館のデカいスクリーンで是非、って思うやんか(笑)

というわけで、そんな作品の感想は........?!

ダーク・シャドウ / Dark Shadows   ★★★☆☆   (2012年)

監督:ティム・バートン

出演:ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、エヴァ・グリーン、ジャッキー・アール・ヘイリー、クロエ・グレース・モレッツ、ベラ・ヒースコート、クリストファー・リー、ウィリアム・ホープ

魔女により吸血鬼にされ、土中に閉じ込められていた男が、200年後に解放され、かつての屋敷に戻ってみると、一族は落ちぶれていた.....ってなコメディ調のドラマ??

“一族”のために奔走する吸血鬼、魔女と対決しながらあれやこれやと.....ってことなんやろうけど、どうにも締まりのない話やったね(苦笑)

白塗りで吸血鬼を演じるジョニーくんは、確かに十分すぎるくらい“キャラ立ち”はしてるんやけど、作品全体としてコメディというわりには大して笑えない上に、話にメリハリがなくダラダラと展開するという感じで、かなり退屈してもうた。

若手からベテランまで、それなりに脇も個性的な面々を揃えてるだけに、このデキはちょっともったいなかったよなぁ......。本人役で出てきて熱唱するアリス・クーパーってのは意外性はあったんやけど、ちょっと出番が長すぎた感じもするしね?!

予告編で期待させられたワクワクするものが、実際にはサッパリやったことで、観た後のガッカリ感は相当なものやったよ。残念.......?!(苦笑)

2012年7月 6日 (金)

『臨場 劇場版』

今日は、劇場で公開中の邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、テレビ朝日で2シーズンほどやってたドラマの劇場版なんよね。原作が『半落ち』や『クライマーズ・ハイ』の横山秀夫ってこともあってか、その骨太なドラマとキャラ立ちした登場人物で人気なんかな。

個人的には、同じテレビ朝日の『エースをねらえ!』ってドラマでのコーチ役以来、内野聖陽って役者が気になって、このドラマもちょくちょく見てたんよね。

ちなみに、テレビ朝日×内野聖陽というと『ゴンゾウ 伝説の刑事』ってのもあって、共演の本仮屋ユイカくんも含めて、テレ朝さん、是非ヨロシクってことで.......!(笑)

そんなわけで、かなり期待して観た作品の感想は........?!

臨場 劇場版   ★★★☆☆   (2012年)

監督:橋本 一

出演:内野聖陽、松下由樹、渡辺 大、平山浩行、益岡 徹、高嶋政伸、段田安則、若村麻由美、柄本 祐、平田 満、長塚京三、伊藤裕子

死者4人を出した通り魔事件、しかし犯人は心神喪失と判断され、罪に問われなかった。その2年後、裁判で被告を弁護した弁護士と、精神鑑定をした医者が、何者かに殺されるという事件が発生し、遺体を検視するのだが......ってな、テレビドラマの映画化作品?!

ちょっとアウトローな感じの検視官が、事件の真相に迫っていくってな話は、ドラマ版の雰囲気そのままに、主役の内野くんの“熱すぎる”演技でグイグイと引っ張っていくんよなぁ。

お馴染みの面々も出てきて、特にプライベートで散々な目にあってるらしい高嶋家の弟くんが出てくると、なんや同情というか、思わず“頑張れ”って言いたくなるやんね(笑)

そんな本編と関係のないところは置いといて、肝心の内容の方はというと、例によって一筋縄ではいかない事件の裏側を、“根こそぎ拾い”ながら解明していくあたり、いろいろとヒネリが効いてて楽しめたかな。

まぁ、ただちょっと消化不良な感もなきにしもあらずで、物足りなさはあるんやけど、それでも内野くんのキャラを堪能するのがこの作品のポイントなわけで、「俺のとは違うなぁ~」って言われたら、それである程度は満足してまうんよね?!(笑)

というわけで、TV版にハマった人なら十分楽しめるんと違うかな。TVか映画かは分からんけど、“その後”がありそうな含みのある終わり方が気になってもうて、ちょっと落ち着かんのやけど........?!

