『ランデヴー』
今日は、ちょっと古めのフランス映画をひとつ、ご紹介♪
この作品の見どころと言えば、今ではフランス出身の女優としては大御所となりつつあるジュリエット・ビノシュが、まだデビュー間もない頃の作品で、大胆に肌を露出して熱演してるってことなんやろね。
確かに、作品自体も評価されてて、監督のアンドレ・テシネは、この作品でカンヌ映画祭の監督賞を受賞してるし、セザール賞では出演してる若手の俳優が有望若手男優賞を受賞してたりするんよね。
というわけで、中途半端な日本の女優の露出した演技とは比較にならない(?)、そんなちょっとセンセーショナルな作品の感想は.......?!
ランデヴー / Rendez-Vous ★★★☆☆ (1985年)
監督:アンドレ・テシネ
出演:ジュリエット・ビノシュ、ランベール・ウィルソン、ジャン=ルイ・トランティニャン、オリンピア・カルリシ、ミシェール・モレッティ
女優になるためにパリにやって来た女と、そんな彼女に惚れる男たちの関係を描いた、フレンチな青春と恋愛のお話?!
寂しがり屋で手当たり次第、出合った男に体を許す女と、そんな彼女にひと目惚れして一途に思いを募らせる青年と強引に彼女を求める男、若い男女の脆くも儚い関係を描写しながら、青春のホロ苦さを描いてるんかな。
これ、何といっても若き日のジュリエット嬢の大胆な演技が見ものやよなぁ。惜しげもなく晒される肉体に、ちょっとドキドキさせられてもうたよ(笑)
作品の評価としては、少し人によって分かれるところがあるんやと思うんやけど、一見するとありがちな恋の話ではありながら、その中でそれぞれの登場人物の心の内側をさりげなく描きつつ、クライマックスに進むってな感じで、いかにもフランス映画らしい展開は、個人的にはなかなか悪くなかったかなぁってね。
まぁ、誰もが絶賛する、とまではいかない感じやけど、それでも甘酸っぱいラブストーリーとしては、こんなのもアリかもなぁって思うんやけど?!
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