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2012年7月27日 (金)

『苦役列車』

今日は、劇場で公開中の邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作は芥川賞を受賞した西村賢太って作家さんの私小説なんやってね。後になってネットで検索したら、この西村さんって人は、なかなか個性的なひとらしく、この映画についても“おもしろくない”とか、小説にはなかったオリジナルキャラのヒロインについて“不要”だとか“別の人にして欲しかったけど、受け入れられなかった”とか、ボロクソに言ってるらしい(笑)

“金なし、夢なし、女なし”っていう『モテキ』と同じキャッチコピーで、今回はとことんダークな役柄を演じる森山くんが注目な作品なんやけど、それ以外で、劇中歌「俺は悪くない」を歌ってるマキタスポーツって名前の人が気になって、調べてみたら、この人、オフィス北野に所属する芸人さんなんやってね。ちなみに、芸名の由来は実家のスポーツ用品店の名前らしい......(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は......?!

苦役列車   ★★★☆☆   (2012年)

監督:山下敦弘

出演:森山未來、高良健吾、前田敦子、田口トモロヲ、マキタスポーツ

父親が性犯罪者となり、一家離散となったために、中学を卒業するとそのまま社会に出て、日雇いで日銭を稼いで生活をしている青年は、職場で出会った同学年の専門学校生と意気投合し、友だちになるのだが......ってな、かなり異色な青春ドラマ??

この作品、なにがスゴイって、主役の森山くんの“やさぐれ具合”がハンパないんよ。社会の底辺で、世の中、斜めから見てますってな感じの雰囲気が、視線や行動、そして言動からヒシヒシと伝わってくるんよなぁ。

同じ日雇い仲間の高良くんが、似たような境遇になりながらも、どこか育ちの良さを出してるところで、その対比がスゴイんよね。

というわけで、森山くんの演技に終始煽られまくりな作品なわけやけど、肝心の内容はっていうと、かなりドン引きな感じの、気が滅入る内容で、あまり希望がない話だけに、話自体はどない評価したものか、正直、困ってまう感じやった。

要するに、これは森山くんの役者根性を楽しむ作品なわけで、内容に過度な期待をしたらアカンってことなんと違うかなぁ?!

それにしても、同じコメントの繰り返しになるんやけど、森山くん、スゴイわ。これ、もし同じ役を柄本家の兄弟のどちらかがやってたら、悲惨な結果になったやろうね(苦笑)

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