2012年7月 5日 (木)

『幸せパズル』

今日は、南米のアルゼンチン映画をひとつ、ご紹介♪

『瞳の奥の秘密』のような素晴らしい作品もあったりして、最近はアルゼンチン映画を目にする機会が増えてるような気がするんよね。

かつては南米の映画といえばブラジルやったんやけど、隣国でありながら、違った雰囲気の作品が多いように思うんよなぁ。ラテンを前面に出すブラジルに対して、意外と素朴であったり、地味な作品が多いような気がするんやけどね。

この作品は、本国アルゼンチンでは批評家協会賞を受賞したり、またベルリン映画祭では金熊賞にノミネートされたりで、国際的にも注目されてたらしい。

というわけで、そんな作品の感想は......?!

幸せパズル / Rompecabezas   ★★★☆☆   (2010年)

監督:ナタリア・スミルノフ

出演:マリア・オネット、ガブリエル・ゴイティ、アルトゥート・ゴッツ、エニー・トライレス、フェリペ・ビリャヌエバ、フリアン・ドレヘル、ノラ・ジンスキー、メルセデス・フライレ

誕生日のプレゼントにもらったジグソーパズルに夢中になり、パズルの専門店で見つけた大会への出場パートナーを求める広告に、夫や息子たちに内緒で申し込む主婦だったのだが......ってなドラマ?!

愛する夫とふたりの子供に恵まれ、それなりに幸せな日々を送っているが、家事に追われ、何か足りないと感じていた時に出会ったパズルの楽しみ、自分でも気づかなかった意外な才能を見つけて、それまでと違う時間を過ごすってなことで、ちょっとしたキッカケで人生を見つめ直す、そんな話なんかな?!

家族のために頑張る奥さんが、自分の楽しみを見つけ、少し背伸びする、そんな様子が淡々とした流れのなかに描かれてるんよなぁ。

特に派手な展開があるわけやないんやけど、新しい出会いや新しい刺激に、徐々に表情が変わっていくあたりの繊細な描写で、さりげなく主人公の心情ってのが伝わってくるんよね。

まぁ、とっても地味な作品ではあるんやけど、きっと家庭の中で頑張ってる主婦の立場で観ると、結構、共感するんやろなぁ.....!?(笑)

2012年7月 4日 (水)

『ラブ&ドラッグ』

今日は、恋愛ドラマをひとつ、ご紹介♪

エドワード・ズウィック監督といえば、渡辺 謙が世界的にブレイクした『ラスト・サムライ』を作った人で、最近やとダニエル・クレイグ主演の『ディファイアンス』なんて作品もあって、作風としては、重厚なドラマを作り上げるのを得意としてるっていうイメージなんやけどね。

そんな監督さんがラブ・コメ(?)を作ったってのが意外やったのと、すっかり“プリンセス”から女優に脱皮したアン・ハサウェイが主演ってことで、ちょっと興味が湧いたんよ。

というわけで、そんな作品の感想は........?!

ラブ&ドラッグ / Love And Other Drugs   ★★★☆☆   (2010年)

監督:エドワード・ズウィック

出演:ジェイク・ギレンホール、アン・ハサウェイ、オリヴァー・プラット、ハンク・アザリア、ジョシュ・ギャッド、ガブリエル・マクト、ジュディ・グリア、ジョージ・シーガル

製薬会社に入社し、医薬品の営業になった女好きのイケメン男は、営業先の病院に患者として来ていた女性に惹かれ、恋に落ちるのだが.....ってな、ラブ・ストーリー?!

軽い恋愛を繰り返していたモテ男と、若年性のパーキンソン病のため異性との深い関係を求めない女、最初はお互いに体だけの関係だったのが、次第に気持ちが変化して.....ってことで、軽そうなラブコメを想像するタイトルなんやけど、実はこれ、結構ヘビーな恋愛ドラマなんよね!?

ストレートに“エロ路線”を爆走する前半と、彼女の病気と向き合いながら、ふたりの“愛情”を問うシリアスな後半でリズムが変わってるあたりが、全体としてメリハリがあってエエんかもね。

まぁ、何といっても、大胆に迫ってくるアン嬢の演技に、ちょっと男心は惑わされるってのはあるんやけど.....?!(笑)

主演ふたりの安定した演技も良かったんやけど、やっぱり、“軽さ”と“重さ”を上手くバランスを取りながら、人を好きになる、愛するってことを考えさせる監督さんの話をもっていくセンスってのは、なかなかやったかなぁ?!

2012年7月 3日 (火)

『SOUL TRAIN ソウルトレイン』

今日は、邦画のコメディをひとつ、ご紹介♪

邦画っていっても、これ、映画やなくてオリジナルビデオなんやって。原作は人気の漫画家が書いた小説らしいんやけど、残念ながらよう知らんのよね。

知名度からいくと、人気の若手俳優の“勝地 涼 主演の~”ってことなんやろうけど、それ以上に気になったのが芸名も含めて“掟ポルシェ”なるひとなんよ。過去の出演作のリストを見ると、他でも目にしたことはあるはずなんやけど、主人公と絡むこの作品で、じっくりと演技を見てみると、いろいろ興味深かった。

Perfumeと交流があるらしく、自身の結婚式で彼女たちが歌ったとか、そんなエピソードがあるらしい。あの田代まさしともユニットを組んでたって聞くと、ますますどんな人物か気になるやんね?!(笑)

というわけで、そんな掟くんが出てる作品の感想は.........?!

SOUL TRAIN ソウルトレイン   ★★★☆☆   (2006年)

監督:三浦大輔

出演:勝地 涼、掟ポルシェ、黄川田将也、高橋真唯、田中要次、蛭子能収、田口トモロヲ

小さなレンタルビデオ店で深夜バイトをしている青年は、いつも同じシフトのバイトの先輩と店のバックヤードで暇つぶしをしている日々。そんなある日、同じバイト仲間の彼女が店にやってきて、あまりの美しさにひと目惚れするのだが......ってな、ユルすぎな恋愛妄想ドラマ?!

彼女いない歴25年の冴えない若者が、恋に目覚めて頭の中で妄想が暴走する.....う~ん、なんて親近感のわくストーリーなんやろなぁ!?(笑)

この作品、基本的にグタグタの展開なわけやけど、その中でちょっと爽やか系の好青年(?)の勝地くんと、油ギトギトで濃すぎる掟くんの図ってのが、インパクトあり過ぎやった。

まぁ、もとからビデオ用に作られた低予算もので、どうでもエエような内容なんやけど、暇つぶし程度にはなるんかなぁ.........?!(苦笑)

2012年7月 2日 (月)

『グレート・ディベーター 栄光の教室』

今日は、劇場未公開の作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、監督をあのデンゼル・ワシントンが務めてるんよね。過去には『きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー』って作品を撮ってるから、これが監督第2作目ってことらしい。名俳優が名監督になるってのは、イーストウッドやレッドフォードのような例はあるものの、必ずしもそうとは言えないだけに、まぁ、頑張って欲しいもんやね。

この作品もアメリカでの評価は高かったらしく、ゴールデングローブ賞でノミネートされたり、細かいところでいくつかの賞を獲得したんやって。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

グレート・ディベーター 栄光の教室 / The Great Debaters   ★★★☆☆   (2007年)

監督:デンゼル・ワシントン

出演:デンゼル・ワシントン、フォレスト・ウィッテカー、デンゼル・ウィッテカー、ネイト・パーカー、ジャーニー・スモレット、ジャーメイン・ウィリアムズ、ジーナ・ラヴェラ、キンバリー・エリス

30年代のアメリカ南部テキサス州にある黒人のための大学でディベートチームのコーチをする教師と生徒の挑戦を描いたドラマ?!

黒人であるというだけで理由なく迫害される南部の厳しい現実、そんな中、ディベート大会で勝つことで言葉を武器に戦う若者たちの姿を描く感動の物語ってとこなんかな。

実在の人物をモチーフにしてるらしく、当時の黒人の置かれた状況を考えると、なるほど訴えかけるものがあるよね。どうやら実際の話をベースにしつつも、いろいろと手を加えて映画用に話を作ってるみたいなんやけど。

主役も務めるデンゼルくんと、クセモノ俳優のフォレストくんの演技派ふたりが競演ってところは、なかなか見応えがあったし、贅沢やったね。ただ、そのふたりを足した名前のデンゼル・ウィッテカーくん(デンゼルにちなんで名づけられ、フォレストくんとの血縁関係はないらしい...)の演技力がイマイチで、そこが話を盛り上げる重要な役どころだけに、感動しきれんかったんよなぁ(苦笑)

全体的にも無難にまとまってはいるんやけど、ちょっと意味不明な演出なんかもあったりで、少しもったいないデキやったね!?

2012年7月 1日 (日)

『アメイジング・スパイダーマン』

今日は、劇場で公開が始まったばかりの作品をひとつ、ご紹介♪

スパイダーマンと言われると、トビー・マグワイアとキルステン・ダンストの主演で監督がサム・ライミってのがすっかりイメージにあって、本来は、この新作はその続編で企画されてたらしいんやけど、途中でライミ監督と製作サイドが揉めたか何かで監督の降板が決定し、その後、キャストも一新するってことでリスタートしたって話やったらしいんよね。

監督の交代ってのは、やっぱり気になるところやし、それに加えてまた最初から話が始まるんやって思うと、正直、どうなんやろうって思ったんやけど、前評判が良かったのと、代役の監督に収まったのが『(500日)のサマー』のマーク・ウェブやったってことで、とりあえず試してみたってわけ。

奮発して隣駅の109シネマでIMAX仕様で試した作品の感想は.......?!

アメイジング・スパイダーマン / The Amazing Spider-Man   ★★★☆☆   (2012年)

監督:マーク・ウェブ

出演:アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、リス・エヴァンス、デニス・リアリー、キャンベル・スコット、イルファン・カーン、マーティン・シーン、サリー・フィールド

幼い頃に両親を亡くし、それ以来、叔父と叔母に育てられた青年は、かつて父親が勤めていた会社を訪ね、そこで蜘蛛に噛まれたことで、特殊な能力を身につけることに......ってな、スパイダーマン誕生を描いた新たなシリーズ(?)作品?!

複雑な生い立ちにより、どこか屈折した感情を抱いて成長した若者が、スーパーヒーローになるまでの葛藤を描くってところなんかな。

それなりに人気のあった(?)前の3部作とは、監督もキャストも一新されたってことで、ちょっと不安があったんやけど、なかなか上手く盛り上げてたかな。

これまでのトビー・マグワイアに比べると、主人公にちょっとお調子者すぎる“軽さ”が目立つあたりに違和感があるんやけど、前のシリーズ同様に、なぜか微妙なヒロインがいたりして、全体としては悪いデキではなかったんと違うかな。

まぁ、3Dで鑑賞したんやけど、3Dならではの効果的なシーンはそれほど多くなくて、その点は物足りなさがあったんやけどね。

それにしても、字幕版で最初から最後まで観て、エンドロールでいきなり訳のわからん“日本版テーマソング”なるものを日本語でガンガン流すってのは、どういう神経なんやろね!?クレジットを見る限りでは、Coldplayの曲がかかるはずやったのを、あえて変える理由ってのを聞かせて欲しいもんやよなぁ。

最後の最後に思いっきり興ざめしてもうた?!(苦笑)

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